気候変動

破局噴火では「1億2000万人」が死亡する

霧島連山・硫黄山が噴火しました。

中々の噴煙ですが、最高300メートルまで噴煙を上げたようです。

噴火しないと言われていた硫黄山ですが、250年ぶりの噴火です。

警戒レベルは「入山規制の3」です。

250年ぶりというのが、何とも少し異常な感じがしますが、歴史的には新燃岳が活発化すれば、硫黄山が鎮静化し、硫黄山が活性化すれば、新燃岳が鎮静化していく関係のようです。

専門家は大したことは起きていないと見ています。

噴煙が300メートルですから、確かに大したことないのかなと思いますが、一つ気になることはあります。

本日4月19日午後6時4分、またインドネシアのシナブン山が3000メートルの噴煙を上げて噴火していますが、リング・オブ・ファイア(環太平洋火山帯)の活性化です。

このリング・オブ・ファイアを九州中心に少し詳細に見ていきますと、例えば4月16日に少し不穏なトカラ列島の群発地震が起こっています。

これですね。

ソース

4月15日~16日にかけて群発地震19連発が起こっています。

場所はここです。

これが「トカラの法則」ということで注目されていましたが、トカラが揺れるとその後、国内本土か海外で大きな地震が発生すると言われている法則です。

『トカラの法則』 トカラの群発地震は、国内・海外で地震がおこる合図

有名どころでは2011年の東日本大震災の時も、その前の月の2月にトカラの群発地震が起こっています。

2011年02月02~11日 17回
2011年03月09日 M7.2 震度5弱 三陸沖
2011年03月11日 M9.0 震度7  三陸沖
(M6以上多数)

この法則から言えば今年の5月か6月に本土か海外で大きな地震が起こるかもしれません。

諏訪大社の「粥占(かゆうら)」でも、神からの三下り半を意味する「3分5厘」が出て、今年前半は注意が必要とありました。

しかもこのトカラ列島は、霧島火山帯に属しており、かつて九州において破局噴火を起こした4つのカルデラをすべて含んでいる火山帯です。

阿蘇山を北端とし,霧島山・桜島・開聞(かいもん)岳・吐噶喇(とから)列島を経て硫黄鳥島に続く火山帯。

溶結凝灰岩が噴出したあとに,大カルデラが形成された所が多い。

阿蘇・姶良(あいら)・阿多(指宿(いぶすき))・鬼界の四大カルデラは有名。

阿蘇カルデラ・姶良カルデラ(あいら)・阿多カルデラ・鬼界カルデラですが、これはすべてこの霧島火山帯に属しています。

4月15日と16日にトカラ列島の群発地震があり、新燃岳が噴火し、桜島も活発であり、また同じ霧島火山帯に属している硫黄山が噴火したわけです。

そしてこの霧島火山帯では、過去破局噴火を起こした4つのカルデラを抱えている。

ここがリング・オブ・ファイアの兼ね合いで、少し活性化しているように見えるわけです。

250年ぶりの噴火なんて聞きますとね。

専門家の方は大したことはないと言われますが、少し気になるわけです。

預言では大したことはないとは言われていませんからね。

諸神霊はみな、考えうる限りのあらゆる災害と人災が起こると言っていたわけです。

人類が長年かけて蓄積してきた悪想念の反作用です。

それがないと世界は変わらないからですね。

創造の前には、必ず破壊があるのです。

逆から言えば、破壊がなければ、また創造もないということです。

しかもこの国では、神道が明らかに破局噴火を予言していたわけです。

「臣民、取り違いばかりしているぞ。お前ら、みーんな穴の中に住まなならんし、生の物食うて暮さなならんし・・・」

「食べるものも、飲むものも、着るものも、頼るところも、住むところもなくなるのであるぞ」

等々、予言されてきたわけです。

それはそうでしょう。

巨大地震直後は、火を起こすこともままならないから生のもの食うて暮さなならんし、地震でお家は潰れちゃってるから住むところもないし、火山灰で水源は汚染されてるから飲むものもなくなってるし、着替えも服もないし、悪党には頼るところもなくなってるし、マナロ火山の噴火でもありましたが、火山灰で農作物が汚染されて農業が壊滅してるから食べるものもないし・・ほんとに、もぅ。

立て替えが進みますと、

「棚の上のもの、下に置くことあるんだぞ」

それはそうでしょう?

