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「平成30年7月豪雨」、いわゆる西日本豪雨の死者が、ついに「200名」の大台を突破しました。

大変な犠牲です。

西日本豪雨　死者２００人に　警察庁発表　毎日

西日本豪雨で警察庁は１２日、被災地での死者が１４府県２００人に上ったと発表した。

共同通信のまとめでは、広島、岡山両県を中心に７０人が安否不明で、約７千人がなお避難を余儀なくされている。

死者・行方不明者は「270人」となっています。

ほとんどが水死だそうです。

死者・不明者が２９９人に上った１９８２年の長崎大水害以降、最悪の豪雨被害となった。

これですね。

長崎大水害です。

中々、緊迫しています。

断水は今回の豪雨の方が酷くなっています。

長崎大水害は1982年7月23日ですが、被害の集計はそれから3か月後の10月末の数字が上げられています。

この動画では死者・行方不明者「262名」となっていますが、実際は「299名」です。

大水害から3か月経っても正確な数字が把握されていないことが伺われます。

今回も同じことになるかもしれません。

総務省消防庁によると、避難指示・勧告対象は最大で２３府県、約８６３万人に達した。

避難勧告やこれより強い避難指示は、総人口の「6.3%」、「863万人」に出されました。

かなりの災害だったわけです。

ところが避難指示が出されても、実際は避難しなかった方も多かったようです。

避難指示が出されても、足が不自由なため遠い避難所に行けず、自宅で避難していたら浸水し、２階に上がろうとしたけれども、足が悪いために上がれず、亡くなられた高齢者の方もいたようです。

数十年に一度の未だかつて経験したことのないような大災害が迫っている時に出される「特別警報」は、2013年8月30日から運用が開始されました。

ソース

今回は「大雨特別警報」ですが、今まで「16回」出されています。

ソース

今回のように11府県に出されたのは、初めてのようです。

突出しています。

やはり20世紀とは気候が何がしか違うのでしょう。

1976年～1985年の10年間で、1時間に80ミリ以上の降雨の発生を記録した平均年間発生回数は、「10.7回」ですが、これが2008年～2017年の期間を見れば「18.1回」と「1.7倍」に増えています。

20年でほぼ倍になっているというのは、少し異常な気がします。

恐らく気候変動でしょうね。

アメリカの山火事も7月12日時点で全米「10州」、「50か所」で発生しており、今年の1月1日からの全焼失面積は「330万7535エーカー（1万3385平方キロメートル）」と日本で第5位の面積を誇る新潟県の面積（1万2584平方キロメートル）」を超え、第4位の面積を誇る長野県（1万3562平方キロメートル）に迫っています。

