Creator's Room

東芝の買収したウェスティング・ハウス社（WH)とストーン&ウェブスター社（S&W）は、共にマンハッタン計画で原爆製造に関与していた企業です。

ヒロシマの「リトル・ボーイ」と長崎の「ファットマン」は、このマンハッタン計画で製造されました。

しかして東芝の買収したこの二つの企業が、この計画に深く関係していた企業というのは知りませんでした。

トラックバック野郎東芝巨額損失の真相　ストーン・アンド・ウェブスター社は「マンハッタン計画」秘密施設を建設し、広島、長崎のひとりの命を２６１２万円の札束に変えた　中田潤ジャーナル「プロパガンダをぶっとばせ！」

この記事に詳しいですが、S&W社は今まで2回債務超過に陥っています。

ＣＢ＆Ｉ（シカゴ・ブリッジ・アンド・アイアン　本社オランダ）がストーン・アンド・ウェブスターを傘下に収めたのは２０１２年７月。

ところが傘下に収めたS&W社が、損失引当金によって債務超過に陥ったため、親会社のCB&I社が原子力事業から手を引こうとした。

ＣＢ＆Ｉは東芝に「さようなら」

このままではアメリカで原発事業を継続できないと判断した東芝は、この債務超過企業を買収せざるを得なかったとあります。

そのS&W社の減損処理に3000億円超かかる。

東芝は、このウェスティングハウス社とS&W社が、あのマンハッタン計画に関わっていた企業であると知っていたのでしょうか。

ソース

時間を超えた不思議な共時性を感じます。

かつてマンハッタン計画において製造された「リトル・ボーイ」と「ファットマン」が、広島と長崎に落とされて日本は敗戦しました。

この原爆製造に深く関与していたWH社とS&W社を東芝が買収した。

その東芝が、また福島第一原発3号機（東芝製）の核爆発によって再び核事故を起こし、広島と長崎以上の大量の放射能汚染を引き起こした。

そしてこうなった。

ポーランドの写真家

東芝のみならず、三菱重工もMRJ （三菱リージョナルジェット）の5回目となる納入延期が検討されています。

MRJ　量産初号機　5度目の納入延期 検討　2019年以降の可能性　2016年10月1日

このままではライバルであるブラジルのエンブラエル社に抜かれる可能性が出てきています。

三菱重工は、オーストラリアのそうりゅう型潜水艦にしろフランスに出し抜かれ、大型客船事業でも損失を計上しており、この分野から撤退します。

日本には事実上、大型客船を建造できる企業がなくなりました。

三菱が深く関与していた高速増殖炉もんじゅも正式に廃炉が決定しています。

三菱自動車の燃費の不正問題もありました。

東芝と三菱は満身創痍に見えます。

ここまで凋落しますと霊天上界で何かあったのかと勘ぐってしまいます。

今後、どうなるのか注視したいと思っています。