経済

ディーゼル・クラックスプレッド 初の「100ドル超え」

8月10日に起きましたマグニチュード「7.4」のコロンビアの地震ですが、被害が拡大しています。

ソース

死者は「329名」であり、負傷者は「4611名」です。

行方不明者は「247名」となっています。

8月15日に発生したインドネシア東部のフローレス島沖のマグニチュード「7.7」の地震ですが、これも被害が拡大しています。

ソース

地元当局と国家災害対策庁(BNPB)によりますと、死者は「100名」であり、負傷者は「1603名」とあり、この負傷者のうち「336名」が重傷を負っています。

犠牲者のほとんどは、瓦礫が落下し、寝ている間に死亡したようであり、「7万3818戸」の家屋が被害を受けています。

この家屋のうち「2万3276戸」が甚大な被害を被っています。

フローレス島の「52個」のガソリンスタンドのうち「20個」のガソリンスタンドが、地震の被害で閉鎖されています。

地震の規模が大きいわりには、被害は軽微に済んでいると思う。

トランプ大統領が、「ホルムズ海峡」をアメリカの新たな領土として「宣言」すると言っています。

ソース

これに対してイランは即座に反応し、「カリフォルニア」は「新たなイランの領土である」という画像を投稿しています。

イランのカゼム・ガリババディ外務次官もトランプ氏の投稿に対し、「ホルムズ海峡に関する彼の妄想は間もなく正されるか、さもなければ我々がこの妄想に取り憑かれた男の妄想を正すだろう」と反論した。

カリフォルニア州のロサンゼルスは、イラン国外で最も多くのイラン系住民が集中している地域です。

ロサンゼルスには、推定「14万1000人」のイラン系アメリカ人が居住しており、ロサンゼルスのウェストウッド地区は「テヘランジェルス」と呼ばれているのです。

イラン側は、アメリカ政府の「脅し」に関してこう反論しています。

ソース

ガリババディ氏は、ホルムズ海峡は「イランの命令によってのみ開閉される」と断言しています。

イラン軍司令官のアミール・ハタミ氏は、アメリカには「ホルムズ海峡」を通過する権利もなければ、「ペルシャ湾」や「オマーン湾」にアクセスする権利もないと「宣言」し、この戦略的な水路の状況は、「二度と以前の状態に戻ることはないだろう」と強調しています。

アメリカの「新たな領土」はこれだそうです。

またカリフォルニアは、かつてメキシコ領土だったようであり、このような投稿も見られます。

イスラエルの「操り人形」になっている「アメリカ」をこう「揶揄」しています。

アメリカ合衆国」は、イスラエルの「新たな領土」とあります。

中々、意味深です。

イスラエルの「操り人形」が、イランに「経済的総攻撃」をかけるそうです。

ソース

何か大きく出ておりますが、イランと取り引きする「全ての国」を制裁すると言っています。

ロシアや中国、あるいはパキスタンや中東諸国、あるいはトルコまで制裁するのでしょうか。

アメリカは、イランへの「核使用」まで検討していると暴露されたばかりです。

なりふり構はなくなっておりますが、よほど「ホルムズ海峡の封鎖」が効いているようです。

ホルムズ海峡が後、「10か月」も封鎖されれば、アメリカは異常な「インフレ圧力」にさらされ、経済的に追い詰められていきますからね。

アメリカ、必死だな。

ソース

このままではトランプ政権は11月3日の「中間選挙」で「敗北」してしまいますので、どうしても得点稼ぎが必要なのです。

ところが現実は厳しいようです。

ディーゼル・クラックが、初の「100ドル超え」です。

米ディーゼルクラックが初の100ドル超え、戦争巡る供給混乱で ロイター

製油の採算性を示す主要指標である米ディーゼルクラックが17日、​過去最高となる1バレル=102.20ドルを付けた。‌

イランとウクライナでの戦争による世界的な供給混乱が農業需要のピーク期と重なった。

ディーゼルクラックの急騰は、収穫期や作付け期にトラ​クターな​どを動か⁠す燃料を必要とする農家に直接的な打撃となる。

ディーゼル油は製​造業から重量輸送、一部地域で​発電⁠にも使われているため、他の多くのセクターにも打撃となり得る。

米エネルギー情報局(EIA)が⁠先週​公表したデータによると、​ディーゼルと暖房油を含む米国の留出油在庫は8月7日時点で1億0710万バ​レルと、この時期としては1996年以来の低水準だった。