NIFC

何か異常な気象が続いている気がしていたのですが、その通りだったようです。

世界気象機関（WMO）が今年の7月は、西日本豪雨を代表として世界各地が異常気象に陥っていると警告しています。

世界各地、７月は異常気象　日本は豪雨で米西部に高温　日経

世界気象機関（ＷＭＯ）は10日、７月には日本が豪雨に見舞われた一方、北アフリカや米西海岸で記録的な高温となるなど世界各地で異常気象が観測されていると発表した。

北アフリカでは、アルジェリアのワルグラで７月５日に51度を記録。

米西海岸のカリフォルニア州デスバレーで７月８日に52度を観測した。

ＷＭＯは「長期的な温暖化傾向が異常気象をもたらしている可能性がある」と指摘している。

7月に入り、世界各地で異常気象が頻発しています。

長期的な温暖化と述べていますが、この気温の推移を見ますと、なるほど長期的に気温は上昇していくのだろうな、とは思わせます。

【動く図解】月別気温の推移、20世紀平均値との差　AFP

このグラフを見ますと1970年代後半から徐々に気温が上昇しているのが分かります。

マウスでポインタを当ててみますと2018年4月1日は、20世紀の平均気温よりも「0.83度」高いです。

世界銀行は、この気候変動が30年後、つまり2050年までに生活している場所を放棄せざるを得なくなる気候移民を「1億4300万人」生むと報告しています。

気候変動が起因の移民、50年に1億人超 世界銀行　AFP

世界銀行は19日、気候変動を放置し続けた場合、30年後には凶作や干ばつ、海面上昇から逃れる移民が大量に発生すると警告する報告書を発表した。

報告書によると、2050年までに1億4300万人の生活が脅かされ、移動を余儀なくされるという。

バングラデシュでは国内避難民の中で気候移民が占める割合が最大となる。

気候移民は、バングラデシュで最大となる、と。

気象学者の中には、2065年までに温暖化によって海面が「3メートル」も上昇すると予測している者もいます。

気候変動は、生物の多様性に対しても脅威をもたらしており、ここ100年で両生類の「41％」、哺乳類の「26％」が、絶滅の危機に瀕しています。

ライオンは全世界で3万頭以下となり、1940年代から「93%」も減少しています。

ホッキョクグマは、2050年までに今の３分の1に減少します。

全生物の3分の2が暮す熱帯雨林は、毎年4万平方キロ以上のペースで消失しており、このペースで消失が続けば、2060年までに熱帯雨林はすべて消滅すると予測されています。

2060年までに全生物の3分の2が消滅するということです。

全生物が「67％」消滅する。

ソース

ソースの記事は、「生物多様性及び生態系サービスに関する政府間科学政策プラットフォーム（IPBES）」の総会で発表された報告書ですが、絶望的です。

2050年までに南北アメリカでは、生物の多様性が「40％」失われ、欧州と中央アジアでは過去10年で海の魚の個体数が「71％」減少している。

アフリカでは、2100年までに気候変動によってアフリカ原産の鳥類と哺乳類が「50％」絶滅する。

アジア・太平洋地域では、2050年までに「90％」のサンゴが深刻な劣化に見舞われる。

またこの地域では、2050年までに生息地と動植物が「45％」失われる。

記事にはこうあります。

抜本的な対策が取られなければ、アジア太平洋地域の水産資源は2048年までに枯渇し、2050年までにサンゴの最大90％が「深刻な劣化」に見舞われる。

わずか30年後の話です。

「生物多様性は、地球上のあらゆる地域で失われ続けている。

種は減り、生態系は劣化している。

もし『従来のビジネス』を継続すれば、多様性はますます速いペースで失われ続けるだろう」

ここでも利益（神の体）を「天」に置いた人類の傲慢が、生態系の劣化を促進し、その多様性を滅ぼしてる現実が指摘されています。

気候変動が、生物多様性の衰退を助長していることが明らかになった。

最良のシナリオでも、地球温暖化は種の減少を助長し続け、生態系のさらなる劣化を引き起こすと考えられる。

しかして絶望を押し隠して、けなげなことを言って結んでいます。

「すべてを止められるかと問われれば答えはノーだが、大幅にペースを落とせるかと問われれば答えはイエスだ」

こういうのを、「ジリ貧」っていうんじゃね？

もうあきらめてるんじゃね？

ただ後わずか30年で、このような致命的で救いようのない世界を人類は迎えることになる。

これを自業自得というのです。

神の神殿で金儲けをし、株の利ザヤを稼いで「賢人」とか、寝覚めの悪いことを言っているわけです。

神の心を「天」に置く人類を早急に作っていかなければ間に合わないでしょうね。

神の心を「天」に置かなければ、神の体を「天」に置くに決まっています。

最後は、やはり神への信仰のみが、人類と世界を救うということですね。

そして同時に諸神霊による「世の終わり」、いわゆる超地殻変動によって今の人類と世界は最後を迎えるだろうと思っています。

記事にあるような絶望的なところまで放置はしないでしょう。

ここまで行く前に諸神霊が手を打つだろうということです。

その結果は、・・あぁ考えたくない。