宇宙は神の心の表現体であり、神の体です。
多次元世界も神の心の表現体であり、神の体です。
双方の世界が神の体であるということは、双方の世界に神の完全なる心が表現されているということです。
一言「完全なる神の心」と言われましても、主観の心にのみ存在しているわけではなく、客観の世界である大宇宙や自然界に具体的に「完全なる神の心」は表現されているのです。
如来の共通の悟りは「宇宙即我」ですが、宇宙と我が同体でなければ、この大宇宙や自然界に表現されている神の心を正確に読み取ることができないのです。
もちろん神の心を完全なる内容で読み取れる者は今後も存在しませんので、ヘーゲルが残しているように神の心というのは歴史の究極目的になっています。
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