5月の消費支出が「マイナス16.2%」と驚異的な減少をしていますが、これで去年10月の消費増税以来「8か月」連続の減少です。
10万円の給付金があっても消費は減少しています。
金(ゴールド)も今月に入り、1オンス「1800ドル」を超えてきています。
2011年11月以来、8年8か月ぶりの高値です。
1800ドルは通過点に過ぎず、更に高騰すると予測されています。
ということはドルが売られることになる。
金の高騰はドル安円高の予兆です。
アメリカは来月の8月9日以降、政府が追加の対策を打ち出さなければ「雇用の崖」に直面することになります。
6590億ドルの中小企業に対する給与保護プログラム(PPP)が来月の8日で切れるのです。
PPPは本来6月末に切れたのですが、政府が5週間延長しています。
これを更に延長するのか、別の支援策を打ち出すのか、あるいは何もしないのか注目されています。
雇用のクリフエッジです。
既にアメリカの政府債務は、7月6日時点で「26兆4600億ドル(2831兆円)」を超えており、急速に財政が悪化している状況です。
今年に入って急激に財政が悪化しているのです。
外に出れば新型コロナにやられるし、家にいれば経済的に破綻するし、結局はウィルスに塗れながらお金儲けに走るしかない。
字句通りお金で人類は死ぬかもしれない。
悪を選択して死ぬわけです。
生命が生、物質が死の通りです。
しかして自然界と生態系は、神のパラダイスを満喫しています。
海水浴客や、爆走するモーターボードが消えた地中海では、海洋生物が安心して活動できるように。 pic.twitter.com/HCec3VOMLI
— ロイター (@ReutersJapan) July 8, 2020
水の透明度も格段に上がり、人間の活動が抑制されることによって普段あらわれない生き物が姿をあらわしています。
まるで人類の方が生態系に寄生するウィルスみたいですが、新型コロナウィルスはその心の在り方の影でしょうか。
心の通りあらわれているのかもしれない。
ならば人類は新型コロナと戦っているのではなく、自分自身と戦っていることになる。
負ければ死ぬ闘いですが、少なくとも温室効果ガスは減少しそうです。
富と国益を追っている連中というのは自分に既に負けている連中ですから、新型コロナにも勝てないでしょうね。
新型コロナと戦っているわけですが、治療薬とワクチンはできるのでしょうか。
ワクチンは予防薬であり、治療薬ではありませんから、既にこれだけ感染が広がっておりますと治療薬が必要なはずですが、あまりその話は聞きません。
新型コロナで右足を切断したブロードウェイの俳優がご逝去されています。
新型コロナウイルスの合併症のため右脚を切断したブロードウェイ俳優のニック・コルデロさんが現地時間5日、41歳で亡くなった。
ご冥福をお祈りいたします。
スペインのカタルーニャ自治州政府がロックダウン(都市封鎖)を宣言しています。
スペイン北東部カタルーニャ自治州政府は4日、新型コロナウイルス感染者急増を受け州西部リェイダ県の該当地域一帯へのロックダウン(都市封鎖)を宣言した。
影響を受ける住民は約20万人に上る。
都市に入ることも出ることもできなくなるそうです。
オーストラリアのメルボルンもロックダウンです。
【新型コロナ】メルボルンはロックダウンへ、北京は感染者ゼロ ブルームバーグ
州都メルボルン都市圏では6週間のロックダウン(都市封鎖)が実施される。
アンソニー・ファウチ所長は6日、新型コロナのワクチンはいかなるものでも感染防御効果の持続期間には限りがある可能性が高いとの見解を示した。
ファウチ所長はワクチンができてもその効果は限定的と言っています。
トランプ大統領もついに正式にWHO(世界保健機関)から脱退します。
来年の7月6日に脱退すると言っています。
トランプ米政権、WHOを来年7月6日に脱退-国連に正式通告 ブルームバーグ
トランプ米政権は世界保健機関(WHO)を来年7月6日に脱退すると国連に正式に通告した。
米国の脱退には1年前の事前通告が必要。
「トランプ大統領の新型コロナへの対応はちぐはぐで支離滅裂と表現しても足りないほどひどい。
脱退しても米国民の命も利益も守られない。
米国の流行は続き、米国は孤立する」と指摘した。
TPPから脱退し、パリ協定から脱退し、国連人権理事会からも脱退し、ユネスコからも離脱し、WHOからも離脱する。
いずれWTOからも脱退するかもしれない。
ただトランプ政権が続けばそうなるでしょうが、仮にバイデン氏が大統領になれば、即座にWHOに復帰するとツイートしています。
恐らくパリ協定にも復帰するでしょうね。
そのWHOですが、32か国239名の科学者が、新型コロナは飛沫感染だけではなく、空気感染の可能性があると言っています。
