気候変動

地球の寿命

5月の実質賃金が、前年から「1.4%」減少し、過去最長となる「26か月」連続のマイナスを記録しています。

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物価の高騰に賃金が追い付いていません。

為替は1ドル「160円台」でもみ合っており、これ以上円安が進めば、物価も高騰してきます。

物価が高騰すれば、日銀は利上げをしなければならないわけですが、その利上げがせいぜい「0.5%」までしか上げられないため、足元を見られて円が売られているのです。

利上げによる利払い負担に耐えられない足元を見られています。

アメリカは、ドル安にすれば、輸入物価が高騰し、インフレ圧力となりますのでドル高政策でインフレを相殺している状況ですので円高は難しいかもしれません。

執拗な円売りを見ておりますと、今後日本が貧しくなっていくことを確信しているのでしょう。

政府当局者の言葉の端々にもそれが感じられます。

ここまでアベノミクスで無茶苦茶な金融緩和をやったわけですから、もうお手上げでしょう。

アメリカもBRICSを通して今後37億人、人類の約半数がドルを使用しなくなるわけですからドルの需要は減少していきます。

しかもBRICSの加盟国は今後も増加していくでしょうからね。

ロシアとイランは決済システムにおける相互統合が完了し、ドルの使用が正式に廃止されます。

中国も脱ドル化に拍車がかかっているのです。

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2010年には、中国での貿易の「84.3%」がドルで決済され、人民元での決済は、わずか「0.3%」でした。

これが2024年3月現在、中国での貿易の「52.9%」は人民元で決済されており、ドル決済は「84.3%」から「42.8%」まで劇的に低下しているのです。

明らかにドル決済が年々低下しているのです。

マレーシアもBRICS加盟手続きを開始し、ASEAN諸国のドルへの依存を終わらせるためにアジア通貨基金を復活させる提案をしています。

これもドル離れの動きですが、ASEAN諸国の一つであるベトナムもロシアと手を組んでロシアとの貿易には現地通貨を使用することを決定しています。

ASEANは、ドルやユーロと競合できる独自の通貨システムの構築に取り組んでいるようです。

ペトロダラーの終焉を見ましても、最近はやたらドルの使用停止や廃止の報道を見かけるようになりました。

ドルの需要が今後も低下を続けるならば、いずれかの時点でドルが下落を始めることになります。

ゴールドも長期的には高騰していくでしょう。

34.8兆ドル(5600兆円)」の債務を抱えたアメリカが、更にドルの下落となれば、衰退していくしかありません。

今でも国債の利払いを支払うために、更に国債を発行しているような自転車操業状態です。

国家が破綻する時というのは、必ずインフレの時と言われておりますが、いくら国債を発行してもインフレにならなければ、為政者はインフレになるまで自堕落に国債を発行するものであり、一旦インフレになってしまえば、国債が暴落するか、ハイパーインフレになるまでインフレは続きます。

昨今の情勢は、中長期的に見てアメリカが世界のリーダーの座から下りていくサインなのかもしれません。

自然災害や気候変動も年中行事になっています。

7月2日、イタリア・シチリア島のエトナ火山が噴火しました。

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2日以降もエトナ火山の噴火は続いており、7月4日には噴煙が「4500メートル」の高さに達しています。

エトナ火山と言えば、今年の4月に珍しい「火山性渦輪(うずわ)」を吐き出していました。

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不思議な現象です。

今年最初のハリケーン・「ベリル」も、最大カテゴリー「5」にまで発達し、大きな爪痕を残しています。

最初のハリケーンがカテゴリー「5」とはね。

最大でくるとはね。

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ハリケーン・「ベリル」はユカタン半島を横断した後、テキサス州に上陸し、死者「8名」を出しています。

ハリケーン「ベリル」、米国に上陸 8人死亡 CNN

カリブ海一帯で大きな被害を出したハリケーン「ベリル」が8日、米テキサス州に上陸し、同州とルイジアナ州で少なくとも計8人が死亡した。

ベネズエラなどの死者「7名」と足せば、計「15名」の死者が出たことになります。

やはり今年のハリケーン・シーズンは要注意です。

カリフォルニアでは、摂氏40℃を超す猛暑の中、山火事が多発しています。

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焼失面積は、現時点で「16万9516エーカー(686㎢)」であり、東京23区(622㎢)より少し大きい面積が焼失しています。

死者は出ておらず、建物が「128棟」被害を受けています。

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この報道の山火事は「レイク・ファイア」であり、負傷者が一人でておりますが、鎮火率はまだ「8%」ほどです。

焼失面積は「2万1763エーカー(88㎢)」です。

まだ拡大していきそうです。

ロシアのモスクワも100年ぶりの猛暑に襲われておりましたが、アメリカでは「ヒートドーム」です。

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ヒートドーム現象とは、上空の高気圧が熱い空気を押し下げてドームのような形を作り、熱を閉じ込めてしまう現象のことですが、始めはアメリカ西部での現象という報道だったのですが、いつの間にか全米がヒートドーム現象に見舞われています。

