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「営業毎旬報告」が出ました。

営業毎旬報告（平成27年11月10日現在）日銀

総資産は「373兆9092億3337万9千円」であり、国債は「317兆4049億2887万6千円」保有しています。

総資産「400兆円」までもう少しですね。

国債は約4000億円増加し、「317兆4000億円」ほどです。

これを俗に「うなぎのぼり」と言う。

これですね。

ソース

うなぎのぼりのウナギつかみざ。

すればするほどわるうなるぞ。

バルチック海運指数も、ついに「560ポイント」をつけました。

バルチック海運指数　ブルームバーグ

最低値「509ポイント」まで、あと「51ポイント」しかありません。

果たして下げ止まるのでしょうか、あるいは500ポイントを割ってしまうのでしょうか。

WTI原油も「40ドル台」をつけています。

これも下げ止まるのか、あるいは40ドルを割って下落していくのか分かりません。

ブレント原油もバレル45ドルを割って44ドル台に突入しています。

経済指標もパッとしません。

ソース

9月の鉱工業生産指数の確報値は「1.1%」であり、製造工業稼働率は「1.5%」でした。

「機械受注統計」単月を見ますと、民間設備投資の先行指標である「船舶・電力を除く民需」の動向を見ると、2015（平成27）年8月前月比5.7%減の後、9月は同7.5%増の8,164億円となった。

であり、9月は「7.5%増」となっていますが、7-9月通期を見ますと、「船舶・電力を除く民需」は同10.0%減の2兆3,813億円となり「マイナス10.0%」と大幅なマイナスになっています。

10-12月期の見通しは、「船舶・電力を除く民需」は同2.9%増の2兆4,501億円となり、「2.9%増」を見通しています。

マイナス10%というのは少し大きいですね。

家計消費支出は「マイナス0.4%」であり、9月分の景気動向指数（速報）は、「マイナス0.3ポイント」で足踏み状態です。

景気動向指数

一致指数は、前月と比較して0.3ポイント下降し、3か月連続の下降となった。

景気動向指数（ＣＩ一致指数）は、足踏みを示している。

7-9月期の第三四半期GDPは、あまりいい数字は出てきそうにありません。

今後の見通しも、あまりよくないのではないでしょうか。

これから威勢よく景気が良くなっていくと言った数字ではありません。

特にアメリカは12月に利上げをすると言っておりますので、なおさらでしょう。

アメリカが「利上げ」をすればエマージング諸国に打撃を与え、資源と商品価格への下落圧力となります。

米利上げは中国に打撃　原油価格に影響　世界経済への反作用も懸念

中国からの資本流出があるなか、米国の利上げで加速される可能性がある。

中国へ貸し付けている外国銀行にとっては、米国の利上げによって資金調達コストが増え、資金源が縮小するためだ。

利上げということは金融引き締めであり、マネーの減少を招き、その結果、資源が相対的に多くなるので価値が下がり、資源価格下落になる。

米国の金融引き締めが、資源価格の下落を招きやすい。

中国、ブラジル、ロシア、南アフリカなどへ及ぶが、それらの国の世界経済に占めるウエートはかつてないほどに大きい。

このため、米国の金融政策が世界経済へ影響して、場合によってはその影響が米国にかえってくることも十分に考えられる。

アメリカの利上げはデフレ圧力となって資源価格を引き下げる可能性がある。

原油価格は下がり、商品価格も低下していき、回り回ってアメリカ経済の重石となり、反作用を招くかもしれない。

ゴールドマンサックスが予測した「2016年3月までの1バレル20ドル台」も、そうなるかもしれない。

そしてそうなれば最後の金融危機が引き起こされることになります。

本当にアメリカは12月に利上げができるのでしょうか。

12月の利上げには疑問を感じています。

というのは次の金融危機は、世界各国の中央銀行が、軒並み利下げのできない無抵抗な状態で直面するわけであり、金融緩和で経済が上向かない限り、打つ手はありません。

世界経済がメルトダウンしていくかもしれない。

そのようなリスクを取る必要性があるとも思えない。

結論は分かっているわけです。

物質宇宙は神の表現体であり、神の神殿です。

信仰と悟りによって生命が進化向上した時、これを原因（神の心）として結果（神の体）あらわれる利益を最上位に置いている資本主義、結果（神の体）あらわれる国益を中心に置いた政治体制は、この神から見れば、神の体を最上位に置いた「偶像崇拝」を犯しているわけですから崩壊していく結論は決まっています。

このような偶像崇拝体制や原理が、50年も100年も続くわけはないのです。

神の心を拝まずに神の体を拝んでいるわけです。

神の体、すなわち物質という相対的なものを絶対化しておりますので、この「傲慢」によって衰退し、崩壊していきます。

何故、現文明が崩壊していくのか、あるいはその原因は何かを心に刻み込んでおかなければならない。

次の文明で同じ間違いを犯すわけにはいかないからです。

ただ崩壊していく時というのは、必ず犠牲が伴うのですね。

昔から「偶像崇拝」は禁止されてきたのですが、その意味を知らないために無知から「偶像崇拝」にふけり、間違いを犯し、崩壊していくわけです。

だから「神の法の編纂」が必要なのですね。

神の心が絶対的なものであり、神の体（物質）は相対的なものです。

信仰とは神の心を拝むことであり、偶像崇拝とは神の体を拝むことです。

絶対的なものを拝まずに相対的なものを拝むことを「偶像崇拝」というのです。

物質は有限であり、利益や国益も有限の範囲ではいいのですが、拝むという信仰の対象にしますと無限化してしまうのです。

最上位に置くとはそういうことです。

すると相対的なものを絶対化し、最上位に置いているわけですから、その相対性から対立と矛盾を無限に生んでいくのです。

悪が我々の世界で無限化してくるわけですね。

そしてその無限化された悪を克服できればいいけれども、すべての人間がその悪を克服できるわけでもない。

そうしますと克服できない方は、地獄堕ちとなって天と地が分かれる。

すべての原因はこの神の体（物質）を最上位に置いた「偶像崇拝」が原因なのです。

人間の生む悪は、すべてここから出ています。

だから中東の方では偶像崇拝を厳しく禁止してきたのです。

しかして現代の人類はその「偶像崇拝」を犯しているわけですね。

これが世界と文明が崩壊する真の原因です。

そしてこの原因は、過去・現在・未来を通して変わらずに不変なのです。

いつでも文明や世界は、これを原因として崩壊していくのです。

逆から言えば神への信仰がない無神論が世界の崩壊の原因と言えるでしょう。

信仰がないわけですから当然、神の心を心とはしませんから自己標準となり、自我を基準として生きていきます。

すると宇宙の理法上、自我を基準とすれば、必ず神の体の方面の支配を強く受けます。

自我も相対的ですが、神の体も相対的ですから、同じ相対性の性質からこれと同通してくるのです。

そうしますと神の体を最上位に置く「偶像崇拝」が出てくるのですね。

分かりやすく世界と文明の崩壊の不変的原因を言えば、たった一つ「神への信仰の欠如」、ただこれだけです。

いつだってこれが原因で滅んでいくのです。

次の文明においては、現文明と同じ間違いを犯してはいけません。

そう思っています。