Report No.472
肉体の欲望や煩悩の問題が続いておりますが、これは悪の問題の基本であり、この世でのみ経験する問題です。
もちろん仏教で言う煩悩とは、単に肉体の欲望を指すだけではなく、人間の苦しみの原因となる妄執や妄念も煩悩であり、要は人間を悟りから遠ざけ、迷わせ、悩ませ、苦しめるものを煩悩と言います。
煩悩の基本は貪・瞋・痴・慢・疑・見(とん・じん・ち・まん・ぎ・けん)の六煩悩であり、「見」は悪見とも言いますが、これは幸福の科学でもGLAでも説かれていました。
貪(とん)とは、むさぼりであり、足ることを知らぬ欲望です。
瞋(じん)とは、怒りであり、痴(ち)とは無知、あるいは愚痴や愚かさを言います。
GLAでは心の三毒としてこの「足ることを知らぬ欲望(貪)・怒り(瞋)・愚痴(痴)」の3つを上げていました。
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