本日1月19日午前2時45分、インドネシアのバリ島・アグン山が小規模噴火をしました。
According to Indonesian news sources, #Agung volcano had a small eruption at 02:45 local time today 19th January. The eruption ejected incandescent material on its upper Eastern flank. Photo:@id_magma https://t.co/UjNWRbFPRb pic.twitter.com/wMkJ4ZflmK
— Øystein Lund Andersen (@OysteinLAnderse) 2019年1月19日
昨年の末辺りから動意づいておりましたが、大噴火をすればヒンズー教の信仰の対象でもあり、また世界の気温を低下させる可能性もありますので要注意です。
噴火すれば、火山爆発指数で言えばVEI.5クラスと予想されています。
アグン山だけではありませんが、スーパーウルフ・ブラッドムーン前後に多少、地殻的な影響があるかもしれません。
17日には口永良部島も爆発的噴火を起こし、火砕流まで発生させています。
北東部には鬼界カルデラがあり、桜島の2倍以上の巨大溶岩ドームが異常なスピードで成長している事実が、神戸大学の海底調査で分かっています。
この辺りが噴火しますと、どうも鬼界カルデラを意識してしまいます。
溶岩ドームが成長しているということは、いつか噴火するのでしょうが、カルデラ噴火だけは避けて欲しいものです。
欧米は豪雪と寒波ですが、オーストラリアでは逆に記録的な熱波が襲っています。
ロシアとオーストラリアでは、その寒暖差が「105.6度」に達しています。
ほんと自我を中心に置いた時、必然的に生ずるバランスの崩壊、いわゆる両極端が現象化している。
エジプトでは砂嵐が一掃し、カイロがオレンジ色に染まっています。
Sandstorm in Cairo today. Seriously no filter. 🌬🌬🌬 pic.twitter.com/aYuyW6DZEK
— Na3em (@ibnubashir4) 2019年1月16日
どこの気候も極端に見えるわけですが、この気候変動は生態学的ハルマゲドンを引き起こすと警告されています。
王者の蝶(Monarch butterfly)と言われているオオカバマダラが壊滅しています。
With 86% Drop, California’s Monarch Butterfly Population Hits Record Low NYT
カナダ南部からアメリカ方面へ南や西に渡っていき、メキシコ中部まで一世代で行程3000㎞移動すると言われているオオカバマダラですが、前年比「86%」減少し、過去最低を記録しています。
絶滅するのではないか?
オオカバマダラだけではなく、現在世界中で飛ぶ昆虫が急速に減少しているのです。
飛ぶ昆虫の総バイオマス(生物量)の減少率は年間6%であり、非常に重要な生態学的機能をもっています。
飛ぶ昆虫であるハエや蛾、あるいは蝶々は、開花植物を受粉させます。
鳥やコウモリ、哺乳類や魚類、爬虫類や両生類など、多くの動物に食べ物を供給しています。
ハエやカブトムシ、あるいはスズメバチも捕食者や分解者であり、害虫を防除しています。
この昆虫が急速に減少しているのです。
昆虫のハルマゲドンが起こっている。
Insect collapse: ‘We are destroying our life support systems’ ガーディアン
昆虫の崩壊、人類は自分達の生命維持システムを破壊している、という記事です。
プエルトリコのルキリョ熱帯雨林では、わずか35年間で昆虫の「98%」が消滅したとありますが、実際は60分の1だそうであり、ドイツの自然保護区では、飛ぶ昆虫は、わずか25年間で「75%」減少しています。
ルキリョ熱帯雨林では、昆虫を餌にしているカエルや鳥も同時に「50%~65%」減少している、とあります。
昆虫以外ほとんど何も食べない緑の小鳥の個体数も「90%」減少している。
ルキリョ熱帯雨林における昆虫の異常な減少は、生息地の破壊や農薬では、その個体数の減少を説明することができなかったと言っています。
今まで見られなかった世界的規模の昆虫崩壊を理解するには、もっと多くの生息地と研究データの収集が急務だと言っています。
昆虫を失えば、人類もまたすべてを失います。
98%だの、75%だのという数字は、確かに異常であり、炭鉱のカナリアを思い出しました。
これが昆虫ではなく、人類であった場合、人口の98%の消滅とは1億5000万人であり、75%の消滅ならば、世界人口18億7500万人となる。
まず昆虫の世界で、既にハルマゲドンが起こっているわけです。
他の生物種に何の影響もないとは思えないわけです。
こんな異常な減少率。
35年で98%というのは、1年で2.8%減少していることになる。
今年で全滅じゃないの。
25年で75%とは、1年間で3%減少していることになる。
ドイツでは、あと8年で飛ぶ昆虫は、すべて消滅する計算になります。
昆虫が消滅しますと、その昆虫の受粉がなくなり、昆虫を餌にしている小動物も減少します。
食料の受粉の主役であるミツバチも蜂群崩壊症候群(ほうぐんほうかいしょうこうぐん)で減少しているのが分かっています。
食料がなくなれば、人類も飢えて死んでしまいます。
この生態学的ハルマゲドンは、割と深刻な問題だと思っています。
これが現在進行形で進んでいるわけです。
いずれ人類にも、昆虫と同じ運命と事態が伝染していくのであろうと思っています。
この記事はこれで終わりにしようと思っていたのですが、あのお騒がせ大統領であるトランプ大統領が、日本時間の20日午前5時に重大な発表を行うとツイートしています。
明日の深夜です。
トランプ米大統領は18日、「(メキシコとの)南部国境の人道的危機と政府閉鎖に関し、19日午後3時(日本時間20日午前5時)にホワイトハウスから重大な発表を行う」とツイッターで表明した。
国家非常事態宣言を発令するかもしれないと予想されています。
米メディアでは、トランプ氏が事態打開のため、壁予算を緊急的に捻出する「国家非常事態宣言」を行う可能性が取りざたされている。
メキシコの壁建設費用と政府機関閉鎖の問題を解決するために国家非常事態宣言をするかもしれません。
かつてこういったニュースも流れていました。
ただこれをすれば、法廷闘争となります。
国防予算の133億ドルは使用できるようであり、壁の建設費用50億ドルは、これで賄えます。
ただ民主党は、法廷闘争を含めてあらゆる手段を駆使して壁の建設を阻止すると言っています。
明日、トランプ大統領が、どのような重大な声明を発表するのか要注視だと思っています。
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