巨大地震で揺れれば、棚の上のものが落ちてきて、頭に当たると危ないでしょう?

「棚の上のもの、下に置くことあるんだぞ」

破局噴火が起こればどうなるのか?

ご丁寧にシミュレートした神戸大学という大学がありまして、偉い先生が試算していますが、仮に九州中央部で姶良カルデラ噴火と同規模の破局噴火が現代で起これば、日本の総人口「1億2700万人」のうち「1億2000万人が死亡する」と試算しています。

「1億2700万人」中、「700万人」しか残らない。

これはどこかで記事にした覚えがありますが、これです。

巨大カルデラ噴火のメカニズムとリスクを発表 神戸大学

この論文を読みますと、そら恐ろしいです。

凄いことが色々と書かれています。

日本列島で今後100年間に巨大カルデラ噴火が起こる確率は約1%です。

この確率は、兵庫県南部地震 (阪神・淡路大震災) 発生前日における30年発生確率と同程度です。

すなわち、いつこのような巨大噴火が起こっても不思議ではないと認識すべきです。

最悪の場合、巨大カルデラ噴火によって1億2000万人の生活不能者 (注) が予想されます。

ここでは生活不能者とありますが、当初発表資料では(注)にもありますが「死亡者」と明確に記載されていました。

破局噴火が起これば、日本の総人口は「700万人」に激減し、「1億2000万人が死亡」する。

例えば、今から約7300年前に鹿児島県南部の薩摩硫黄島火山で起こった鬼界アカホヤ噴火 (M8.1) では、少なくとも南九州の縄文文化は壊滅し、その回復には1000年近くかかったと言われています。

現代で破局噴火が起こればどうなるのか?

