徐々に戦火が拡大しています。
昨年の11月19日、紅海上でイスラエル関連の貨物船「ギャラクシー・リーダー」を乗っ取ったり、以後もバブ・エル・マンデブ海峡を通過する多数の船舶に攻撃を加えていたイエメンのフーシ派ですが、アメリカを中心とした10か国の有志連合がこれに対応しています。
イギリス、フランス、イタリア、カナダ、オランダ、ノルウェー、スペイン、セイシェル、バーレーンですが、フーシ派は、イスラエルがガザの攻撃をやめるまで戦闘を続けるという声明を出しており、その後もしばらく攻撃が続く可能性が高いと言っています。
アメリカもイエメンのフーシ派も今のところ双方、自制がきいており、アメリカはイエメン攻撃には踏み切っていません。
この均衡が破れれば危険なわけですが、フーシ派の攻撃はイランの支援によって成り立っているため、リンゼー・グラハム上院議員などは「イランを地図から吹き飛ばすことを望んでいる」と公然とイラン攻撃を主張しています。
イラクとシリアの米軍基地への攻撃と、紅海でのイスラエルと関係のある貨物船への嫌がらせの両方の背後にテヘランがいると主張した。
「私は半年前から言っている:イランを攻撃せよ、と。
イランには油田があり、宇宙から見える革命防衛隊の本部がある。
イランを地図から消し去るのだ」。
10月下旬にはイスラエルが所有する、あるいはイスラエルに向かう商船を標的にし始めた。
大手海運会社はこれを受けてアフリカ周辺に船舶を迂回させ、価格を吊り上げている。
また、「イスラム抵抗勢力」を名乗るさまざまなグループが、イラクとシリアの米軍に向けて無人機やロケット弾を発射している。
今のアメリカはウクライナとイスラエルの支援で疲弊しておりますのでそこを狙う国家があっても驚きません。
そのせいかどうか知りませんが。北朝鮮と韓国の関係も緊張が高まっています。
北朝鮮は軍に戦争準備の加速を支持しています。
北朝鮮の金総書記、軍に戦争準備加速を指示=KCNA ロイター
北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記は、軍や軍需産業、核兵器部門に対し、米国による前例のない「対決の動き」に対抗するため戦争準備を加速させるよう命じた。
KCNAは「金氏は人民軍と軍需産業、核兵器、民間防衛部門に対して、戦争準備をさらに加速させるための軍事的課題を示した」と伝えた。
北朝鮮は、2024年は戦争準備強化の年であり、その全盛期になると確信していると言っています。
口先番長だとは思いますが、世界中到るところで戦火が上がっており、特に韓国との対決姿勢は鮮明になっています。
再び朝鮮戦争が勃発しますと日本も対岸の火事ではなくなります。
年末年始の応酬 北朝鮮「2024年は戦争準備」 韓国「核なら報復」 毎日
「2024年は戦争準備強化の新たな全盛期だと確信している」
金氏は12月30日までの党中央委員会拡大総会で、韓国を「敵対的な国家関係、交戦国の関係に完全に固着した」と位置づけた。
韓国は激しく反発し、軍事的な緊張が高まっている。
北朝鮮は韓国を南朝鮮とは呼ばず、大韓民国と呼称することによって国対国の関係を強調しており、敵対関係を煽っています。
「敵が軍事対決を選んで火を放つなら、一瞬もちゅうちょなく超強力な全ての手段と潜在力を動員して壊滅すべきだ」
と述べ、暗に核兵器の使用を匂わせておりますが、韓国は北朝鮮が核使用に踏み切るならば、金正恩政権は終末を迎えると警告しています。
いつもの年中行事の応酬だとは思いますが、今年は世界的に選挙の年であり、韓国でも4月に総選挙を控えています。
ウクライナとロシアの大統領選もあれば、2月14日のバレンタインデーにはインドネシアの大統領選挙もあります。
今月の13日には台湾の総統選もあり、インドでは4月から5月にかけて総選挙があります。
選挙が目白押しであり、アメリカ大統領選挙でも、もしトランプ再選となれば、間違いなくウクライナの支援は停止されます。
仮にトランプ再選となれば、アメリカがNATOから脱退しても驚きません。
するとロシアとNATOの戦争はほぼなくなります。
目出たいじゃないか。
日本は第二次朝鮮戦争の脅威だけではなく、今年に入って中国との対立も懸念されています。
中国は領有権を主張する釣魚島(日本名・尖閣諸島)周辺に艦船を派遣し、日本の漁船の立ち入り検査の計画を策定しているのです。
習氏「1ミリも領土は譲らない」 尖閣諸島の闘争強化を指示 東京新聞
