気候変動

バグポカリプス 2

まさに世界中が洪水だらけになっており、なんだこれは、と。

イランの洪水も続いていますが、同じくイラクでも洪水です。

動画:イラク・バグダッド隣県で大洪水、住民が避難 AFP

イラクの首都バグダッド北方にあるサラーフッディーン県を大洪水が襲い、住民たちは避難を余儀なくされている。

そしてシリアでも洪水です。

シリア北西部の避難民キャンプで洪水、4万人以上が被災 AFP

国連(UN)の報道官は2日、過去3日間の大雨でシリア北西部に洪水が発生し、4万人以上の避難民が暮らすキャンプが浸水したと明らかにした。

3月30日からの大雨でイドリブ県、アレッポ県、ハサカ県で数万人が避難を余儀なくされ、農作物や家畜にも被害が及んでいる。

シリア内戦では37万人以上が死亡し、数百万人が住む場所を追われた。

避難民が暮すキャンプが浸水しており、洪水で4万人以上が被災しています。

そして南米エクアドルでも、洪水によって3万人以上が、浸水被害を受けています。

動画:エクアドルで豪雨による洪水、3万人以上が浸水被害 AFP

南米エクアドルの沿岸地域を季節的豪雨が襲い、多くの町が洪水に見舞われた。

この洪水で21人が死亡、3万2000人以上が浸水被害に遭った。

「食べるものが何もない。

すべての穀物が水に浸かり、家畜は溺れ、人々は苦しんでいる」

砂漠が水浸しです。

アフリカ南東部を襲ったサイクロン・イダイですが、その後洪水の影響でコレラに感染した人が急増しています。

少なくとも「1428名」がコレラに感染しているようです。

Cyclone Idai: Number of cholera cases surges in Mozambique アルジャジーラ

1日あたりの感染率が急上昇しており、昨日の火曜日には、少なくとも376名の感染が報告されています。

そのほとんどは、サイクロンによって街の90%が破壊されたベイラで発生しています。

既にコレラで「2名」の死亡が確認されており、サイクロンの襲来だけでモザンビークでは「500人以上」が死亡、ジンバブエでは少なくとも「259名」、マラウイでは「56名」が死亡しています。

計「815名以上」であり、ここに洪水の影響で発生したコレラが新たな脅威として浮上しています。

多くのヘルスセンターが、サイクロンによる洪水によって一掃されており、何千人にものぼる避難民を支援するには不十分とあります。

水の災難の後は、感染症が勃興するわけです。

これはアメリカ中西部でも同じです。

Midwest flooding threatens the water safety in 1 million wells CNN

アメリカ中西部を襲った洪水ですが、100万個の井戸水が危険にさらされています。

10州全体において300以上の郡に住む人達の井戸水を危険にさらしています。

井戸の数は「111万4157個」であり、地下水が洪水によって運ばれた細菌や工業汚染物質によって脅かされている。

10の州とは、イリノイ州、インディアナ州、アイオワ州、カンザス州、ケンタッキー州、ミネソタ州、ミズーリ州、ネブラスカ州、サウスダコタ州、ウィスコンシン州です。

公共の管理されている水道とは異なり、私有井戸は政府と同じ安全策はとられていない。

しかしてアメリカでは1300万以上の世帯が、調理や掃除、あるいは飲料水として私有の井戸に頼っている。

5月まで異常な洪水が予想されているわけであり、モザンビークと同様、今後家畜や農地だけではなく、水を汚染源とした感染症の問題が発生するかもしれない。

言うまでもなく、水は文明発祥の原点です。

水のないところに文明は発生せず、水が殺されれば、その文明は滅びます。

その国や文明を滅ぼしたければ、水を滅ぼせばいいわけです。

洪水には、その可能性がある。

洪水は浸水した廃水処理のプラントや浄化槽、動物性廃棄物に含まれている細菌や農薬、特別な例で言えばガソリンや石油も地下水に運びます。

水がなければ人間は生存できません。

精神が神なくして生きられないように、肉体は水がなければ生きられません。

洪水は、この部分を想起させるわけです。

気候変動を引き起こした人類の心の在り方の間違いによって、単に心だけではなく、肉体をも脅かし始めている。

経済原理で富と利潤を「天」に置き、政治体制において人民共通の利益に基づいた国家契約をなして利益を「天」に置き、唯物論によって物質(神の体)を「天」に置いている。

間違っていると断定していい根拠は、眼前の大宇宙(神の存在)です。

宇宙は神の表現体であり、神の体です。

神の心が「天」であり、神の体が「地」で、永遠に天地一体です。

生命が「天」であり、物質は「地」で、永遠に天地一体です。

正義が「天」であり、利益と国益は「地」で、永遠に天地一体です。

にも拘らず、我々の文明は、神の体を「天」に置き、神の心を「地」に置いて、眼前の大宇宙の構造や仕組みと一致していないのです。

宇宙と人類、すなわち神と人類、神と文明が分かれているわけです。

宇宙即我の文明ではないわけです。

最高霊域の諸神霊の共通した悟りは、宇宙即我なのです。

ヒンズーでは梵我一如と言いますが、これはヒンズー究極の悟りと言われているはずです。

相対的な国益や富、物質や肉体を「天」に置き、真理を「地」に置いているがゆえに大宇宙、すなわち神ご自身の目から見て我々の文明は間違っていると断定していいいわけです。

