経済

逆イールド発生

10年半ぶりに逆イールド(長短金利逆転)が発生しています。

アメリカ国債

3年債は「2.813%」であり、5年債が「2.765%」で逆転しています。

昨日は7年債の利回りも3年債利回りが上回っていましたが、今はわずかですが、7年債の利回りの方が上回っています。

長短金利逆転(逆イールド)は、景気後退の明確なシグナルであり、前兆です。

これが10年ぶりに出たわけです。

逆イールドは「破滅の前兆」か、米国株急落で注視は必須 ブルームバーグ

短期金利が長期金利を上回る逆イールドは、景気減速を予兆する最も頼りになる前触れの1つと考えられるシグナルだ。

3日には3年債と5年債の利回り格差(スプレッド)が10年余りぶりにマイナスに転じた。

フォート・ピット・キャピタル・グループのシニア・ポートフォリオマネジャー、キム・フォレスト氏は

「世界経済の成長減速の兆候がある」

と述べた上で、

「しかし、それが何を意味するのか。リセッション(景気後退)なのか景気減速なのか。それが逆イールドという破滅の前兆と重なったため、私は注視している」

と語った。

通常、逆イールドは、2年債と10年債が注目されますが、追随していくのは時間の問題とも言われています。

今回は3年債と5年債から始まっているわけです。

逆イールド発生から実際の景気後退突入の時差は、平均12か月です。

つまり来年の12月までに景気減速かリセッションか分かりませんが、景気が悪化する可能性が高くなったわけです。

ソース(赤丸は筆者加筆)

赤丸が長短金利逆転(逆イールド)であり、肌色の縦幅が景気後退時期です。

逆イールドが発生してから、その後リセッション(景気後退)に突入しています。

その時差は、早ければ5か月後、遅い場合は18か月後です。

早ければ来年2019年の5月初旬、遅ければ2020年6月初旬までにリセッションであり、平均値を取れば2019年12月初旬です。

どうも今年の8月ごろからリセッションの記事がよく出ていました。

8月23日のブルームバーグの記事です。

世界経済、5年以内のリセッション確率は70%ーPIMCO ブルームバーグ

パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)は、世界経済が5年以内にリセッション(景気後退)に陥る確率を70%とみている。

米国や欧州での超緩和的な金融政策が終わるためだ。

ピムコは5年以内、すなわち2023年夏までにリセッションと見ており、その確率を「70%」としています。

ブルームバーグのアルゴリズム「ニューラル・ネット」によれば、2019年8月から2020年2月までにリセッションです。

次の米リセッション、あなたが考えているよりすぐに来る ブルームバーグ

最新の予測によると12-18カ月後には訪れるかもしれない。

ニューヨーク連銀の指標によれば、2019年9月までにリセッションです。

10年ぶり高水準、米経済が1年後にリセッションに陥る確率 ブルームバーグ

ニューヨーク連銀が発表した8月の同指標は3カ月前から350ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇、2019年に景気が失速する可能性が高まっていることを示した。

エコノミストの予測によれば、2020年末です。

20年末までの米リセッション入り、3分の2が予想 ブルームバーグ

米経済は2020年末までにリセッション(景気後退)入りするとエコノミストの3分の2が予想していることが、全米企業エコノミスト協会(NABE)の最新調査で分かった。

次の米リセッションが始まるのは2019年と約10%が予想。

56%が20年、33%が21年以降とみている。

エコノミストの3分の2、66%が2020年末までのリセッションを予想しています。

JPモルガン・チェースの予測では、2021年10月までのリセッションの確率を「80%超」と見ています。

米国の景気後退確率、今後2年間では60%超-JPモルガンが予測 ブルームバーグ

1年以内にリセッションになる確率は28%程度、今後2年間では60%を超える。

今後3年間の確率は80%超だという。

JPモルガンの分析結果はニューヨーク連銀の調査よりも悲観的だ。

同連銀によると、現在から1年で景気後退に陥る確率は14.5%となっている。

どうも悲観的ですが、これらの記事は予兆の記事であり、それからしばらくしてIMFも世界経済成長予想を2年ぶりに下方修正しています。

IMF、世界経済成長予想を2年ぶり下方修正-貿易戦争の打撃で ブルームバーグ

IMFはインドネシアのバリ島で今週開く年次総会を控えて公表した世界経済見通し(WEO)で、今年と来年の世界成長率をいずれも3.7%とし、3カ月前に示した3.9%から引き下げた。

下方修正は2016年7月以来。

先進国の成長が潜在成長率に戻ることで、22-23年までに世界の成長率は3.6%に鈍化するとの見通しを示した。

IMFは、今年と来年の成長率は「3.7%」、そしてこれが2022年~2023年までに「3.6%」に鈍化すると予想しています。

IMFが予測するアメリカの今年の成長率は「2.9%」であり、来年の成長率は「2.5%」としています。

中国の来年の成長率予想は「6.2%」、ユーロ圏の成長率は「2%」、日本の成長率は「1.1%」です。

アメリカ・中国・ユーロ圏は、軒並み7月の予想から引き下げられていますが、唯一日本だけが7月の予測から0.1%引き上げられています。

それでも所詮、1.1%であり、目くそ鼻くそみたいです。

中国との差は「5.1%」もあります。

この1.1%の成長率では、中国の6.2%まで日本が成長するには、5年以上かかります。

日本の6年分の成長を、中国はたった1年で成し遂げている。

勝てるわきゃありません。

日本の60年分の成長を、今の中国はたった10年で成し遂げるからです。

日本が60年、必死で努力して到達できる成長を、たった10年でするわけです。

1991年から神道が国家総勢力を結集して当サイトの真理を利用するために抑え込んできたわけですが、ナチスの時とまったく同じ霊的勢力であったのは後から知ったことです。