中国の習近平国家主席が11月下旬、軍指揮下の海警局に対し、沖縄県・尖閣諸島について
「1ミリたりとも領土は譲らない。
釣魚島(尖閣の中国名)の主権を守る闘争を不断に強化しなければならない」
と述べ、領有権主張の活動増強を指示したことが30日、分かった。
中国が日本漁船の立ち入り検査計画を策定したことが明らかになるのは初めて。
実際に検査を行おうとすれば、海上保安庁の船舶との摩擦拡大は必至で、偶発的な衝突が起きる懸念がさらに高まりそうだ。
関係筋によると習氏は尖閣について「前進のみ。引くことはできない」と言明した。
尖閣について中国は一歩も引く気はなさそうであり、日本の漁船への立ち入り検査が実施されますとどちらも領有権を主張しているわけですから衝突は避けられず、対応を誤りますと一気に領土問題が解決していくことになります。
中国が一歩踏み込んできたわけですが、緊張の高まりは避けられません。
尖閣だけではありません。
習近平国家主席は、新年のあいさつで台湾は必ず統一すると述べています。
習近平氏、台湾統一は「歴史的必然」 新年あいさつで表明 毎日
「祖国統一は歴史的必然だ」と述べ、台湾統一への決意を改めて示した。
台湾総統選を24年1月13日に控え、習氏は統一への意欲を繰り返し表明している。
23年11月のバイデン米大統領との会談や、12月の毛沢東生誕130年を記念する演説で、台湾を「必ず統一」すると述べた。
中台の緊張が高まりそうだ。
到るところで緊張の糸がピンと張られている感じです。
台湾有事では、アメリカはフィリピンと日本にあるアメリカの軍事基地から対応しますので日本が中国の標的になることは避けられません。
日本は中立を保つことができないのです。
当然、日本も巻き込まれることになります。
今のように恐ろしく弱体化した日本が、中国に狙われ、北朝鮮の脅威に晒され、アメリカに巻き込まれるとなりますと増々衰退が加速していくことは間違いありません。
日本の衰退は至るところで見られるようになりましたが、ガソリンスタンドの数も全国でピークから「54%」も減少しており、半分以下に落ち込んでいます。
電気自動車の普及で今後も減少していくことになります。
一人あたりのGDPも2022年は、OECD(経済協力開発機構)に加盟する38カ国中、日本は「21位」となり、イタリアにも抜かれ、G7で最下位に落ちています。
2022年は何とかかんとかアメリカ、中国に次ぐ世界経済大国第3位を維持しましたが、2023年はドイツに抜かれ「4位」に転落すると予測されています。
世界のGDPに占める日本の割り合いは、2021年の「5.1%」から2022年の「4.2%」へと低下し、80年以降で最低となっています。
日本の労働生産性もOECDの38か国中「30位」となり、1970年以降で最低の結果となりました。
4年連続で順位を落とし、ここでもG7で最下位になっています。
この衰退ぶりには空恐ろしいものがありますが、子供の数も最低を更新中であり、2022年に初めて80万人を割り込み「77万0747人」となったわけですが、2023年は更に減少し、「72万6416人」となり、1899年の統計開始以降過去最低を記録しています。
今年は70万人を割り込むのは必至の情勢です。
わずか2年で10万人も減少していることになるのです。
核兵器を撃たれたわけでもなければ、戦争をしているわけでもないのに、放っておいても数千万人もの人間が自然と消えていく国になっています。
ここら辺が限界なのでしょうか。
まさにただ事ではないような感じで始まった2024年ですが、1月1日の元旦から能登半島でマグニチュード7.6の大地震が起こっています。
本州全土が揺れています。
最大震度「7」を記録しており、滅多に見ない震度です。
USGSではマグニチュード7.5になっています。
M 7.5 – 42 km NE of Anamizu, Japan USGS
震源の深さは「10㎞」であり、浅いです。
兵庫県南部地震、いわゆる阪神・淡路大震災のマグニチュード7.3を超えた大地震です。
今のところ落ち着きつつありますが、現時点で死者は「48名」出ており、石川県や新潟県などの955か所に「5万3760人」が避難しています。
しかし元旦で大地震とは、何かの始まりを感じさせる地震です。
