気候変動

2020年1月 観測史上最も暑い1月

オーストラリア・シドニー近郊のカンガルーバレーで「3000匹」のオオコウモリが死亡しています。

オオコウモリは絶滅危惧種ですが、あまりの暑さのストレスに耐えられなかったようです。

オーストラリアで蝙蝠が大量死し、その蝙蝠が中国で新型コロナウィルスの発生源となっている。

これも地球温暖化の犠牲者と言えそうですが、先月の1月は早速過去の記録を破り、観測史上最も暖かい1月になりました。

今年1月は観測史上最も暖かい1月、世界各地で平均気温超え AFP

今年の1月は、地球全体で観測史上最も暖かい1月となった。

C3Sによると、欧州の今年1月の平均気温は、1981〜2010年の30年間の1月平均気温を3.1度上回り、ノルウェーからロシアまでの一帯に位置する国々の気温は、同じく30年間の平均気温から6度上昇した。

科学者によると、主に化石燃料の燃焼によって引き起こされる気候変動の影響により、1か月、1年、10年ごとの最高気温の更新は、今や当たり前となっている。

今年1月の世界の平均気温は、2016年に記録した1月の最高気温より0.03度高かった。

今年は、観測史上最も暑い年だった2016年を上回るかもしれません。

2016年1月の最高気温より、「0.03℃」高かったとありますが、今年の二酸化炭素濃度は記録的な上昇になると今から予測されているからです。

世界のCO2濃度、20年は記録的上昇に 豪森林火災も影響=英当局 ロイター

英気象当局は24日、地球の大気中の二酸化炭素(CO2)濃度について、2020年は記録的な上昇になるとの予測を明らかにし、オーストラリアの森林火災も上昇加速の一因になるとの見方を示した。

英気象当局は「大気中のCO2濃度の予測によると、2020年は1985年の測定開始以降で最も大幅な上昇を記録する年の1つになる」とした。

予測されていたとは言え、目に見える形で色々とあらわれてきています。

ニュージーランドのサウスアイランド(南島)では洪水に見舞われています。

60時間で1000ミリ以上の降雨があったようであり、観光地であるミルフォード・サウンドでは数百人が孤立状態となり、6000人に避難勧告が出されています。

地滑りや道路の崩落、あるいは堤防の決壊が発生し、南島では非常事態宣言が発令されています。

非常事態宣言は、何もニュージーランドだけではありません。

ソマリアにも出されています。

ソマリアで国家非常事態宣言が発令されるのは初めてのことですが、バッタで出されています。

動画:ソマリア、バッタの大群襲来で国家非常事態を宣言 AFP

バッタの大発生をめぐっては、世界で最も貧しい国の一つである同国の食料供給を壊滅させている。

「サバクトビバッタの大群は異常なほど大規模で、膨大な量の穀物や飼料を食べ尽くしている」

ケニアでは過去70年で最悪の蝗害でしたが、ソマリアでは過去25年で最悪の蝗害となっています。

このバッタ(イナゴ)は3月までに制圧できなければ、6月までに今の「500倍」に増加します。

バッタごときに人間さまの食糧が食べつくされている。

後はイナゴを食べて飢えをしのぐしかないかも。

毎日、イナゴ料理になったりしてね。

新型コロナウィルスの被害も拡大しています。

ソース

感染者数も「2万8000名」を超え、死者も「565名」となっています。

致命率は2%を割り込み、「1.99%」となっています。

565÷2万8349=1.993%

パンデミック重度指数(PSI)は最高カテゴリー5から4に低下している。

しかし中々凄いことになっており、このままのペースでは、いずれ感染者数も10万人近くまでいくかもしれない。

致命率は低下傾向ですが、仮に6万人まで増えますと、致命率を2%で計算しても、死者は1200名を超えます。

サーズの死者「774名」を超えるのも時間の問題かもしれない。

死者が1000名を超えますと、大事となります。

現時点の死者数の推移はこれです。

ソース

1日で「73名」が死亡しており、30名 → 40名 → 50名 → 60名 → 70名・・・と増加しています。

まだパンデミックまではいっておりませんが、エピデミックを大規模にしたアウトブレイク(集団感染)の段階です。

ちなみエンデミックとエピデミック、そしてパンデミックの相違はこれです。

エンデミックは特定の地域に一定の周期で病が常在的に発生している状況であり、エピデミックはある種の感染症が一定の地域で大規模に発生し、予期せぬ規模まで広がり、いずれ終息していく状況であり、限定的な現象です。

パンデミックはエピデミックが同時期に世界の複数の地域で発生している状況です。

従って現在の中国の状況はエピデミックとも言えるし、それを大規模にしたアウトブレイクとも言える。

ウイルス流行、現時点では「パンデミックにはない」WHOが見解 AFP

世界保健機関(WHO)は4日、中国から20か国以上に拡大した新型コロナウイルスの感染について、現時点では「パンデミック(世界的な大流行)」とみなすには至っていないとの見解を示した。

