国際

米国債の利払い 3

とうとうトランプ大統領の頭がおかしくなってしまったようです。

「winning(勝利)」、「winning(勝利)」、「winning(勝利)」と、1時間以上も、ひたすら繰り返す、奇妙で不気味な動画をホワイト・ハウスから投稿しています。

「止められない、止まらない」というキャプションまでついています。

この動画は多くの嘲笑と非難を浴びているようであり、高騰しているガソリン価格を見ますと、とても「勝利」しているとは言えないと批判されています。

「これが本当にホワイトハウスの投稿だなんて信じがたい」

「見ててイタすぎ」

「嘘を繰り返しても真実にはならない」

「必死すぎる」

と言った「コメント」が並んでいます。

今月に入って再び「エプスタイン文書」が注目されてきており、トランプ大統領が「13才の女性」を暴行し、レイプしていたという動画が拡散しており、ユーチューブに溢れかえっているのです。

アメリカ国民の間に広く周知されてきています。

性的被害を受けた女性は「サバイバー」と呼ばれており、その言動も注目されています。

トランプ大統領の頭が、こうして「おかしくなる」のも無理はありません。

「プロジェクト・フリーダム」も、わずか「2日」で中止に追い込まれてしまったわけですから、こう言いたい気持ちも分かります。

今年11月3日の中間選挙も上院は、かろうじて共和党が優勢ですが、下院は明らかに民主党が優勢な状況です。

上院は100議席中「35議席」が改選され、下院は「435議席」が改選されます。

上院で、共和党が過半数を取る確率は「51%」になっています。

下院で民主党が過半数(218議席)を取る確率は、今のところ「85%」で圧倒的です。

ソース

共和党は「201議席」であり、民主党は「234議席」をとると予測されています。

下院を民主党に取られますと、トランプ大統領が要求している「1.5兆ドル」の国防費が通ることはないでしょう。

今年の末からトランプ政権は「レームダック政権」になるはずです。

恐らく「エプスタイン文書」の影響でしょうが、共和党は未だかつてない支持基盤の深刻な「離反と崩壊」に見舞われています。

米白人支持層、民主党へ傾く 中間選挙に向け共和党に打撃 SmartNews

11月の中間選挙を前に、これまで数十年にわたり共和党の強固な支持基盤であった白人有権者の間で同党からの離反が深刻化していることが、新たな世論調査で明らかになった。

