Report No.336
アダムとイブが原罪を犯し、その罪が全人類に遺伝することはありません。
罪が遺伝するという考えは危険であり、冤罪の温床となる考えです。
人は一人一人固有の人生を歩んでいるのであり、自分の罪は自分の罪ですが、他人の罪は他人の罪です。
従って自分の悟りは自分で磨くしかなく、自分の罪は自分で反省するしかありません。
当たり前の話ですが、他人様の罪を自分が反省しても、他人の罪が消えるわけではありません。
罪を犯したその者自身が反省しなければ、罪は消えないのです。
反省と償いが十分あれば、罪は消えます。
アダムとイブの罪を人さまが反省しても消えることはなく、アダムとイブ自身が反省しなければ、その罪は消えません。
そしてアダムとイブ自身がみずからの罪を反省すれば、その罪は消えます。
原罪は反省を通して消滅するのです。
すなわち原罪はないのです。
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