単体 C

回想 23 単C

Report No.358

幸福の科学では初期「偉大なる常識人」を掲げていました。

「人生の大学院」とも言っていました。

「偉大なる常識人」とは、元々は関谷晧元氏の発案だったようですが、抽象的なままに終わっています。

何をもって「偉大なる常識人」と言うのか?

何が「偉大なる常識」なのか?

社会的に当たり前と思われる思想や行為の社会通念を通常「常識」と言いますが、そもそも常識を振りかざすタイプの人間ではないため、この言葉に少し違和感を感じたことがあります。

独創型の人間というのは、常識や既成概念に捉われないように気をつけるものだからです。

既存の常識や既成概念に捉われますと、むしろ独創は生まれにくくなるのです。

アインシュタイン博士も「宇宙は今ある在り方以外の在り方で存在しうるか」、「今ある思想以外の思想がありうるか」、「今の常識以外の常識がありうるか」、「今ある科学法則以外の科学法則がありうるか」、「今の時間と空間の概念は妥当なのか」と常に既存の科学法則を乗り越えようとしていた天才であり、既成概念を乗り越え、打ち破ったところに独創が生まれ、それが次の常識になります。

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