科学者239人が、WHOへ公開書簡。飛沫より小さな、粒による感染を指摘。 pic.twitter.com/XyCIuF73AE
— ロイター (@ReutersJapan) July 7, 2020
この時点では空気感染の明確な証拠はないと言っているわけですが、その証拠が出てきました。
世界保健機関(WHO)の技術責任者であるベネデッタ・アレグランジ氏は7日、ジュネーブでの記者会見で、新型コロナウイルスについて、微粒子で空気感染する可能性を示す「新たな証拠が出てきている」との認識を示した。
動画と同じアレグランジ氏ですが、空気感染の証拠があると修正しています。
空気感染が事実とすれば、ウイルスはこれまで考えられていたよりも長時間、空気中にとどまって広範囲の人に届く可能性がある。
つまり感染の拡大威力が増加するということでしょう。
ワシントン大学も11月1日までにアメリカでは「20万8255名」死亡すると予測しています。
マスクをすれば死者は「16万2800名」まで減らせるが、本当に何もしなければ死者は最大「21万5432名」まで増えると予測している。
そのアメリカですが、既に感染者は300万人を超えています。
しかもここにきて1日あたりのアメリカでの感染者数が7日、6万人に迫っています。
まさに右肩上がりで感染者が増加しています。
1日あたりの感染者数が1万人を超えているのはニューヨークとフロリダですが、新たにテキサス州も加わりました。
米フロリダ州、50以上の病院でICUが満床 コロナ感染急増で 朝日
フロリダ州では感染者の急増を受け、州内の50以上の病院で集中治療室(ICU)が満床に達したことが分かった。
州内67郡のうち25郡の54病院でICUが満床となったほか、30の病院でICUの利用率が90%以上だったという。
テキサス州でもこの日、1日当たりの新規感染者が1万人を超え、これまでの最多を更新。
新型コロナ流行が極めて深刻だった時期に欧州各国が記録した感染者数を大きく上回る。
アメリカは6月の半ばから急激に感染者が増加しており、どう見ても経済活動の早期の再開が原因と言えそうです。
6月中旬の2週間前とは5月末ですが、この頃は5月27日から人種差別への抗議デモが拡大していた時でもあり、また5月中旬から徐々に経済活動が部分的に再開され、5月30日には全米50州すべてで経済活動が再開されているからです。
CDC(米疾病対策センター)は、アメリカでの真の感染者数は推定「1650万人~2640万人」としています。
アメリカの総人口3億2980万人の「5%~8%」です。
米人口の3億2980万人のうち、現在感染している、またはこれまでに感染した人の真の数は、推定1650万~2640万人となる。
100人いれば、そこには「5人~8人」の人が感染している。
相当な数です。
この割合ならばトランプ大統領が感染しても驚きません。
トランプ大統領の友人であるハーマン・ケイン氏も新型コロナに感染し、病院で治療を受けています。
Herman Cain is receiving treatment for coronavirus at an Atlanta hospital CNN
バイデン氏の副大統領候補であるジョージア州・アトランタのボトムズ市長も新型コロナに感染しています。
秋のアメリカの大統領選挙をめぐり、野党・民主党のバイデン氏の副大統領候補のひとりとして名前が浮上している、南部ジョージア州・アトランタの黒人市長が6日、新型コロナウイルスに感染していたことが分かりました。
もう要人が感染しまくりですが、ブラジルのボルソナーロ大統領も新型コロナに感染です。
ブラジルのボルソナロ大統領は7日、新型コロナウイルス検査で陽性反応が出たと明らかにした。 pic.twitter.com/GiCohifGEd
— ロイター (@ReutersJapan) July 8, 2020
3月の検査の時には陰性だったようですが、今回は陽性です。
早速ボルソナーロ大統領と接触した人物の追跡と検査が実施されます。
ブラジル大統領、新型コロナ陽性 「これが人生」、経済再開を強調 時事
新型コロナウイルスを「ちょっとした風邪」と軽んじてきたブラジルのボルソナロ大統領(65)は7日、首都ブラジリアの大統領公邸で記者団に対し、自身の新型コロナ検査で陽性反応が出たことを明らかにした。
「恐れる必要はない。これが人生だ」
感染しても金儲けをやめてはいけないと言っていますが、イギリスのジョンソン首相は新型コロナの感染で死にかけました。
「ただの風邪」で死んだらどうするのでしょう。
政府の要人というのは、諸外国の要人とも会談を行いますので要人から要人への感染となれば、大問題となる。
何か徐々に酷い方向に向かっているように感じています。
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