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まさに地球が沸騰しているわけですが、6月24日にはあまりの酷暑に、ワシントンDCのギャリソン小学校に設置されたリンカーン元大統領の蝋人形があっと言う間に溶けてしまいました。

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頭がなくなっています。

確かこの人は、頭に銃撃されて暗殺された大統領でした。

民主主義が溶けてなくなっていくという象徴でしょうか。

民主主義も社会主義もどちらも唯物論であり、間違った政治体制です。

正しい宇宙の前では間違っている方が修正を余儀なくされるでしょう。

意固地に修正しなければ、腐敗しながら崩壊していくか、なくなっていくでしょう。

自浄能力を失い、みずから生き神信仰を修正できなかった教祖は死んでしまいました。

修正できなければ、この宇宙の御前ではなくなるしかないのです。

この間違った罪の文明も気候変動でなくなりそうですが、間違った救世主もなくなってしまいました。

悪はなくなり、善はなくならない。

神は子に良いものしか残さない。

我々の住む天の川銀河も60億年後にはなくなります。

40億年後にM31アンドロメダ銀河と天の川銀河が一回目の衝突をし、50億年後に2回目の衝突をします。

60億年後に最後の衝突をし、アンドロメダ銀河と天の川銀河が合体し、巨大な楕円銀河になり、天の川銀河はなくなっていくのです。

ただこの60億年後というのは、地球や人類にとってあまり意味がないわけであり、それは太陽系そのものが今から50億年後に消滅し、なくなっているからです。

太陽の寿命は100億年であり、既に半分過ぎておりますので、今から50億年後に太陽は寿命を迎えます。

水素が核融合によってヘリウムに変化しながら太陽は膨大なエネルギーを放出しているわけですが、50億年後にその水素が枯渇し、なくなるのです。

ガス欠です。

その頃の地球には生物の痕跡はなく、原核生物(単細胞生物)ですら絶滅しています。

50億年後と言わずとも、今から「28億年後」の地球上には、生命はどのような形であれ存在できなくなっているのです。

28億年後の地球では生物は絶滅しているのです。

だから今から60億年後にアンドロメダ銀河と天の川銀河が合体して巨大な楕円銀河になろうとも、地球や人類にとってはあまり意味がないのです。

地球上で多細胞生物が死に絶えるのは、今から「8億年後」と言われています。

実際は地球に生命が存在し得るのは、後「5億年程度」と予想されており、大体5億年から8億年です。

生物がこの地球で生存できる残存期間です。

地球上で生物の多様化が爆発的に進んだのは、今から5億4000万年前の「カンブリア爆発」です。

それから「ビッグ5」と呼ばれる生物の大量絶滅を「5回」経験してきました。

太陽は1.1億年に1%明るさが増しており、5億年後からその太陽の光度で地球の海水が蒸発を始め、11億年後には地球上から海水が消滅している可能性があるのです。

二酸化炭素も減少していき植物の光合成も不可能になっていきます。

そして動物も絶滅していくのです。

食物連鎖の基盤が崩壊していくことになります。

46億年前に地球は誕生しておりますが、この頃の1日は「5時間」でした。

現在、1日は「24時間」ですが、地球が誕生した頃の自転活動は早く、1日が5時間だったのです。

それが今から3億年後には、1日は「26時間」となり、時計の針が12時から13時になります。

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3億年後の地球の平均気温は「28℃」です。

太陽系は50億年後に消滅しますが、そのかなり前から地球上には生物は存在していないのです。

今から6億年後には、太陽の光度の増加によって二酸化炭素が減少していくため光合成ができず、植物の「99%以上の種」が絶滅しています。

この時点で動物が今のように生存しているとは思えません。

今から8億年後になりますと、かろうじて生き残っていた植物も完全に絶滅し、動物も消滅しています。

植物が絶滅しているということは、人間の吸う空気も地球上からなくなっているということです。

だから人間が生活できるはずがないのです。

そして今から10億年後には、海水すらなくなっている可能性が高いのです。

これが太陽系の運命であり、地球の寿命です。

今のような文明を創り、地球上で修業できる期間というのは、あと5億年程度です。

実際はもっと遥かに短いでしょう。

人間や惑星に死を設けたのは、悪を有限化するためでしょうね。

ルシフェルもせいぜい後5億年程度しか地球で悪さができないわけです。

実際はもっと少ないでしょう。

人間を地獄に堕とそうとしても、その人間自身があと数億年で地球から全ていなくなるのです。

そしていずれ太陽系そのものが消滅していくのです。

初版本の『黄金の法』で釈尊は、人類はあと1億年ほど地球で修業をし、他の惑星への大量移住は31世紀と35世紀の2度に渡って行われると予言していました。

この時にイエスだのエル・ランティだのモーゼだの孔子だの古い魂は地球を離れていくのでしょう。

5億年というギリギリまで修行をするとは思えず、ある程度余裕をもたせるはずですので、実際、地球で人類が修業をするのも、あと数億年程度でしょう。

悪魔が悪さをできるのもその程度です。

地球から人類がいなくなった場合、その時地獄の悪魔はどうするのでしょう。

悪は永遠には勝てないのです。

そして人類はみないずれ他の惑星へと渡り、新たな修行を始めることになります。

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