救世運動とは、すなわち神の体を「天」に置き、神の心を「地」に置いて、神の御心と逆の文明を造っているこの天地をひっくり返すわけです。

少なくとも今回の救世運動の目的は、この天地一体にして宇宙即我の文明創造といってもいいでしょうね。

世界中が間違っており、間違っているくせに、「白人は優秀!(キリッ)」とバカやっているわけです。

その白人の文明の源流を造ったのもイエスではなく、我々ですけどね。

神の心を「天」に置き、神の体を「地」に置く、天地一体にして宇宙即我の文明創造ですが、これは具体的には神約民主論国家の実現を通して仏国土を顕現させるわけです。

一つの文明実験ということですね。

間に合うのかどうか知りませんけどね。

気候変動が、目立ってきている。

2016年と2017年にグレートバリア・リーフのサンゴ礁を白化現象によって死滅寸前にまで追い込んだ時でさえ、白化現象から免れていた世界最南端の島、ロードハウ島のサンゴ礁から白化現象が確認されています。

世界最南端のサンゴ礁に白化現象見つかる 豪科学者らが警告 AFP

これまで白化現象を免れていた世界最南端のサンゴ礁で、この夏の間に白化が発生したことが発覚した。

ロードハウ島沿岸の礁湖で最大90%の深刻な白化現象が発生していたことを発見した。

温暖化で平均気温の基準値が上がったことや、同地域で今夏、気温が急上昇したことなどが白化現象の原因とみられる。

「これほど隔絶された最南端のサンゴ礁でさえも白化現象が見つかったという事実は異変の警告であり、非常に憂慮すべきことだ」

「温暖化の影響が世界の隅々にまで及んでいることを示す新たな例だ」

温暖化が拡大しています。

ただ深海のサンゴ礁は、白化現象を免れていたようです。

しかして温暖化がこのまま進めば、いずれ深海にも波及していくかもしれません。

ドイツの自然保護区では、25年間で飛翔する昆虫の「75%」が減少し、プエルトリコのルキリョ熱帯雨林では、わずか35年間で昆虫の「98%」が消滅しています。

この昆虫の異常な減少は、イギリス全土でも確認されました。

Widespread losses of pollinating insects revealed across Britain ガーディアン

1980年には、ハチやハナアブがいたはずの場所の「25%」から昆虫がいなくなった。

イギリスにおける初めての全国調査だそうですが、353種類のミツバチやハナアブを調査し、分析した結果だそうであり、1㎢あたり、11種類も減少していた。

昆虫は脊椎動物の恒常的な食糧であり、人間の食糧の「75%」、つまり4分の3は、昆虫の受粉に依存しています。

昆虫がいなくなれば、それを食べる魚類や鳥類、爬虫類や哺乳類、そして両生類までが食料を失い種としては消滅していきます。

また人類自身も昆虫の受粉に依存している食料を失い、飢餓となります。

昆虫がいなくなれば、人類も脊椎動物もすべて滅んでいくわけです。

昆虫の異常減少の原因は、農地の拡大による生息地の減少であり、農薬であると言っています。

ここでも心の在り方は問題とされていません。

心がすべてを生むのですけどね。

生物の多様性の喪失は、至るところで見られており、我々はこの惑星の生態系の崩壊を目の当たりにしている。

将来、昆虫の急速な減少が予測されている。

心から見れば、やはりすべてが減少しているのです。

昆虫の劇的な減少に生態系の消滅は、そのまま人類にも妥当しており、諸神霊も言っておりましたが、現代では人類の半数以上もの人達が地獄に堕ちている、つまり昆虫や野生生物と同様、人類も滅んでいるわけです。

みんな一体となって減少しているのです。

ドイツとプエルトリコ、そしてイギリスで昆虫の減少が確認されたというのは一つの警告でしょう。

もしこのまま昆虫が減少を続ければ、いずれ害虫の大量発生を招くかもしれないと推測されています。

Global insect decline may see ‘plague of pests’ BBC

世界中で昆虫の種の「40%」が減少し、3分の1が絶滅危惧種に分類されている。

無脊椎動物(昆虫)は、脊椎動物、哺乳類や爬虫類、あるいは鳥類や魚類よりも「8倍」の速さで消滅している。

昆虫は、我々人類が食べる作物の75%を受粉しており、土を補充し、害虫の数を抑制している。

昆虫が減少していくと、それを食料としている脊椎動物も一掃されるかもしれない。

そしてゴキブリや多くの感染症を媒介するイエバエが繁殖していく。

膨大な数の昆虫が消滅していくと、その回復には長い時間がかかる。

惑星の生態系が壊れつつある事実が、ますます明らかになってきており、この恐ろしい傾向を止め、逆転させるには異常なほどの世界の努力が必要となる。

記事では将来予想される害虫の大量発生を、「私は怖い」と結んでいます。

こういった記事を見ますと、世界の崩壊は一旦は必要なのかなと感じさせます。

クジラの胃から出てくる大量のプラスチックを見てもね。

ただそれはあの世の諸神霊が決断し、実行することですからね。

何か最近は、酷い状況に移りつつあるように思います。

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