2021年9月19日から始まったスペイン領カナリア諸島ラパルマ島のクンブレビエハ火山の噴火ですが、昨年12月25日のクリスマスに噴火が終息しています。
スペイン当局は25日、カナリア諸島のラパルマ島で9月19日から続いていたクンブレビエハ火山の噴火が終わったと発表した。
3カ月に及んだ噴火で、学校や教会と共に家屋1345軒が破壊され、7000人が避難を強いられた。
しかし、死者はもちろん負傷者もゼロで乗り切った。
完全に危険が去ったわけでもなく、次の噴火に警戒しているようです。
入れ替わりかどうか知りませんが1月6日、今度は南米エクアドル・ガラパゴス諸島最大の島であるイサベラ島のウォルフ火山が7年ぶりに噴火しています。
場所はここです。
南米エクアドル・ガラパゴス諸島最大の島であるイサベラ島で6日夜、ウォルフ火山が7年ぶりに噴火した。
噴火によるピンクイグアナへの影響はないことを確認した。
ウォルフ火山は噴煙を高さ3800メートルまで噴出。
南と南東の斜面に溶岩が流れ出た。
標高1707メートルの同火山はガラパゴス諸島最高峰で、最も近い人里からは約100キロ離れている。
ウォルフ火山は33年間の休止期間を経て2015年に噴火。
その際、野生動物に影響はなかった。
アメリカ北東部の「爆弾サイクロン」も凄かったわけですが、噴火だけではなく、洪水も続いています。
中東オマーンの首都マスカットで洪水が発生しています。
中東オマーンの首都マスカットで、洪水が発生した。4日には水に漬かった車両や冠水した通りを歩く人の姿がみられた。
湾岸諸国では大雨が続いており、一部の国では警報が出された。
ブラジル南東部でも洪水です。
洪水に見舞われたブラジル南東部ミナスジェライス州ジュアトゥバで10日、水に漬かりながら家財道具を運び出す人の姿が見られた。
同州ではここ数日、極端な豪雨が続いている。
これも気候変動の影響でしょうが、EU気象観測機関が、2021年は過去「5番目」に気温の高い年だったと発表しています。
ソース / 作成 : 本サイト
このグラフで言えば、2017年の気温を抜いたということになり、2000年に入って下一桁の年は全てなくなってしまいました。
2010年以降の気温が、全てベスト10に入っていることになります。
近年、温暖化が加速していることが分かります。
特にメタンが、ここ2年で急増しています。
今後も人類は異常な気候の中を生きていくのでしょう。
本日、またヒンデンブルグオーメンが点灯しました。
去年の3月3日、1年ぶりに点灯したヒンデンブルグオーメンですが、最近は頻繁に点灯したり、消えたりを繰り返しています。
株価が何か不安定化しつつある。
ヒンデンブルグオーメンが点灯しますと、1か月間は要注意であり、点灯すれば、77%の確率でニューヨークダウが5%以上下落するか、41%の確率でパニック売りが発生するか、あるいは24%の確率で重大なクラッシュが発生します。
これだけ世界中で超金融緩和と超財政出動をやり、通貨の価値を希薄化させ、相対的に株価を上げてきたわけですから、経済を正常化すれば、株価が元に戻っていくことは避けられず、株価は超割高なわけですから、元に戻るとは大暴落ということになる。
あの一時は株価が11万円を超えていたユニクロも、今では半分に落ち、やはり徐々に元に戻っていくわけです。
日銀も金融緩和としてETF買いをしていたわけですから、緩和を終了するとなれば、膨大なETFを売らなければならず、債務超過になるのではないかと言われている。
QE(量的緩和)からQT(量的引き締め)で中央銀行のバランスシートを段階的に圧縮し始めますと、株式市場に流れていた資金も引き上げられることになりますから、株価の暴落は避けられません。
規模が巨額過ぎて誰もと言いますか、人間ではコントロールできないでしょうね。
イギリスの去年の11月の消費者物価指数ですが、予想の前年比「4.8%」を超えて「5.1%」となり、はや5%台に入ってきています。
EU圏の12月の消費者物価指数も速報値ですが、前年同月比「5%」とイギリスと同様、5%台に入ってきています。
イギリスの12月の消費者物価指数は、今月の19日に公表され、EU圏の12月の消費者物価指数改定値は、今月の20日に発表されます。
アメリカの11月の消費者物価指数は前年比「6.8%」でしたが、12月の消費者物価指数は明日発表されます。
予想では「7.1%」となっていますが、駆け足で7%台に入るかどうかが見ものです。
アメリカの利上げ回数も、はや修正されており、0.25%の利上げを今年は「3回」としていたものを「4回」、つまり1%の利上げ予想に変わっています。
ゴールドマン、今年4回の米利上げ予測-7月にはランオフ開始の公算 ブルームバーグ
ゴールドマン・サックス・グループは、米連邦準備制度が今年4回の利上げを実施する可能性が高く、遅くとも7月にはバランスシートのランオフ(償還に伴う保有資産の減少)を開始するとの見通しを明らかにした。
ハッチウス氏は「そのため、われわれはランオフの予想される開始時期を12月から7月に前倒しする。
リスクは一段と早まる方に傾いている。
インフレ率は恐らくその時点でなお目標をはるかに上回ると予想され、ランオフ開始が0.25ポイントの利上げの代わりになるとは、もはや考えていない」と説明した。
同氏はその上で、「われわれは3月と6月、9月の利上げを引き続き予想しているが、今や12月の利上げがそれに加わった」と説明した。
ゴールドマンだけではなく、JPモルガンも年内は「4回」の利上げを予想しています。
米FRB、年内4回以上の利上げの可能性も=JPモルガンCEO ロイター