神約民主論国家を実現した国家と文明が、今後1000年の世界盟主なのですね。

これを利用しようとしたのです。

まさに北センチネル島であり、あの世で軍隊まで使っていました。

何かそういう軍神みたいなのがいるのです。

これを他所でやられたら日本は世界の盟主に永遠になれませんからね。

だからズルをする。

日本の天使をすべて幽閉し、閉じ込めておりますので、仕方なく縁のある中国に1991年から加担しておりましたが、ゼウス神も他の諸神霊も加担してくれたようです。

西洋文明の源流を造り、ヨーロッパで近代を開いたのは我々なのです。

これを利用するために、考え得るすべての覇道を使ってきたのです。

神道の方から戦争を売ってきたわけですが、この神道の狂気を抑え込むために中国に我々が加担してきました。

東洋一の悪、神道を抑え込むためです。

正義を言っても仕方ないのでね、この霊系統は。

真理と餌(利益)の区別もできない。

今の中国の繁栄は、本来、日本が得ていたはずの繁栄なのですが、そうならなかったのは神道は自分の胸に問えば分かる。

悪を抑え込むためであり、イエスのようにお金を目的に加担してきたわけではない。

大川さんではありませんが、悪を押しとどめて、善を押し広げる。

今の中国はそういう理由で発展しておりますので、昔のイギリスにアヘン戦争で良いようにやられていた頃の弱い中国ではないのです。

西洋文明を造ってきた最高神霊が加担しています。

後は西洋だけですね。

中国がこれだけ発展しますと、放っておいても悪を抑えてくれます。

ただ発展し過ぎちゃって、あらぬ予期せぬ方向から予想をしなかった反応が。

何かアメリカが、中国に対し富でムキになっちゃって。

張り合ってきちゃってね。

ほんと、あなた達ったら、守銭奴。

現在の為替レートのGDP順位はこれです。

GDP (current US$) 世界銀行

アメリカの去年2017年のGDPは「19兆3906億0400万ドル」でトップです。

中国の2017年のGDPは「12兆2377億0048万ドル」であり、世界第二位です。

その差は「7兆1529億0352万ドル」です。

日本との差は、日本のGDPの「2.51倍」です。

3倍になるのも時間の問題でしょうね。

これが購買力平価(PPP)ですとこうなっています。

GDP, PPP (current international $) 世界銀行

PPPでは中国は「23兆3007億8288万ドル」であり、既にトップです。

アメリカは「19兆3906億0400万ドル」で第二位です。

その差は「3兆9101億7888万ドル」であり、既に4兆ドルもアメリカを引き離しています。

中国と日本の差は2017年で、既にPPPでは「4.25倍」の規模になっています。

日本が4つ以上。

いずれそうなるという指標です。

中国は、恐らくあと10年以内にGDPでアメリカを超えるでしょう。

アメリカは、たかが富ですが、チャンピオンベルトを中国に奪われることになるでしょうね。

HSBCホールディングスも、そう予測しています。

中国、2030年までに米国抜き世界一の経済大国に-HSBC予測 ブルームバーグ

中国は2030年までに米国を抜き世界一の経済大国になりそうだと英銀HSBCホールディングスが指摘した。

30年時点で中国の国内総生産(GDP)は26兆ドル(約2940兆円)と、現在の14兆1000億ドルから大きく増加する一方、米GDPは25兆2000億ドル(現在20兆4000億ドル)と中国を下回る見込みだ。

HSBCはまた30年までにインドが日本とドイツを抜き世界3位の経済大国になると予測。

日本は2030年までにインドにも抜かれるそうです。

10年以内にインドにも抜かれる。

また抜かれんの?

神を売ったというか、戦争を売ってきた国家がどうなるのか?

日本は典型みたいな国になっています。

もうこの国に加担する諸神霊はいないでしょうね。

文句を言うならば、天之御中主容疑者2600才と谷口雅春容疑者91才に言いなさい。

彼らが日本が盟主になれないような行動を取ったのです。

私やゼウス神に文句を言うのは、全くのお門違いです。

何もしていないのにセンチネル族のように、いきなり敵対的に戦争を売ってきたのは神道の方からです。

何を表面で善ばかり言っているのかね。

あぁいうのを偽物の善と書いて偽善という。

ただこの期間にリセッションの確率が、それなりに大きいみたいですから、多少の紆余曲折はあるでしょうね。

気候変動も、ここ10年で凄いことになるでしょうからね。

予測通りにはいかないかもしれません。

ちなみにしつこいようですが、世の終わりなど全く望んでいませんからね。

実際は、あるかもしれませんけどね。

諸神霊がやるというならば、誰も止めようがないじゃないか。

そういうことですね。

関連記事

  1. ウィルスの災い

  2. 世界経済は破綻します ジム・ロジャーズ

  3. ロシア対NATOの引き金は核使用

  4. 米・BEIは低下傾向!?

  5. 日銀はどこまで国債を買えるのか

  6. 「ISS」= 国際宇宙ステーション 深刻な事故

  7. 不気味な兆候

  8. 主流株になりそうなオミクロン株

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

カレンダー

2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930 

アーカイブ

最近の記事 おすすめ記事
  1. 2024.11.23

    総括 54
  2. 2024.11.23

    総括 54 単T
  3. 2024.11.20

    総括 53
  4. 2024.11.20

    総括 53 単T
  5. 2024.11.16

    総括 52