「現時点では、われわれはパンデミックにはない」

WHOもパンデミックではないと言っていますが、「現時点では」と含みをもたせており、いずれパンデミックになるかもしれないというニュアンスです。

香港でも1名死者が出ておりますが、香港は中国ですから、厳密に言って中国以外で死者を出している国は、今のところフィリピン1国だけであり、しかも1名です。

さすがにこの状況ではパンデミックとは言えないでしょうね。

日本はシンガポールやタイを抜いて、中国に次いで2番目に多い感染者(45名)を出していますが、死者は出ておりませんし、医療が充実している日本で大量の死者が出ることも考えにくい。

ただミクロネシア連邦、ニウエ、ツバルの3ヵ国から日本は新型コロナウィルスの感染国として入国制限を受けています。

太平洋3カ国、日本からの入国制限 新型肺炎拡大で 時事

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、ミクロネシア連邦、ニウエ、ツバルの3カ国が日本からの入国を制限する措置を取ったことを明らかにした。

ばっちぃから来るなということでしょうが、放射能の被ばくで免疫力が低下しているところに新型コロナですから、感染の拡大には注意していた方が無難かもしれません。

中国が、10日で作った2つの病院の名前は「火神山医院(かしんざんいいん)」と「雷神山医院(らいしんざんいいん)」ですが、5Gを導入しています。

たった10日で建設された武漢「火神山医院」、ファーウェイの5Gで遠隔診療体制~新型コロナウイルス感染リスク軽減

あのサーズを経験している中国人民解放軍の医療スタッフ1400人が治療任務にあたっているわけですが、5Gで遠隔治療システムまで構築しています。

どこにいても治療できる。

二つの病院で2600床のベッドが用意されているようですが、少し足りないかもしれない。

感染者の80%は軽症ですから、残り20%が問題になるのでしょうが、今後も病院を新設していくかもしれません。

なんせ6日で一つの病院をつくるのですから、奇跡か魔法を見てるようです。

シンデレラの馬車じゃあるまいし。

他の国でできるのでしょうかね。

少なくとも聞いたことがありません。

パンデミックになるか、ならないかも真理の動向とイエス次第であり、この霊はいい加減にしろということですね。

株やお金で神を売らせているような霊のいうことを「しかり、しかり、いな、いな」で言うことを聞けだと。

聞かなければ、悪なんだと。

法にも問題があるが、法以前に性格に問題がある。

そんな犯罪を犯してでも、偉いと言われたいものですかね。

神の心というならば、以後の人類の生死に関わる最も大切な心なわけですから、当サイトであろうが、イエスであろうが、正当に批判されるべきです。

好き勝手やって批判されたくないとは、どういうことだ。

だから宗教界はろくでもない奴が多い。

宗教界とは、ほとんどが詐欺師の集まりとなっている。

そしてそれを誰も批判せず、野放しの世界となっている。

46億人も地獄に堕ちている世界で偉いと言われてうれしいものですかね。

ならばその偉いと言われている者の責任です。

当たり前のことです。

本当に偉いのかどうか検証されるべきだと思う。

本当に偉い者を偉いと言って、46億人も地獄に堕ちるというのはあり得ないからです。

神の心というならば、あり得ません。

少なくとも聖書の真理は良く言っても方便の善であるし、悪く言えば明らかに偽物の善を説いているわけです。

だから46億も地獄に堕ちているのです。

そういった点は正当に批判されるべき。

そしてその批判がすべて失敗に帰した時、一つの真理として受け入れられるべきであり、その正当な批判に耐えうる確実な真理と知識だけを蓄積していくべきです。

科学や学問の世界ではその正当な検証と多角的な批判をしているから、まず宗教界のようなデタラメな知識や思想は入りようがない。

ところが宗教界だけです。

そんなデタラメな知識と教義が平然とまかり通っている世界はね。

大体、世界の宗教家の中で、それはバチカンの教皇を見てもそうですが、一人も神の心を悟っている宗教家などいないでしょうに。

過去、神の思想を悟っていた人は、ユニテリアンのエマソンや高橋信次は例外としても、ほとんど宗教家ではなく、哲学者や小説家です。

ヘーゲル、西田幾多郎、ゲーテやほんの一握りです。

ここ200年をとっても10人もいません。

今回は法の総決算です。

現時点で考えられる限りの神の法の編纂が目的ですから、今までの歴史の中では究極の神の法が編纂されるわけです。

その最高責任は大川さんでしょうが、使命を果たしていませんからね、彼は。

カルト教祖やっとるから。

現時点では期待もできない。

ならば当サイトがやるしかないわけです。

できますからいいですけどね。

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