米金融大手JPモルガン・チェースのダイモン最高経営責任者(CEO)は10日、米経済は高インフレを引き起こしており、米連邦準備理事会(FRB)は今年4回以上の利上げを実施する必要があるかもしれないと述べた。
CNBCのインタビューで「人々の想定よりもインフレが悪化している可能性はある。
個人的には年内4回の利上げで済むなら驚きだ。
米経済は4回利上げ(の影響)を非常に容易に吸収するだろう」と指摘。
ゴールドマンは、7月から中央銀行のバランス・シートを縮小していくと予想していますが、通貨を吸収し、棄損した通貨価値を元に戻すと言っているわけですから、7月以降はハルマゲドンとなる。
通貨の流通量を引き上げていくわけですから、それまで株式市場に流れ、株価を押し上げていた資金が減少しますので暴落でしょうね。
株の暴落を恐れてバランスシートの縮小ができなければ、今度は不動産市場が崩壊します。
規模が大き過ぎるため、どっちに転んでもソフトランディングは難しいでしょうね。
少なくとも今年はボラティリティ(変動幅)が大きくなるでしょう。
エコノミストは、既にFRBのインフレへの対応は後手後手に回っていると批判しています。
FRBのインフレ対応は後手、著名エコノミストらが党派超えて主張 ブルームバーグ
今年の米経済学会(AEA)年次会合では、エコノミストらが党派を超えて、米連邦準備制度のインフレ対応が後手に回っていると主張した。
著名エコノミストらは連邦準備制度の金融引き締めスタンスへの転換をおおむね支持し、物価圧力が今年和らぐと予想する一方、金融当局の予測ほどインフレが大きく減速するのは疑わしいとの見解を示した。
当局のインフレ目標の2%を上回る水準で高止まりするというのが、エコノミストらの見立てだ。
アメリカのインフレは深刻さを増しているわけですが、サマーズ元財務長官は、FFレートを2.5%まで上げないとこのインフレを抑えることはできないと言っています。
サマーズ氏、FRBと市場はインフレ抑制の対応に楽観的過ぎる ブルームバーグ
サマーズ元米財務長官は、米連邦準備制度による最近のタカ派傾斜や米国債の下落でも当局と投資家はインフレ抑制に必要な措置をなお過小評価していると指摘した。
「私自身の見解では何が必要になりそうなのかを連邦準備制度と市場はまだ認識していない」
「フェデラルファンド(FF)金利に関して2.5%を上回らずに今回のインフレを何とか抑えられると市場と連邦準備制度は判断している」
この世界的なバブルの崩壊は、どこから見ても不可避のように見えますけどね。
運が良ければ、何とかなるのかもしれませんが、運頼みの世界経済です。
まるで狙っていたかのように昨年の末からいきなり新型コロナの感染者数が、1日当たり「200万人」を超え、急増していましたが、特に欧米で顕著です。
左の軸である「2M」とは、ミリオンの「M」であり、200万人を超えてきているのです。
ワクチン接種率が低い南アフリカでは、オミクロン株は終息しつつあるわけですが、どういうわけかワクチン接種率が高い欧米諸国での感染者が急増しているのです。
ワクチン接種で変異が加速しているということはないのでしょうか。
ちなみに南アフリカでのワクチン接種率はこれです。
わずか「27.3%」で終息しつつありますが、欧米諸国のワクチン接種率はこうなっています。
イギリスは「71.8%」です。
フランスは「74.5%」です。
ドイツは「71.9%」です。
そしてアメリカは「62.5%」です。
ワクチン接種率が低い南アフリカが終息し、ワクチン接種率が高い国の感染者が急増している不思議です。
ワクチンを3回接種したスウェーデン国王夫妻も共に感染しています。
ワクチンを3回も接種したのに感染しているのです。
ここでデマではないかという情報も錯綜しておりますが、新たにデルタ株とオミクロン株が結合した変異株「デルタクロン」が登場しています。
重症化リスクの高いデルタ株+感染力強いオミクロン株…「デルタクロン」が登場 中央日報
地中海の島国キプロスで新型コロナの変異株「デルタ株」と「オミクロン株」が結合した変異ウイルスが発見されて「デルタクロン(deltacron)」と名付けられた。
「今後デルタクロンがさらに伝染性が強いのか、またはデルタ株やオミクロン株に勝てるかを見守る予定」
「個人的な見解では、デルタクロンは伝染性の強いオミクロン株に代替されると考える」と見通した。
デルタより感染力が2~3倍強いオミクロン株は全世界の所々でデルタを抜いて優勢株になっている。
デルタとオミクロン株の結合変異もオミクロン株を凌駕できない可能性もあるという意味だ。
感染力が強いオミクロン株とオミクロン株より比較的に重症化リスクが高いと知らされたデルタ株が結合してさらに危険な変異になるのではないかという質問に金教授は「最悪の場合、そのような可能性もあるが、デルタ株とオミクロン株の中でもどの部位が結びついたのか塩基配列の分析がさらに必要だ」と答えた。
デルタクロンは、まだ発見されたばかりでよく分からないようですが、次々と新たな変異株が発見されており、まるでワクチンが変異を促しているように見えます。
イスラエルでは、はや4回目のワクチン接種をするようですが、深刻なのはあまり好きではありませんので、年明けですから、多少お笑いを。
最近、受けた動画なのですが、替え歌です。
郷ひろみの「2億4千万の瞳」の替え歌で、「2万4千円の家賃」です。
おもしろくなければスルーを。
当方はうけました。
これは「ドアまじ固ぇ」でつぼにはまりました。
これは聞いているうちに、つぼにはまった替え歌です。
中々、笑えます。
年明けは、お笑いからということで。
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