今は留出油在庫(ディーゼル燃料や暖房用燃料)は、「1億0562万バレル」まで減少しています。

ソース

晩夏から秋にかけて農家は収穫期であり、トラクターや収獲機を動かすために、大量のディーゼル燃料を消費します。

暖房用のディーゼル燃料も需要のピークを迎えるこの時期に供給が逼迫しているのです。

ディーゼル・クラックスプレッドは、通常、1バレル(159リットル)「15ドル~25ドル」の間を推移しますが、これが「100ドル」を超え、「102.2ドル」をつけたのです。

クラックスプレッドが、今まで見せたことのないような動きを見せているのです。

金融の専門家は、これを「前例のない事態」と評しています。

原油は「原料」であり、ディーゼル油は製油所から製造する「最終製品」です。

クラックスプレッドとは、製油所が原油1バレルをディーゼル油、ガソリン、液化ガス、その他の燃料に「精製」する際の原油価格とディーゼル油の販売価格の差額のことです。

これは、製油所が原油をディーゼル油に加工する際の利益率を表しています。

料理で言えば、原油は原材料であり、軽油は皿に盛られた完成品です。

クラックスプレッドは、食材費と料理の価格の差額です。

記者の方が分かりやすく記事にされておりますが、食材費と料理の価格の差額が正常な状態であれば、厨房は順調に稼働しており、十分な量の食材が供給されています。

しかし、この差額が記録的な水準にまで上昇した場合、それは食料品店ではなく、厨房に深刻な問題があることを意味します。

つまり、食材が不足しているのではなく、完成品が不足しているのです。

まさにそれが、現在ディーゼル燃料業界で起きていることだそうです。

クラックスプレッドは早期警戒指標として機能しており、現在、精製業者や販売業者がガソリンスタンドに届く前に支払う「卸売ディーゼル価格」が、深刻な上昇圧力にさらされていることを示しています。

卸売価格は小売ガソリン価格に先行します。

クラックスプレッドがこのように急上昇すると、原油価格の動向に関わらず、短期的にはガソリン価格が下落するよりも上昇する可能性が高いという強いシグナルになっているのです。

原油価格は、各国政府が戦略備蓄原油を放出することで抑制されています。

ところがディーゼル価格は、備蓄放出では解決できない精製・供給不足によって上昇しておりますので、今後ディーゼル油は上昇していく可能性が高いことを意味しています。

スーパーや色々な物資を輸送するトラックは、全てディーゼル油を使用しておりますので、今後、輸送費が高騰していけば、広範囲の商品や食品が、価格高騰圧力にさらされるのです。

7月の初旬からディーゼル油は上昇を開始しており、EIA(米エネルギー情報局)では、「8月17日」時点で、既に1ガロン「5.4ドル」を超えています。

ソース

AAA(全米自動車協会)では、1ガロン「5.6ドル」を超えているのです。

ソース

今までのガソリン価格とディーゼル油の最高値はこれです。

ソース : 同上

ディーゼルは、1ガロン「5.8159ドル」が最高値ですが、今はそれに迫っているのです。

最高値と「約0.2ドル」ほどの差しかありません。

世界の「製油4大拠点」のうち、正常に稼働しているのは、今のところ「アメリカ」だけです。

ソース

中東のディーゼル輸出は、前年比「80%減」と、原油の「48%減」を大きく上回る落ち込みを見せています。

今後のディーゼル市場は、来年の長期に渡って逼迫・高価格の状態が続くと警告されているのです。

中間選挙までにガソリン価格を下げるのは、難しいかもしれません。

関連記事

  1. アメリカ帝国の終焉

  2. ビッグ・シックス

  3. 大西洋同盟の「亀裂」

  4. 米5月の雇用統計

  5. 米 4月の雇用統計

  6. 白頭山の噴火

  7. 任命 アルマゲドン将軍

  8. アグン山 噴火間近

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

カレンダー
2026年8月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31  
アーカイブ
最近の記事 おすすめ記事