今月の8日、インドネシアのドゥコノ山が大規模な噴火を起こしています。
ドゥコノ火山は、先月から登山が禁止されていたようであり、そのルールを破った登山者が「3名」死亡し、犠牲になっています。
噴煙の高さは「10㎞(1万メートル)」であり、その後は規模を縮小しながら噴火を続けているようです。
ガソリン価格の高騰は、今後のトランプ政権のネックになりそうです。
やはり困っていたようであり、ガソリン税を一時「停止」しています。
トランプ氏、ガソリン税一時停止を表明 「適切な時期まで」 ロイター
トランプ米大統領は11日、イラン戦争を受けた燃料価格の高騰に対応するため、1ガロン当たり0.18ドルの連邦ガソリン税の引き下げを支持する考えを示した。
トランプ氏は大統領執務室で「引き下げるつもりだ」と応じた。
停止期間については「適切な時期まで」と述べた。
イランはホルムズ海峡を事実上封鎖しており、世界の石油の20%が従来通過してきた要衝が機能不全に陥っている。
全米自動車協会(AAA)によると、11日時点の米国のガソリン価格は全米平均で1ガロン=4.52ドルと、2022年に記録した平均5.01ドルのピーク以来の高値となっている。
今日は、もう少し下がって1ガロン「4.504ドル」になっています。
一応、今でも1ガロン「4.5ドル」を超えています。
AAA(全米自動車協会)が記録した最高値は、2022年のウクライナ紛争が始まって高騰した1ガロン「5.014ドル」でした。
2022年6月13日に最高値をつけています。
EIA(米国エネルギー情報局)でつけた最高値は、1ガロン「5.006ドル」です。
これもAAAと同じく、2022年6月13日に最高値をつけています。
今回の「イラン戦争」でこの記録を更新するか、どうか見ものです。
イラン側は、明らかに1ガロン「4ドル~5ドル」で収める気はないのです。
ホルムズ海峡の封鎖により「すぐに4〜5ドルのガソリン価格が懐かしく思えるようになるだろう」と警告しておりましたので、原油の供給を抑制し、減少させながら、価格をじわじわと上げるつもりのようです。
「イラン」はホルムズ海峡を封鎖することによって、アメリカと中国、そしてロシアに次ぐ「4番目」の「超大国」として君臨しつつあるのです。
当然、1ガロン「6ドル以上」を目指すでしょうね。
日本郵船の曽我貴也社長は、ホルムズ海峡の事実上の封鎖が10月以降も続けば、「世界経済が大混乱に陥る」と警鐘を鳴らしています。
ホルムズ海峡は、イランの領海ですので、別に国際法に違反しているわけでもありませんので、今後も封鎖を続けるでしょうね。
よほどイラン側に有利な条件でなければ、ホルムズ海峡を解放することは、もうないと思う。
イランも戦争前の状態には戻らないと言っていたはずです。
ならば10月以降も封鎖は続くわけです。
すると来年以降、世界経済が大混乱していくことになります。
世界経済大国第一位のアメリカも2030年以降は、国債の利払いで破綻していくでしょうから、いずれにしても世界経済はカオスを迎えるでしょう。
何と言っても、米国債の利払いは、こう推移していきますからね。
2026年 : 1兆0390億ドル
2027年 : 1兆1080億ドル
2028年 : 1兆2100億ドル
2029年 : 1兆3250億ドル
2030年 : 1兆4320億ドル
2031年 : 1兆5480億ドル
2032年 : 1兆6700億ドル
2033年 : 1兆7840億ドル
2034年 : 1兆9040億ドル
2035年 : 2兆0190億ドル
2036年 : 2兆1440億ドル
あなたのことは忘れません。
日本は、ホルムズ海峡の封鎖などで中東からの輸入が完全に途絶え、代替の調達も一切できなかった場合、「2027年春頃」に備蓄が底をつきます。
代替ルートの一つである「フジャイラ」もイランに潰されています。
「フジャイラ港」は、UAE(アラブ首長国連邦)の港ですが、ご覧の通り、ホルムズ海峡を通らないのです。
オマーン湾に面している港なのです。
日本はここを代替ルートの一つにしていたのです。
