気候変動

キリストの再臨

本日2月14日の早朝、インドネシア・バリ島のアグン山が噴火しました。

全容はまだよくわかりませんが、いくつかの村で降灰が報告されているようです。

メラピ山の溶岩ドームも、いつの間にか崩壊していたようであり、大噴火にはならなかったようです。

内部で噴火を起こすほどのガスの圧力が、まだ十分たまっていなかったようです。

オーストラリアのロスリバー流域でおこった2000年に1回のイベントですが、被害が拡大しています。

ソース

当初、牛30万頭が洪水で死亡したと言われていたわけですが、「牛50万頭」に増えています。

Up to 500,000 drought-stressed cattle killed in Queensland floods ガーディアン

大変な被害です。

この大洪水に遭遇した北西クイーンズランド州は、今まで「5年間」まったく雨が降っておらず、干ばつに悩まされていた地域です。

ここにわずか1週間で3年間分の豪雨に見舞われたのです。

すべてを失った農家の方も多く、被害の全容は未だ分かっていないようです。

農家の方が再建するには、4、5年はかかるだろうと予測されており、最悪数十年かかるかもしれないとあります。

大変、深刻な状況です。

干ばつで牛が衰弱した後に洪水に見舞われています。

クイーンズランドの洪水の前と後です。

Queensland floods: satellite images before and after reveal devastation ガーディアン

画像の真ん中にあるこれをマウスで左右にドラッグして下さい。

洪水前の画像が向かって左(Prior)です。

かなり広範囲に被害を受けています。

これとは別にノーザン・テリトリー州のデニソン山で、極度の高熱による異常な火災が起こっています。

場所はここです。

地面が異常な高熱で燃えているのです。

土地の自然発火

通常、自然発火は干し草や俵で起こりますが、大地が自然発火を起こすというのは、専門家でも初めて目にする珍しい現象だそうです。

原因は、恐らく牛の尿やバクテリア等の可燃性の排泄物だろうと見られていますが、温度計が30秒で摂氏200度に達し、その後温度計が融けています。

地面が燃えるというのは、あまり聞いたことがありません。

気候変動によって世界中で異常な火災が起こっているようです。

気象庁は一昨日、今回のエルニーニョは夏まで続く見込みだと発表しています。

8月までエルニーニョが続く確率を「70%」としています。

ソース

当初、今年の春ごろまでと見られていたエルニーニョですが、かなり長期化しそうです。

その影響でしょうが、気象庁は来週の火曜日、つまり2月19日から月末まで高温が続く異常天候早期警戒情報を出しています。

ソース

全国が真っ赤ですが、ここらあたりだけかもしれませんが、何も異常天候早期警戒情報を出して高い気温を警告しなくても、今までも十分に暖かかったです。

こんなに暖かい冬は、恐らく初めてであり、これ以上まだ気温が上昇すると言うのも、何か異常な感じがします。

地図上の、例えば中国地方をクリックしますと、これが出てきます。

19日から1週間まで「かなり高温」とあり、2.9℃以上上がるとあります。

2.9℃以上ならば、体感できるでしょうね。

ほんと、暖かい冬でした。

2016年の暖冬明けの4月中旬には、あの熊本地震が起こっています。

今回の暖冬明けは、もっと巨大な地震が発生するかもしれない。

エルニーニョの意味は単なる「子供」ですが、語源は「幼子イエス・キリスト」のことです。

エルニーニョ/ラニーニャの語源は何ですか 気象庁

エルニーニョとは、神の子・イエス=キリストのことを指しているわけです。

従ってエルニーニョの発生とは、キリストの再臨のことです。

2度目の再臨ですけどね。

1度目の1980年代の再臨は、見事に失敗しましたけどね。

もう、これは自他共に認めるでしょう。

日本では知っている人もたくさんいます。

そして2度目も失敗したりしてね。

3度目の正直になったりして。

するとまた失敗したりしてね。

仏の顔も三度までだ、とかお説教されたりして。

そして4度目も失敗したりして。

「なんで、そう何度も、何度も失敗するんだよ」なんて世間から突っ込みが入ったりしてね。

それより幸福の科学の問題は、どうする気なのかね。

イエスの再臨など、もうどうでもいいですけど、こちらの方が心配です。

どう見ても、まずい状況になっている。

エルニーニョは、日本では暖冬をもたらし、夏には冷夏と雨をもたらします。

気象庁はこう言っています。

エルニーニョ現象が日本の天候へ影響を及ぼすメカニズム 気象庁

エルニーニョ現象が発生すると、西太平洋熱帯域の海面水温が低下し、西太平洋熱帯域で積乱雲の活動が不活発となります。

このため日本付近では、夏季は太平洋高気圧の張り出しが弱くなり、気温が低く、日照時間が少なくなる傾向があります。

また、西日本日本海側では降水量が多くなる傾向があります。

冬季は西高東低の気圧配置が弱まり、気温が高くなる傾向があります。

1993年に起きた「平成の米騒動」も、エルニーニョが原因でおきた騒動でした。

ピナトゥボ火山の噴火も要因の一つですが、このエルニーニョも影響していたのです。

酷い冷夏が襲いました。

低温と長雨とくれば、江戸の三大飢饉を思い出します。

冷夏とは断定はできないのでしょうが、少なくとも可能性だけは高そうです。

欧米が寒波ならば、日本は暖冬でした。

ならば今年の夏は、日本は冷夏、欧米はまた熱波かもしれません。

エルニーニョの発生とは、イエス・キリストの発生であり、一体、何度発生するのか知りませんが。

ガスの発生みたい。

エルニーニョの発生は、キリストの再臨と捉えた方が象徴的ですね。

もちろん単なる語呂遊びですけどね。

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コメント

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