2016年2月分のマネタリーベースがでました。
平均残高は「355兆0415億円」ですが、先月より600億円ほど減少しています。
紙幣も減少し、硬貨も減少している。
当座預金は増加していますが、それ以外は先月よりも減少しています。
月末残高は「358兆8015億円」で過去最高を更新していますが、400億円ほどしか増加していない。
硬貨も減少し、当座預金などは、むしろ先月より3兆円ほど減っています。
金融緩和の限界が近いのでしょうか。
強気の黒田総裁の態度が「虚勢」に見えてくる。
長期金利も2月9日に初めてマイナスをつけた後、2月22日以降ずっとマイナス金利です。
長期金利がマイナスになった時点で「限界」だったのではないか。
こんなことを一体いつまで続けられるのか知りませんが、前代未聞でしょう。
マネタリーベースを見ても、長期金利を見ても、これは金融緩和の限界を示しているのではないか。
もう少しもつかと思いましたが、「終りは近い」と感じます。
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