国際

台湾に抜かれた日本

先月の23日からハワイのキラウエア火山が再活動しています。

動画:ハワイ・キラウエア山が再活動、80メートルの高さに溶岩噴出 AFP

世界で最も活発な火山の一つである米ハワイ・キラウエア山が23日、再び活動を始めた。

午前4時30分には、溶岩が上空80メートルの高さまで噴き上がっているのが観測された。

「火山ガスと微細な火山粒子が6000~8000フィート(約1800~2400メートル)の高さにまで達しており、南西方向に風で運ばれている」

2024年の9月にも噴火しており、活発化しています。

太平洋のど真ん中で噴火です。

中国のチベット自治区でも地震が発生しています。

動画:中国チベットの地震、死者53人に ネパール・インドでも揺れ観測 AFP

中国国営メディアによると、同国チベット自治区で7日に起きた強い地震による死者が少なくとも53人に達した。

「多数の建物」が倒壊している。揺れはネパールの首都カトマンズやインドの一部でも観測された。

地震の規模はマグニチュード(M)6.8とされた。

一方、米国地質調査所はM7.1としている。

USGSはマグニチュードを「7.1」としています。

M 7.1 – 2025 Xizang, China Earthquake USGS

死者は、今のところ「53名」となっておりますが、今後も増えそうです。

カナダはアメリカの51番目の州であり、そこの州知事とトランプ次期大統領に揶揄されていたトルドー首相が辞任しています。

ソース

インフレへの対応で支持率が低迷しており、与党内からの辞任圧力に抗しきれなかったようです。

野党・保守党側による不信任案もほぼ可決される公算が大きく、辞任に至ったようです。

トルドー首相は、2015年から9年間首相を務めており、G7の首脳の中では最長です。

トルドー首相は、後継の自由党の党首が選ばれるまで、首相として続投し、3月24日までに新しい党首と首相が選ばれる予定です。

日鉄によるUSスチールの買収が失敗しそうです。

ただ日鉄側は、何度も買収に「自信」を示す態度を取っており、笑えます。

昨年の11月にはこう言っていました。

USスチール買収に自信、日鉄副会長「間違いなく年末までにクローズ」 ロイター

間違いなく年末までに決まるかのように述べていたわけですが、この「自信」が笑えるのです。

話がうまく進んでいるように見えたわけですが、12月にはこんなことを言っています。

日本製鉄 今井社長 USスチール買収実現に改めて自信を示す NHK

日本製鉄によるアメリカの大手鉄鋼メーカー、USスチールの買収を認めるかどうかの判断がバイデン大統領に委ねられたことについて日本製鉄の今井正社長は25日、記者団に対し、「本質的な価値を理解してもらえれば承認されるのではないか」と述べ、改めて買収の実現に自信を示しました。

また買収の実現に「自信」を示しています。

この時点で買収を認めるかどうかの判断はバイデン大統領に一任されたのです。

日鉄はここでも「自信」を示しています。

ところがバイデン大統領は、USスチールの買収計画を阻止しました。

バイデン米大統領、日本製鉄のUSスチール買収計画を阻止 安全保障上のリスクがあると BBC

ジョー・バイデン米大統領は3日、日本製鉄による米鉄鋼大手USスチールの買収を阻止する命令を出した。

日米関係に悪影響を及ぼし、外国投資家を遠ざける可能性があるとの懸念があるなか、政治的公約を守る形になった。

「自信」を示していたはずなのに、日鉄はバイデン大統領の中止命令の無効を求めて「提訴」しています。

日鉄、大統領命令の無効求め提訴 USスチール買収阻止「違法介入」 時事

日本製鉄は6日、米鉄鋼大手USスチール買収計画の中止をバイデン米大統領から命じられたことに対し、命令や米政府機関による審査の無効を求める訴訟を米国の裁判所に起こしたと発表した。

バイデン大統領を提訴しておりますが、日鉄の会長はバイデン大統領を「バイデン」と呼び捨てにしています。

ソース

大統領令に対して提訴しておりますが、この訴訟は、多分日鉄の負けです。

ところがここでも日鉄の会長は「自信」を示しています。

日鉄会長が会見、勝訴に自信 買収計画の代替案「ない」 NEWSWEEK

日本製鉄の橋本英二会長兼最高経営責任者(CEO)は7日午前に記者会見を開き、バイデン米大統領によるUSスチール買収中止命令の無効を求めて提起した訴訟について、勝訴に自信を示した。

