Creator's Room

「NEVADAブログ」と言うブログがあります。

たまに覗いていたのですが、去年の夏辺りから大変なことになっていたようです。

このブログはアメリカ信仰に貫かれているブログであり、アメリカの力を信仰しているブログと言ってもいいかもしれません。

金（ゴールド）が上げれば、ドルの価値が下がり、金が下がれば、ドルの価値が上がるために、ひたすら金が下がることを願っているブログです。

アメリカ一極世界を待望しているブログであり、ひたすら「アメリカの一人勝ち」に言及します。

財政破綻や金融崩壊にも、よく触れるのですが、地震や天災と言った恐怖の危機を煽る点は日月神示と重なる部分があります。

ブログ主はコイン販売業者・和田英之氏と言う方であり、元在ジュネーブ代表部三等理事官をしておられた方です。

外務省の元職員として、過去色々と問題を起こしている方のようです。

外務省元職員が大使ら誘い“財テク会” 運用失敗、訴えられる

ここでは「国家公務員法違反」であるとか、「外交官特権の利用」だのの文字が躍っています。

赴任先での商業活動を禁じたウィーン条約の違反や外交官特権を利用した私設ファンドがらみの裁判沙汰もニュースになっています。

毎日新聞社とのインタビューでは、どこかで聞いたことがある言い訳をしています。

－ファンドを開設しての大がかりな営利事業まがいの財テクが、公務員として度を超えた行為と思わないか？

和田元理事官　ーそんなこと、私みたいな下っ端より、大使らハイクラスの人に聞いたらどうか。

今の時代、政治家も、外務省、大蔵省の職員もみんなやっている。

確か従軍慰安婦の件で誰かしら同じことを言っていたように思います。

「他国だってやっている」

他人だってやっていると言い逃れをする時というのは、大抵その人は反省をしていません。

だから同じことを繰り返すと思われても仕方がありません。

稀少金貨・ダイヤモンド被害者の会

被害を受けた方も色々といるようです。

被害者の会は今年（2015年）の1月22日に発足しています。

今後、社会問題化していくかもしれません。

要はアメリカにおける希少コインの実勢価格の2倍から6倍の不当な価格で売りつけていたようです。

このページを見ますと実勢価格の2倍以上から中には21倍以上の高値で売りつけている例も見られます。

しかもいつでも買い取ると言いながら、買取を求めると大幅な元本割れであり、事情説明を求めれば「買い取りを行う法的義務はない」と通知し、東京の大手法律事務所が出てきてすべて弁護士を通して下さいと述べるために個人では太刀打ちできず、泣き寝入り状態に置かれるそうです。

また買い取りを一方的に拒否する場合もあるためにコインを購入した方は、現金化しようにも個人ではできず、途方に暮れる例も見られます。

ブログではコインの価格は、常に上昇していると景気の良いことを言うそうですが、いざ現金化してみると一部では利益を上げた方もおられるようですが、大抵購入価格を下回っているために損切りを与儀なくされるようです。

「不当表示のもと、当該事業者が販売する高額コインは既に市場価格の500％以上、時には1000％、2000%を超える『和田価格』で売却されているため、米国で多少の価格上昇があったとしてもキャピタルゲインには遠く及ばない。

これが今回の問題の核心である。」

事実ならば酷い話です。

このブログの方、以前にも似た事件を起こしています。

和田英之氏による4つの事件簿

「当該コイン購入者らは、和田氏が米国希少コイン市場の常識的慣行および顧客に販売した希少コインのグレードについて、また将来の価格上昇について虚偽の説明を行い、同時にこうしたコインの市場価格について著しい過大評価を行っていたと主張する。

和田氏のこうした虚偽の説明の結果、当該購入者らは、米国における同程度の希少コインの実勢価格の2倍ないし6倍の高額を支払うに至ったという」

和田氏独自のAAAのコイン格付けも、業界では全く認知されておらず、無名であり、通用しないそうです。

通用しないために取引が成立しない。

米国最大のコイン鑑定会社PCGS社創設時からの貨幣鑑定士であり、コイン専門家のマーク・ファーガソン氏は和田氏について次のように述べています。

「和田氏のコインビジネスにまつわるトラブルを知る者を除き、米国希少コイン市場の関係者の中で、和田氏の方式を見聞した者は皆無と言ってよいだろう。

和田氏の方式は無名であり、さらには全く認知されておらず、通用しないといって過言ではない。」

「和田氏は実勢価格の2倍から6倍、時にはそれ以上のプレミアム価格を付けるのが通例であり、しかも対象コインにCAC認証は付いていないという。

これは、米国希少コイン市場における悪質な虚偽説明に該当し、和田氏はこういう手段を用いることで日本人投資家を欺いていると言える。」

「また、米国市場で実際に成立したオークション落札価格と、その後同一コイン（鑑定番号が完全一致するコイン）を和田氏が日本で販売した際の価格を調べてみると、和田氏は米国のオークション落札価格の数倍の価格で日本人投資家に売りつけていたことが判明した。」

「『ポンジ・スキーム』という詐欺の一種とみなされる可能性がある。」

「和田氏が日本で販売したコインは、その多くが洗浄液に浸したものであることが判明している。

和田氏は顧客に対し、PCGS社やNGC社が正確に鑑定したコインの価値について誤った説明をしている。

和田氏は、米国希少コインの価格上昇について虚偽の主張を行い、自身のマージンについて日本人投資家に対し虚偽の説明を行っている。

コインディーラーが和田氏のように2倍から6倍もの不当なマージンを請求したら、そのような詐欺的な高額マージンが発覚した途端に、顧客離れと同時に返金要求も相次ぐだろう。

そうなれば、このような不当なビジネスモデルは持続不可能となると思われる。」と結んでいます。

http://www.kaneshirolawyers.com/upload/MF%20Opinion%20Letter.pdf

http://www.kaneshirolawyers.com/upload/Coin%20Report%20.pdf

明らかに詐欺扱いに読めますけれども、有名なサイトであるだけに消費者庁が動いて社会問題化するかもしれません。

米国コイン販売における問題について

このサイトで問題が発覚したわけですが、まさか「Nevadaブログ」が詐欺商法に該当しているとは、全く寡聞にして知りませんでした。

もし指摘されていることが事実ならば、刑事事件に発展しましても不思議ではありません。

返金要求されますとどうなるのでしょうか？

上記のサイトではこういった情報が乗せられています。

「最大規模のコインオークション会社は和田英之氏及び関連企業との今後のビジネスをストップする判断に至ったと報告を受けております」

事の成り行きを注視したいと思います。