神戸大学の論文ではこうあります。

数百℃もの高温の火砕流は、その発生から2時間以内に700万人もの人口域を埋め尽くします。

そして火山灰は東へと流れ、降灰により北海道東部を除く日本全域で生活不能となります。

ここで重要なことは、交通・ライフラインが完全麻痺に陥った1億2000万人の本州住民への救援活動は、ほぼ絶望的と考えざるをえないことです。

火山灰が「10センチ」積もっている場所では、そのすべてのライフラインは停止しています。

これですね。

火山灰が「10センチ」積もっている場所の人口は「1億2000万人」とあります。

この画像ですと北海道を除いた本土の水道・ガス・電気等々のライフラインはすべて停止している。

論文ではこう結んでいます。

巨大地震は日本に甚大な被害を与えます。

例えば、今後30年の発生確率が70%といわれる南海トラフ巨大地震の死亡者数は30万人を超えるとも言われています。

一方で巨大カルデラ噴火は、日本という国を消滅させると言っても過言ではありません。

死亡者数に発生確率を乗じた災害の「危険度」を比較すると、巨大カルデラ噴火が如何に重大な脅威であるかを理解いただけるでしょう 。

つまり破局噴火が起これば、その文明は「終わり」ということです。

諸神霊は、これがいつでも必要ならばできるということです。

これで人間が作ってきた勝手な価値観や制度、体制、あるいは人間独自の王国は、崩壊していくわけです。

すべては生まれ赤子になりなりて、赤ん坊の頃からやり直してくれよと言われてきました。

赤ん坊の時にはみんなかわいかったのにね。

大人になると両親でも分からないような難しいことを言うようになってね。

生意気になっちゃって。

破局噴火ではこれ以外に有名なのが、もちろんイエローストーンです。

反米のロシアでは期待しちゃってね。

こんな記事まで出ています。

人類の破滅を招いた米イエローストーン火山、眠りから覚める ロシアの声

そのイエローストーンが長い眠りから覚め始めた。

当初、火山活動の再開は2075年頃になると予想されていたが、2003年イエローストーン国立公園では噴火が予定より50年は早まる兆しが確認されている。

イエローストーンの火山活動は50年前倒しされて、2025年から開始すると予測しています。

イエローストーンが噴火すれば、

米国の大部分の領域が火山灰に埋まってしまう恐れがある。

これにとどまらない。

イエローストーンから流れ出た溶岩は世界全体に流れ出し、破壊力の強い津波が発生するほか、大気圏に放出された何百万トンもの火山灰で太陽光線がさえぎられてしまう。

この結果、緯度50度までが南極圏と化してしまう。

噴火後、数ヶ月で地球上の3分の1の人口が死に絶え、唯一生き残るのはユーラシア大陸の中央部だけとなる。

そしてこのイエローストーンの破局噴火は避けられないと述べ、こういった記事も出しています。

ロシア人専門家;イエローストーンの噴火は避けられない ロシアの声

米国のスーパー火山といわれるイエローストーンは、2016年から2074年の間に必ず噴火する。

「そうなれば、地球全体が寒冷化し、飢餓が広がるなど大規模災害が起きるだろう」

メンジュリン氏は

「イエローストーンが噴火すれば、人類は、数年にわたり穀物の収穫ができなくなってしまう。

現在、世界の食糧ストックは、ひと月分にしか過ぎない。

もし政府が、すでに今からこの問題の解決法を模索し始めなければ、地球上のあらゆる人々に餓死の危険が迫る」

そう警告している。 

ロシアは反米ですのでアメリカに消滅してもらいたいのでしょうが、そのアメリカのジオグラヒィックもこういった記事を出しています。

Yellowstone Supervolcano May Rumble to Life Faster Than Thought ナショナル・ジオグラヒィック

記事ではイエローストーンのスーパーボルケーノは、今まで考えられていたよりも急速にマグマが溜まり、噴火に発展していく可能性があることが新たな研究によって判明した。

アリゾナ州立大学の研究チームは、火山灰の化石に含まれている鉱物を分析。

その結果、マグマだまりに2度にわたってマグマが流入した結果、火山が覚醒し、噴火に至ったと考えている。

地質学者たちにはこれまで何世紀もかかると思われていた鉱物の温度と組成の重大な変化が研究により、わずか数十年の期間で起こっていたことが分かった。

アリゾナ州立大学の研究では、地質学的には一瞬ともいえる短い期間でスーパーボルケーノが再び噴火する可能性があるようだ。

記事ではスーパーボルケーノが、これほどの短期間で、いつ噴火してもおかしくない状態へと変化していくことはショッキングな事実だと言っています。

また2011年、マグマだまりを覆っている地面が、7年で最大25センチ隆起していると報告されているとあります。

ユタ大学は「これは驚くべき隆起であり、その範囲が広く、スピードも異常に早い」と語っている。

記事ではすべての研究者が、このイエローストーンが、いつ大規模噴火を起こすか知るすべはないと言っています。

ただアメリカの地質調査所の予測によれば、イエローストーンが超大規模噴火を起こす確率は、73万分の1であり、これは壊滅的な小惑星が地球に衝突する確率とほぼ同じだと結んでいます。

諸神霊が確固とした決意で実行すれば、この確率に意味はありません。

ただ世界のすべてが間違った道を歩んでおり、200年後、あるいは300年後の神の子達に今後も国益や利潤を「天」に置いた体制や世界の中で修行させるとも思えない。

しかして全部間違っておりますので、全部を変えようとすれば、地球的規模の超地殻変動とならざるを得ず、確かにそう預言はされておりましたが、イエローストーンや破局噴火というのは、可能性としては好ましいことではないにしろ、十分ありうると思っています。

恐らくそれ以上のことが起こってくるのでしょうが、これも日本では予言されていました。

立て替えが激しゅうなりたら、人民はアフンとして、これは何としたことぞ、と。

開いた口が、ふさがらんようなことが起こりてくるのであるから、はよう悟れと申してあるのざ。

人間では見当とれん地殻変動ですね。

口をポカーンと開けて、これは何としたことぞ、と。

開いた口がふさがらなくなるようなことが起こる。

超地殻変動も、実は神の経綸をあらわしており、善悪と真理の奥義の現実化として実行に移されます。

これも後世の学びとなるのでしょうけどね。

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コメント

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