Report No.468
数千年前の宗教というのは、仕方がないとは思うわけですが、方便の真理の「質」を超えていないのです。
これはある意味大問題であって、それは世界全体と人類全体を丸ごと救う真理と宗教が、少なくともこの地球上には存在しないことを意味しています。
これは大問題であり、釈尊が「法の編纂」を目的として再誕された気持ちも分かる気がします。
今の人類は地球全体、人類全体を丸ごと救う真理がどこにも存在しない世界で「けなげ」に真理を求め、修行してきたことになります。
今回の真理は、大日意識がそんな人類を見て、「憐れ」と思うて導かれたのかもしれません。
人類全体を丸ごと救済する真理が、どこにも存在しない現実に気づきますと慄然とするわけですが、それは知らず、知らず、気づかずに絶望の世界に住んでいたことになるのです。
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