Creator's Room

明日8月6日は「原爆記念日」です。

広島出身者ならば分かりますが、小学校では毎年8月6日は全校招集日であり、原爆が投下された朝8:15にはサイレンと共に全校生徒が黙祷を捧げます。

というか黙祷を捧げさせられます。

県や地域によって違うのかもしれませんが、長崎では8月9日が全校招集日でしょうか。

広島県でも全校がそうなのかは知りませんが、この日平和教育を行います。

後世、平和教育に全くなっていない事実を知ることになるわけですが、被害者の立場からの教育であり、加害者意識がまるでない平和教育でした。

とにかく日本は原爆を落とされた被害者であり、原爆を落としたアメリカが悪く、みずからの支配欲で侵略戦争をしかけ2000万人以上のアジアの民間人を不当に殺戮した日本は神国であり、まるで悪くないという教育でした。

だまし討ちの盧溝橋事件、「殺光」 「焼光」 「奪光」、「殺し尽くし、焼き尽くし、奪い尽くす」三光作戦の実行、現地調達主義、平頂山事件、タイメン鉄道、他国領土を奪っての満州国建国、従軍慰安婦、南京虐殺、重慶への絨毯爆撃、韓国併合、細菌・化学兵器による人体実験の731石井部隊、生体解剖、人肉食い等々、一切教育はしません。

とにかくあくまで原爆を落とされた日本は無実の被害者であるという平和教育でした。

宣戦布告なしの日清戦争、真珠湾攻撃も教育された覚えはない。

日本にとって都合の悪いことは教えないのですね。

ただひたすら原爆投下に特化して、その事実のみに着目させた平和教育でした。

だから何故、韓国や中国がこれほど日本人を嫌うのか、当の日本人自身がその理由を理解できない。

平和教育と称してもそれを教えないからです。

人間なのですから何の理由もなく嫌悪する人はいないのです。

皇軍は2000万人以上の民間人を殺戮しているのですよ。

ヒトラーでも600万人です。

どうすれば2000万人もの民間人を殺せると思いますか?

想像してみて下さい。

また殺した責任者が戦後、ほとんど裁判にもかけられず、戦犯から除かれ、その子孫が日本の政治・経済・メディア・官僚・医学界・製薬業界等々を世襲制で、戦後ずっと牛耳ってきた国なのですよ。

今の安倍総理も見て御覧なさい。

祖父は岸信介であり、A級戦犯として巣鴨プリズンに収監されていた戦争犯罪者ですよ。

本来ならば処刑されている人間です。

その家系と子孫がお仲間同士、ずっとたらい回しで総理大臣をしているのですよ。

歴代の総理大臣をよく見てみなさい。

ほとんどかつての戦争犯罪に関わっていた者たちの子孫です。

ドイツ人はすべてみずから裁いたのですよ。

ナチスの子孫がドイツの政界・財界・メディア・医学界・製薬業界・官僚が戦後ずっと世襲制で牛耳るということをドイツはしませんでした。

逆です。

ドイツ人はそれを許さなかったのです。

徹底してみずからの国をみずからで裁いたのです。

今でもナチスの関係者は裁かれます。

日本は全く逆です。

だから今もってハーケンクロイツを堂々と公道で振ってヒトラーを賛美しているのですよ。

反省のない平和教育に意味はない。

また同じことを繰り返そうとするだけです。

だから安保法案を強行採決したのでしょう?

また中国との戦争をやろうとしているのでしょう?

また侵略戦争を考えているのでしょう?

明らかに中国の方からではなく、日本の方から仕掛けようとしている。

かつてもそうでした。

だから集団的自衛権を通そうとしているわけです。

神の正義を売って戦争すら売ってきた者どもが、神の正義に照らして集団的自衛権を行使するはずはない。

中国の繁栄を止めて、東洋を支配したいとう欲望と意図を、集団的自衛権という美辞麗句で自己正当化しているに過ぎない。

原爆を落とされても反省しない。

これをかつてのギリシャ人は、

「頭を打っても悟らない者」

と言いました。

頭を打たれたら痛いでしょう、ならば悟りなさいよ。

殴られたら痛いでしょう、ならば悟りなさいよ。

原爆を落とされたら痛いでしょう、ならば悟りなさいよ。

ところが悟らない。

これを「頭を打っても、悟らない者」と言います。

2000万人の民間人を殺戮していたのですよ。

それをやめようとしなかった国なのです。

「欲しがりません、勝つまでは」

「勝利の日まで大増税」

言葉が通じないのですから、仕方がありません。

2000万人もの民間人を殺すことをおやめなさいと言ってもやめなかったのです。

現地調達主義で燃料も食料も女も現地で調達することをおやめなさいと言ってもやめなかった軍なのです。

満州国は中国の領土です。

他国の領土を奪おうとする行為を改めなさいと言ってもやめず、国際連盟からも脱退したのです。

言葉が通じないのですから仕方ありません。

だから原爆が打たれたのです。

そうしなければ、それを改めようとしなかったからです。

日本では原爆は悲劇かもしれませんが、他のアジアでは民間レベルで、

「広島と長崎、たった2発かよ、もっと落としてくれよ」

「正義の原子爆弾、美しいキノコ雲」

と平然と言います。

それだけ酷いことをしていたのです。

また原爆でそれ以上殺戮されず、女性も犯されず、人肉も食われずに済んだのです。

「私の母は日本軍にシチューにして食べられた」

「私の弟は皇軍に鍋で煮られて食べられた」

こんな人がたくさんいたのです。

原爆投下で敗戦し、助かり、食べられなくて済んだわけです。

皇軍兵士の胃袋に自分の親類縁者が収まらずに済んだ。

特に皇軍の人肉食いは有名であり、裁判記録にも残っています。

アメリカの捕虜の人肉を食べるわけですが、

「うーん、これはうまい！

おかわりだ」

という皇軍兵士・立花中尉の証言が法廷記録にも残っている。（小笠原事件）

聞いていた傍聴人は一斉にドン引きしたそうですが、残っています。

「まったく親子丼食ってるんじゃないんですから」

て、言うか、

「なんでそんなことすんの?」

今回の福島も全く同じ理由でした。

言葉が通じないのですからやめさせなければなりません。

日本では原爆を被害者としてのみ扱いますが、なぜ原爆が打たれたのかも考えるべきです。

何の理由もなく落とす人はいません。

どの国もどの人間も原爆を落としたい人などは特殊な人を除いていないのですよ。

8月6日の原爆記念日ではこの歌を毎年、全校生徒が歌います。

「ああ、許すまじ原爆をー」と歌うのです。

カラオケボックスで人気ナンバーワンの曲です。

行列を作って、「ああー許すまじ原爆をー」と歌います。

カラオケボックスで。

もちろん冗談です。

日本では原爆の悲劇を噛みしめるわけですが、アメリカでは当時、こんなことをしていました。

「ミス・原爆」です。

「中々、アメリカの方は陽気ですが、手きびしい」

「神さま、原爆をありがとう」

の広告です。

頭のキノコ雲は笑えますが、こんなことをしていたのですね。

安保法案を通して集団的自衛権を行使して、中国との戦争を画策するのはおやめなさいということです。

また悲惨な止まり方をするのが見えているからです。

神道は言葉が通じないのですから。

また国民を犠牲にするのはおやめなさいということです。

今までの経験から言って、やめないでしょうけどね。

戦争犯罪者とその子孫が牛耳っている国ですから、またやるでしょうね。

ただ今回は神の存在がかかっている点、酷い結末になると思います。

だれも望んでいないのですがね。

これもカルマと言えば、カルマなのかもしれません。