Report No.550
「主の祈り」と「原罪」、「人間・罪の子」の思想に「神と金」の問題、この「神と金」の問題とは、真理と現象利益の問題ですが、その思想の位置づけと昇華は終わったと思う。
真理が「天」であり、現象利益は「地」で、永遠に天地一体ですので、神の「天」と金の「地」を切れば、天地が切れてしまうのです。
天地の分離は、人類の不幸の原理ですので、2000年前はそれで良かったけれども、現代の救世の時代ではそのままでは通用しないのです。
これは「時代の要請」そのものです。
昔ならば、有限の範囲で済み、問題のなかった教えでも、科学と学問の発達によって、現代では如何なる方便の教えであろうが、無限化してしまうのです。
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