訴訟にも「自信」を示しています。

石破首相もバイデン大統領に「不快感」を表明しておりますが、何故一国の首相が出てくるのか分かりません。

国をあげての買収案件だったのでしょうか。

トランプ次期大統領も、日鉄によるUSスチール買収には「否定的な見解」を投降しています。

いくら「自信」を示しても、恐らく買収はできないでしょうね。

1ドル「157円」で始まった2025年ですが、長期金利も「1.1%」を超えてきています。

原油も「73ドル」を超えて上昇中です。

ゴールドは「2650ドル」を超えてきています。

この数字がどう推移していくのか見ものです。

ついに今年、インドに抜かれてしまう日本ですが、昨年は台湾に抜かれていました。

ソース

1人あたりGDPでは、2022年、2023年と韓国に抜かれています。

日本の2023年の1人あたり名目国内総生産(GDP)は3万3849ドルだった。

22年の3万4112ドルから減った。

韓国の23年の数値は3万5563ドルだった。

韓国と日本の1人あたり名目GDPが逆転するのは比較可能な1980年以降で初めて。

OECD加盟国38カ国中で比較しても22、23年は22位と、1980年以降最も低い順位だった。

主要7カ国(G7)ではイタリアの3万9003ドルを下回り、2年連続で最下位だった。

名目GDPの総額は23年に4兆2137億ドル。

世界のGDPに占める比率は4%で、25.9%の米国、16.8%の中国、4.3%のドイツに続いた。

世界経済に占める日本のGDPは、「4%」となり、ピークの「18%」から、約5分の1にまで落ちています。

円安も進んでおりますので、この数字はまだ低下する可能性が高いです。

1人あたりGDPならば、去年台湾にも抜かれていたのです。

韓国・台湾1人当たりGDP、日本を逆転 日経センター 日経

日本経済研究センターは18日、個人の豊かさを示す1人当たり名目国内総生産(GDP)で日本が2022年に韓国、24年に台湾をそれぞれ下回ったとの試算をまとめた。

23年12月に公表した予測では31年に日韓、33年に日台が逆転すると分析していた。

いずれも大幅な前倒しとなった。

ついに台湾にも抜かれてしまいました。

従来の予想では、日韓の逆転は「2031年」であり、日台の逆転は「2033年」でした。

日韓逆転は「9年」の前倒しであり、日台逆転も「9年」の前倒しです。

日本の自動車産業も恐ろしいほど急速に「減少」しており、そのうちなくなるんじゃないか。

何か異常な衰退ぶりです。

優れた歴史家のナイル・ファーガソン氏の最近の発言だが、歴史を振り返れば、大国において負債への利払いが国防費を上回るとき、もうその国は長くはもたない。

そしてそれが今のアメリカの状況だ。ジョニー・ヘイコック氏

実は日本も同じ状況であり、2025年度の国債の利払いは「11兆円」であり、国防費は2025年過去最大の「8兆7000億円」です。

やはり利払いが国防費を上回っているのです。

利払いが国防費を上回る時、「もうその国は長くはもたない」そうです。

本当にこの衰退ぶりを見れば、そう長くは持ちそうにありません。

どこかで糸が切れるでしょうね。

アベクロコンビは、日本にとって最後の砦だったのかもしれません。

日本に起こる「ヘルメスの繁栄」が世界を救うなんて言っていたのですけどね。

肝心要のそのヘルメスは死んでしまいました。

彼は東洋の全ての王達を超えるだろうと予言されていたわけですが、そうなりませんでした。

1999年7の月の予言と言い、ノストラダムスの予言がこんなに外れるとは思いませんでした。

大救世主も何の使命も果たすことなく死んでしまったのです。

しかも葬式も上げてもらえないのです。

大川さんの「復活」を前提にしておりますので葬式を上げられないわけです。

葬式を上げれば、復活を諦めなければならないため葬式ができないのです。

酷い話です。

結局、イエスや高橋信次、そして大川さん達だけならば、「救世の法」はこのままなくなり、滅んでいたことになるのです。

人類の危機に際して神の心の方が滅んでしまったという最悪の結果です。

次回、400年後にイエスが再誕するようですが、今後の400年間、人類の心は闇に覆われる事態を招いた。

これが単なるカルト教祖の死の問題で片付くわけありません。

誰が責任をもっているのか。

生き神信仰、御利益祈願、偶像販売、恫喝訴訟、集団デモ、ノルマ等々、言えばキリがありませんが、みな大川さんの判断でカルト化しておりますので、幸福の科学のカルト化の責任は、8割、9割は大川さんにあるでしょうね。

ただ10割と言えないところがね。

あれだけの偉大な諸神霊が関与していた教団を、たった一人でカルトにしてしまいました。

「救世の法」も矛盾だらけとなり、その意味を失ってしまいました。

まるで波間に漂う残骸です。

本人の表面意識は、「救世の法」の意味と理念を理解できていなかったようです。

法即我ですので、「法」が失われれば、「我」も失われます。

「法」を得れば、「我」を得ます。

真理を説くというのは命がけなのです。

もしそれが神の心ではなかった場合、本人が死にますし、神の心を捻じ曲げても死にます。

悪魔の霊言なんてものを出しておりますとレムリアのように頓死しますし、誰かさんも同じです。

図らずも自動書記の致命的な欠陥が露わになったのです。

潜在意識を使って自動書記で下ろしても、表面意識の方で悟っていなければ、それはそれは恐ろしい事態を招くのです。

仏弟子の方はお気の毒に思いますが、釈尊がああなった限り、「救世の法」はゼウス神に頼るしかないでしょうね。

今回の「救世の法」は、ミカエルも述べていたと思いますが、釈尊とゼウス神が中核でしたからね。

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