一般的な支持政党調査で、民主党が共和党を過去最大の差でリードしており、共和党が厳しい選挙戦を強いられている実態が浮き彫りとなった。

世論調査では、一般的な支持政党調査で民主党が共和党を13ポイントという、かつてない大差でリードした。

この変化は、共和党の白人有権者からの支持が崩壊していることに一部起因している。

今回の調査結果は、共和党がすでに上下両院で民主党に過半数を奪われかねない中間選挙での大敗が予測される中で明らかになった。

共和党は、支持基盤が崩壊してしまっているようであり、下手をすれば、上下両院で過半数を奪われかねない事態に直面しています。

相当の地盤沈下です。

こうなるのも無理はありません。

ただ「イラン戦争」でも「中間選挙」でも「負けている」のに「勝っている」と叫んでおりますので、単なる「嘘つき」です。

イラン側からも「ピノキオ」と揶揄されています。

嘘をつくたびに「鼻」が伸びる「ピノキオ」です。

ソース

一期目もそうでしたが、この大統領は嘘ばかりついているからです。

あのニューヨーク・タイムズにまで「アメリカは正式に衰退帝国になった」と報じられています。

トランプ2.0では、「今後、アメリカは『ゴールデン・エイジ(黄金期)』を迎える」と言っていたわけですが、日本と同様、衰退していくようです。

日本も「2020年」からの「ゴールデン・エイジ」が予言されていたのです。

こう言いたい気持ちも分かります。

何と言ってもアメリカ国債の「利払い」は、こう推移していくわけですからね。

これはどうにもなりません。

2026年 : 1兆0390億ドル

2027年 : 1兆1080億ドル

2028年 : 1兆2100億ドル

2029年 : 1兆3250億ドル

2030年 : 1兆4320億ドル
 
2031年 : 1兆5480億ドル

2032年 : 1兆6700億ドル

2033年 : 1兆7840億ドル

2034年 : 1兆9040億ドル

2035年 : 2兆0190億ドル

2036年 : 2兆1440億ドル

ソース

多くの著名投資家も、この「2030年(1兆4320億ドルの利払い)前後」を、アメリカ経済の「限界」と見ているようです。

もし著名投資家の予測通りになりますと、「2030年以降の世界」は「大変な時代を迎える」ことになります。

世界経済大国「第1位」のアメリカ経済が破綻していくわけですから、世界もただでは済みません。

それを知ってか、知らずか、ゴールドの調整もそろそろ終わりそうです。

ゴールドは今年に入って調整が来ておりましたが、ゴールドの今までの「下落」は、あくまで上げ相場の中での「調整」です。

ゴールドは「2000ドル」から「5500ドル」まで一直線に上昇してきておりましたので、「調整」が入るのは当たり前の話でした。

ガンドラック氏は、まだ株や債券は買えないけれども、ゴールドは絶好の買い場と見ており、ゴールドの「買い」を推奨しています。

ゴールドは、もう今の価格で買うことはできないでしょうね。

今まで通り、米国債は売られ、ゴールドが買われています。

ガンドラック氏の言うことを聞いておりますと、どうやら「米国債の利払い」を諦めているようです。

確かに「あの利払いは、払えるわけがない」と思いますけどね。

アメリカは、国債の利払いを停止せよ」なんて言っています。

本当は払えるけれども、停止せよと言っているのではなく、「払えないこと」を「停止せよ」と言い換えているだけです。

長期金利は上昇を続け、それは無視するのが難しい難局を生じさせるまで続く。

その水準は恐らく6%だろう。

長期金利が6%程度まで上がれば、人々は計算を始め、2兆ドルを超える米国債の利払いに対処しなければならないという事態に気づき始めるだろう。

この金額はもうどうしようもない。

そしてアメリカの債務再編という考えが議論され始める。

恥を忍んでソフトなデフォルトをやるのだ。

例えば利払いを諦める。

そうなればどうなるかと言えば、アメリカはこれから数世代ほどの間お金を借りられなくなる。

長期の米国債の価格は地に落ち、誰も米国債を信用しなくなるからだ。

あの「利払いの額」は、どうにもならないと思う。

2030年の利払いは「1.432兆ドル(約230兆円)」であり、日本の国家予算の「2倍」です。

これが減るどころか、年々増えていくのです。

CBO(米議会予算局)の長期の試算によれば、2040年代の米国債の利払いは、「約3.5兆ドル(約550兆円)〜」であり、2050年代は「約5.5兆ドル(約864兆円)〜」です。

これは債務の総額ではなく、単なる「国債の利払いの金額」なのです。

どこかで破綻するのは目に見えています。

ガンドラック氏は、利払いは払えないから停止せよと言っているのです。

要はギブアップしているわけです。

ガンドラック氏は、明らかにアメリカ経済は破綻していくと見ています。

確かにこんな金額、払えるわけありませんからね。

ただ国債の利払いを停止しますと、アメリカは数世代もの長期間に渡って、他国からお金を借りることができなくなります。

今、アメリカ国債を保有している国家も、雪崩を打ったように一斉に米国債を売却し始めますので、ガンドラック氏が言うように「長期の米国債の価格は地に落ち」ます。

長期金利は急上昇しますが、利払いを停止しておりますので利払いの問題はありませんが、住宅ローンや自動車ローン等々のローンが急増しますので、金利には対処しなければならず、それはFRBがドルを刷って買い支えるしかありません。

安くなったドルは、更に暴落し、アメリカはハイパー・インフレに突入し、経済が破綻し、リセットされることになります。

湾岸諸国はドル建て資産を「2兆ドル」保有しており、日本も「1兆ドル以上」保有しています。

これらが全て「売り」に回るのです。

旧ソ連の崩壊の時もそうでしたが、国家破綻時というのは、色々とハイエナが寄ってくるものです。

ドルが暴落すれば、強大な軍事力を維持することはできませんので、もし恨まれていれば、アメリカは他国から軍事的な脅威に晒されるかもしれません。

諸神霊もアメリカは、軍事的な脅威に晒されると予言しておりましたが、要はアメリカ経済は破綻していくと言っていたのかもしれません。

当時は、世界最強の軍事力を持つアメリカが、どうして他国の軍事的脅威に晒されるのかよく分かりませんでした。

ただ経済が破綻していくというなら、その可能性だけはありそうです。

ガンドラック氏は、アメリカ経済の限界を「2030年まで」と見ておりますが、他の著名投資家も似たり寄ったりで共通しています。

国債の利払いが「1.4兆ドル」を超えますと、さすがに危険なのでしょう。

こう叫びたい気持ちも分かります。

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