単体 T

戒律 11 単T

「戒律」とは、未熟な人間への愛情から人格神が課すものであり、強調されれば天国と地獄の矛盾した世界を創る因となるものです。

「戒律」は人間の心の外から善を押し付けるものであり、神の善そのものとはまた異なるものです。

真理の世界に「戒律」はありません。

神の心に「戒律」はないのです。

たとえその「戒律」が善であったとしても実相即方便の見地から言えば方便の域を超えることはありません。

「戒律」とは、あくまで方便であり、正しい限りにおいて有限の善の範囲を超えることはできないのです。

また現代は「救世の法」の時代ですので無限の人類に普遍妥当する真理を説かなければならない時代です。

「戒律」を説く時代ではありません。

「悟り」を説く時代なのです。

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