Report No.427
キリスト教では「原罪」と「人間・罪の子」の「正」が説かれ、「反」として「本来、罪なし」の神道系の教えが出ています。
果たして人間は神の子なのか、あるいは罪の子なのか。
キリスト教では現実に悪や罪を犯す人間を見て罪や悪を見つめさせ、反省と悔い改めに導きますが、生長の家では人間精神の根源的本質である神の心そのものを見つめ、ここに「悪なし、罪なし、病なし、肉体なし、物質なし、宇宙なし」と説き、悪もなければ、罪もない神の心を見つめさせようとします。
これをあの世の高橋信次氏は、「本来、地獄なしですが、現実は地獄ありなわけです」と言っていました。
あるものはあるのだから仕方がない、と。
つまり「正」と「反」の対立があるわけです。
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