この国は地震と噴火はある程度あの世でコントロールしている国のようであり、一度天界に引き上げられてうしとらの金神に「我々はここで日本の地震と噴火をコントロールしているのだ」という最新の機器のようなものが揃った研究施設を見せられたことがあります。
1月1日と言う日付けは、何か意図的なものを感じさせるわけであり、意味までは分かりませんが、崩壊が始まったのかもね。
「天赦日(てんしゃび)」と「元旦」が重なるのは珍しいなと思っておりましたら、「一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)」とも重なっており、この3つの日が重なるのは、「1000年に7回」しかないおめでたい日だそうです。
あの世で「めでたい日」とは、この世の人間には「怖い日」ということであり、意味はあの世とは逆です。
1000年に7回しかない元旦だったわけであり、これは最強開運日です。
人間にとっては最も恐ろしい最凶の日ということです。
南海トラフ地震の前には日本海側が揺れると言われておりましたが、その地震かもね。
東京直下地震からすれば、何か死角を突かれたような地震ですが、能登の「能」とは全能・可能・効能の「能」であり、力を出して働くことを意味します。
「能登」の「登」とは、「上にあげる」、あるいは「上に登る」という意味です。
要はこれから神の力で上に引っ張り上げるということでしょうか。
確かそういう神霊がどこかにいました。
「もう、引き上げるしかないんだよお」とか言いながら、「引っ張り上げて、引っこ抜く」みたいなことを言っていた神霊がいました。
大根じゃないんだから。
諸神霊がそんなことを本気でやれば、地上界はとんでもないことになります。
引っこ抜かれないように善を旨とするしかありません。
今年はうるう年であり、1年が365日ではなく、「366日」になる年です。
「366」とは、「エンジェルナンバー」であり、神がかかっている年です。
ウィキペディアにはこうあります。
366(三百六十六、さんびゃくろくじゅうろく)は自然数、また整数において、365の次で367の前の数である。
「(366とは)365の次で367の前の数である」、と。
「何を当たり前のことを」とうけた者ですが、天使の数字です。
そんな3つの吉日が重なった珍しい元旦に大地震というのは、まさに波乱の幕開けといった感じですが、それは幕開けですから何かが始まるわけです。
これは日本だけの話ではないようであり、去年の大晦日の31日(日本時間1月1日6時半)に大規模な太陽フレアが発生していました。
この太陽フレアは、「X5.0」とサイクル25で最大規模の太陽フレアでした。
太陽フレアの等級は「A → B → C → M → X」の順で巨大なものになり、Xクラスは珍しいです。
それから直ぐに能登地震が起こっておりますので何か関連があるのかもしれませんが、2017年9月6日のX9.3以来となる、およそ6年半ぶりの大規模太陽フレアだったのです。
去年の12月下旬に高島屋のクリスマスケーキグチャグチャ事件が起こっておりましたが、これから日本がグチャグチャになっていくという神々からの警告だったのかもしれません。
確かにここ数年で能登半島では不穏な地震が続いていました。
これは1年前の動画ですが、専門家も能登半島で前例のない「謎の地殻変動」が起こっていると言っていたのです。
今回の能登半島の地震もこの「高温の流体の上昇」が一連の地震を引き起こしているのはほぼ明らかであると言っています。
動画ではこの水がどこから来ているのか分からないと述べておりますが、素人目で気になったのは昨年から続いている琵琶湖の水位低下です。
琵琶湖の水位低下は「地震の前兆」と言われているらしく、琵琶湖周辺の地下水には異変が生じており、今回の地震との因果関係があるのかもしれません。
午後7時20分で琵琶湖の水位は「マイナス77cm」まで水位が低下しています。
70cm以上低下するのは、2005年以来「18年ぶり」です。
水位の低下は過去にも問題となった。
全国的に大渇水となった平成6年(1994年)9月にはマイナス123センチを記録。
学校のプールが使えなくなるなどの影響があった。
12年(2000年)9月もマイナス97センチ、14年(2002年)10~11月にはマイナス99センチを記録し、いずれの年も取水制限が行われている。
これ以上、琵琶湖の水位が下がりますと、また大地震が起こるのかもしれません。
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