気候変動

ティッピング・カスケード 2

先月後半に南アフリカで大規模な洪水が発生し、死者「70名」を出しておりますが、これに対してローマ教皇が弔辞です。

家を失った方も「1000名」にも上ります。

南アで洪水、70人死亡 時事

去年、デイ・ゼロで枯渇都市寸前までいった南アフリカですが、今後は一転して洪水です。

インドとバングラデシュを襲っモンスターサイクロン・ファニですが、死者が「24名」に増えています。

動画:大型サイクロン「ファニ」、インドとバングラデシュで死者24人 被災地の映像 AFP

インドで「12名」、バングラデシュで「12名」の死者で計「24名」です。

サイクロンの規模の割には、被害は軽微だったようです。

南米のボリビアでは「17棟」の家が地滑りで倒壊しています。

旧約の第八の災いでしょうか。

イナゴの大群がサウジアラビアに襲来です。

ナジュラーンに何百万というイナゴが発生しているようであり、異常な大雨が原因のようです。

エジプトも大量のイナゴに襲われており、イナゴが8000万もの群れをなして、食料供給に壊滅的な被害を与えるかもしれないと懸念されています。

Huge swarm of locusts sweeps through Saudi Arabia デイリー・メール

実に黙示録的な光景です。

2019年の「3月」は、140年(1880年~2019年)の観測以来、史上「2番目」に暑い「3月」となっています。

March 2019 was second hottest on record for the globe NOAA

平均(54.9℉)を華氏「1.91℉」上回っており、1月~3月までの気温は平均(54.1℉)を「1.62℉」上回り、史上「3番目」に暑い3か月となっています。

北極の海氷被膜率は1981年から2010年の平均を「5.7%」下回り、南極の海氷は「21.6%」下回り、3月の記録としては「2番目」に小さいとあります。

地球全体に猛暑が広がっている。

ちなみに3月だけを見ますと、2016年3月がトップであり、平均より「2.23℉」高かったようです。

今年の3月は史上「2番目」の暑さだったわけです。

Assessing the Global Climate in March 2019 NOAA

まさに地球温暖化ですな。

このまま行けば、少なくとも2100年までに最低でも気温は「4.0℃」上がるようです。

Planet likely to warm by 4C by 2100, scientists warn ガーディアン

これは2013年大晦日の記事ですが、世界が危険とみなしている温度上昇「摂氏2℃」の倍です。

記事ではここまで上昇すれば、単に危険という領域ではなく、壊滅的な事態となる可能性が高いと言っています。

グリーンランドの氷床と南極の氷床の一部は融解していくことを保証する、とあります。

世界と多くの国の経済に深刻な影響を与えるだろうと結んでいます。

最近、途中の終わりの方からですが、ヒストリー・チャンネルで「摂氏2℃ー人類滅亡へのカウントダウン」という番組を見ました。

山の頂上の氷が融けますと圧力の減少によって火山噴火を誘発しやすくなると言っており、あのレーニア山を大げさに扱っていました。

温暖化によってレーニア山山頂の氷が融けて、大噴火を起こし、溶岩が15㎞覆う。

ピュアラップのような小さい町は、数時間で消滅する。

大都市・シアトルも完全に破壊される。

東大の先生は、平均気温「摂氏3℃」の上昇で気候は、アウト・オブ・コントロール、すなわち制御不能となると言っていましたが、この番組では「摂氏2℃」を超えると気候は制御不能となり、暴走していくと言っていました。

海面は「1.5ⅿ」の上昇でテキサス州ガルベストンの「70%」が浸水し、ニューオリンズでは「90%」、マイアミビーチも「90%」浸水する。

海面が「3.6ⅿ」上昇すれば、アトランティック・シティは「100%」海の下となり、海面が「6ⅿ」上昇すれば、マサチューセッツ州ケンブリッジの「80%」は水の底となり、ニューヨークは「40%」、サクラメントは「60%」が水没する。

番組では「2042年」に摂氏2℃を超え、気候は制御不能となる、と言っていました。

この時から自然災害が連鎖的に起きてくる。

後23年で気候は制御不能となり、世界人口は激減していく。

2061年、アメリカ中西部は水に流され、致命的な病気が蔓延していく。

2086年、気温は摂氏3.5℃上昇し、過去のハリケーンよりも「2倍」も強力なハリケーンが東海岸を襲うようになる。

2095年、気温はついに摂氏4℃上昇し、氷河の融解と共に火山噴火と大地震が相次ぐ事態を迎える。

2111年、気温は摂氏5℃上昇。

この気温上昇に至って、ついにアメリカのどの農地でも作物が枯死し、育たなくなる。

大規模な飢餓が全米を襲うことになる。

気温はある一定の温度を超えれば作物が育たなくなり、動物も次々と死に絶えていく。

摂氏5℃の上昇でアメリカ東部は洪水と病気が蔓延し、太平洋北西部は火山噴火が多発していく。

摂氏5℃は致命的な事態を招き、先祖代々の農地でも作物を育てることが全くできなくなるために全世界が食料不足に陥る。

食料が足りなくなると、文明は1週間で滅ぶ。

倒れる政府も出てくる。

2117年、気温は摂氏6℃上昇。

北極は崩壊し、南極の氷はすべて融けて海面は60ⅿ上昇する。

多くの大地は水の底となり、作物は育たず、ネズミやリスも死に絶えている。

アメリカの人口は数千人規模にまで激減していく。

唯一、モンタナ州ボーズマンが、アメリカ最後の開拓地となるが、それも長くはもたない。

こういった内容でしたが、ガイア理論のジェームズ・ラブロック氏が、今世紀末までに生き残れる人類は「5億人」ほどだろうというのは、こういった事態を想定しているのでしょうね。

人類は、わずか気温が摂氏2℃上がるだけで生きられない。

宇宙は神の表現体であり、地球は神の学校です。

お前、学校行くのに給料もらいに学校行くバカいんのか、と。

ボーナスもらうために学校行くバカいんのか、と。

学費払って、金払ってでも、勉強させて頂いとるんじゃないのか、と。

経済も一緒だぞ、と。

地球という神の学校で、神の善悪と御心を勉強させて頂いてるのであるぞ、と。

お節介にもね、勝手に啓示を送りつけてきた霊人もいます。

神の学校で金もらうなんぞゆるさんぞ、と。

ボーナスもらうなんて許さんぞ、と。

金、減らしにいこ。

ボーナス、減らしにいこ。

あいつ学校で給料もらってる。

めぐり、取ってやろ。

借金、増やしてやろ、そうやってメグリ取ってやってるんざ。

こういうのを貧乏神というのですね。

おかげで日本は大借金で。

日本最悪最凶の貧乏神で。

これが国之常立神ですが、別名うしとらの金神ですね。

日本はこれが憑いとるから、財政破綻まで行くでしょうね。

立て替え、つまり破壊ですが、これはできないと思いますけどね。

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