ホルムズ避けてタンカーが日本へ 半数超がOPEC脱退のUAEから 朝日
1日時点でタンカー11隻がホルムズ海峡を通らずに中東方面から日本へ向かっている。
そのうち7隻は、同日付で石油輸出国機構(OPEC)を脱退すると表明したアラブ首長国連邦(UAE)の北東部フジャイラを出発している。
4隻はサウジアラビアの西側の紅海を経由している。
日本政府が調達先として有力視するのはフジャイラだ。
フジャイラはホルムズ海峡の外にあり、イランによる封鎖の影響を受けにくい。
ところがイランは、今月の「4日」、この「フジャイラ」も攻撃したのです。
トランプ大統領が「プロジェクト・フリーダム」を宣言したことへの対抗措置です。
イランがフジャイラを圧迫カードとして持ち出したことで、迂回ルートまでもが危険にさらされる状況となり、戦線はさらに拡大した。
イスラム革命防衛隊(IRGC)海軍も同日、ホルムズ海峡の入り口にあたるイラン南東部のモバラク山からUAEフジャイラの南部を結ぶ直線を新たな統制線として設定した。
海峡に対する統制範囲をUAE沿岸まで大幅に拡大した措置だ。
「モバラク山」とはここです。
イランは、この「モバラク山」と「フジャイラ港」を結ぶ「統制線」を設定したのです。
右の黄色の線です。
「フジャイラ港」も使用できませんので、日本に残る代替ルートは「紅海」からのルートですが、ここはいずれイエメンのフーシ派とソマリアによって封鎖されるでしょう。
既にソマリアは、イスラエルの船舶を攻撃し、封鎖しています。
イランは、紅海のマンデブ海峡の封鎖も視野に入れているはずであり、原油価格の上昇を横目に、いずれ封鎖していくでしょうね。
世界の原油の「20%」がホルムズ海峡を通過し、「12%」がマンデブ海峡を通過します。
世界の石油の「32%」をイランがコントロールしていくことになります。
トランプ大統領の「プロジェクト・フリーダム」が、たった「2日」で中断したのは、サウジアラビアの怒りをかったことが原因だったようです。
「基地も領空も貸さない」サウジ猛反発でトランプ”作戦停止”…米中東戦略に異変か 江南タイムズ
「プロジェクト・フリーダム(解放プロジェクト)」を中断した背景に、サウジアラビアの反発があったことが分かった。
サウジが米軍による自国基地や領空の使用を認めなかったことを受け、トランプ政権が作戦の継続は難しいと判断したとみられている。
サウジはその後、米側に対し、首都リヤド近郊にあるプリンス・スルタン空軍基地から米軍機が離陸することや、作戦の支援のためにサウジ領空を通過することを認めないと通告したという。
トランプ大統領とサウジのムハンマド・ビン・サルマン皇太子による電話会談にもかかわらず、この問題は解決に至らず、トランプ大統領は作戦の中断という決定を余儀なくされたという。
トランプ政権は、サウジにまで拒絶され始めています。
後はイランとの戦争を再開するしかないかもしれません。
放っておけば、ガソリン価格が上昇していくだけです。
米国のトランプ大統領は、戦争終結に向けた交渉に臨むイランの姿勢にますます苛(いら)立ちを募らせている。
側近らはトランプ氏が大規模な戦闘作戦の再開について、過去数週間よりも真剣に検討していると述べている。
地域各国とパキスタンは、トランプ氏の不満をイラン側に伝えようと懸命に働きかけているが、イランは耳を傾けておらず、これが外交を通じた取り組みの最後のチャンスだという意見も真剣には受け止められていないようだ。
イランは交渉しないと言っていたはずであり、交渉中に騙し討ちでハメネイ氏を暗殺されたわけですから、イランは信じていないでしょうね。
イランとしては黙って引き延ばせばいいだけの話であり、アメリカは原油価格の高騰で既に「火の車」です。
たとえ戦争が終わっても、中東の復興資金の確保で、アメリカ市場の暴落は避けられないのではないか。
米国債の利払いの問題を見ましても、世界の終わりが始まったのかもしれません。
























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