Report No.217
仏教の教義には、現代的真理論から言えば問題点も多いわけですが、今後も真理として十分通用する教えも多い。
「宇宙即我」、「輪廻転生」、「因果の理法」、「一念三千」、「色即是空、空即是色」、「一即一切、一切即一」等は十分未来においても真理として通用しますし、一切皆苦が入っている四法印(諸行無常・諸法無我、涅槃寂静、一切皆苦)は説けませんけれども三法印(諸行無常・諸法無我、涅槃寂静)ならば説けます。
真理の全貌を理解していく上で使える真理が仏教には多い。
結果論としては玉石混交の教えですが、その教えに付着している埃とチリには歴史の長さを感じさせます。
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