国際

ホピの予言、再び

インドネシアのジャワ島・火の山ムラピ山(メラピ山)が10日に噴火しました。

インドネシア・ジャワ島で火山噴火 253人避難 AFP

インドネシア・ジャワ島のムラピ山が10日、噴火した。

防災当局によると、253人が避難した。

当局によれば、ムラピ山は夜から複数回噴火した。

火口から半径7キロ以内に立ち入らないよう指示が出されている。

またインフレ圧力の要素が一つ加わりました。

1750万人都市である中国の深センが、事実上のロックダウンです。

中国・深セン市で感染拡大、事実上のロックダウンに…生産活動を停止 読売

中国広東省深セン市は13日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、14~20日に市内全域の地下鉄やバスの運行を停止し、居住区域単位で封鎖管理を行い外出を制限すると発表した。

事実上のロックダウン(都市封鎖)となる。

人口約1750万人の同市では、12日の新規感染者数が無症状を含めて66人で、2月半ば以降の累計感染者数は400人超となっている。

東京でも1330万人ですから、それ以上の都市のロックダウンということになります。

また供給面に混乱を及ぼしそうです。

2月の国内企業物価指数も出ましたが、前年比「9.3%」と、比較可能な1981年以降で過去最大の伸びとなっています。

企業物価指数、過去最大の伸び 仕入れ急騰でお菓子や外食値上げ続々 朝日

日本銀行が10日に発表した2月の国内企業物価指数(2015年=100、速報値)は前年同月よりも9・3%上昇し、過去最大の伸びとなった。

足元ではさらに上がっているとみられ、身近な商品もこれから高くなりそうだ。

特に上がっているのがガソリンや軽油といった石油・石炭製品で、3割以上上がった。

菓子パンや削り節など飲食料品も3・3%上昇するなど、幅広い商品が上がっている。

仕入れコストの増加で、値上げに踏み切る企業もめだつ。

ソース

予想の「8.7%」を大幅に上回り、「9.3%」と史上最高値をつけています。

風上で最高の伸びを示しており、風下(消費者)に価格が反映されていくのは数か月後です。

今までは価格を変えず、内容量を姑息に減らすことによって何とかインフレを誤魔化しておりましたが、今後このステルス・インフレも通用しなくなりそうです。

利上げのできない日本でインフレが発生すれば、本当に日本は終焉を迎えます。

賃金を上げるか、大幅な減税をして、とにかく可処分所得を上げるしか手がないわけですが、どちらもできそうになく、インフレを放置すれば、企業が大打撃を受けます。

企業収益の減少 → 賃金の減少 → 消費の減少 → 企業収益の減少・・・

負のスパイラルになったりしてね。

そのうち耐えきれなくなって利上げをするしかなくなりますが、利上げをすれば不動産市場が壊滅し、国も財政破綻となるでしょう。

来年の今頃は、今のアメリカのように日本も高インフレになっているでしょうね。

いや、既に破綻してるかも。

1991年以来の二度目のバブル崩壊ですが、1991年のバブル崩壊より、今回は壊滅的な崩壊になるでしょう。

二度目ですから、ご飯で言えば「お代わり」です。

お母さんが「はいよっ!!」って言ってます。

韓国にも年間35万円以上も賃金が抜かれ、1995年には世界に占めるGDPの割合が18%を占めていた日本ですが、今では6%を切り、5%台に落ちています。

3分の1になったわけです。

日月神示の言う「何もかも3分の1じゃ」の3分の1です。

これからの少子高齢化とマイナス成長時代を考えますと、この5%が、3%、2%、1%と落ちていくのでしょう。

「1!」、ナンバーワンじゃないか。

世界チャンピオンだ。

世界経済も18%ならばなくなってもらっては困るでしょうが、1%ならばなくなってもさほど影響はない。

為替も118円台に突入し、1ドル116円を割り込む円高は考えにくい水準になっています。

円安は輸入物価の高騰を招き、インフレを加速しますので当然、為替介入をしていくのでしょうが、今後のアメリカの利上げを見込んでの円安ですから、利上げのできない日銀は円安傾向を止めることはできないでしょう。

岸田政権発足時の株価は、2万9106円でした。

ソース

以前はこんなことを言っていました。

株価は上がると言っていたわけですが、現実は、あくまで現時点ではこうなっています。

4000円も下がっているのです。

2万円を割ってもまだまだ割高な日経です。

2月のアメリカの消費者物価指数もでましたが、予想通りの前年比「7.9%」となっています。

ソース

バイデン大統領は、世界的なインフレを「プーチン・インフレ」と呼んでおり、プーチン大統領のせいにしていますが、プーチン大統領は、座頭市みたいな目をして「責任転嫁だ」と反撃しています。

当局者は、この2月の数字でインフレはピークを迎えると言っておりましたが、ウクライナの紛争によって半導体製造用ガス「ネオン」を生産するウクライナの主要メーカー2社が操業を停止しました。

これも世界的な需要過剰、供給不足のインフレ圧力となります。

ウクライナの半導体製造用ガス2社が生産停止、世界供給の約半分カバー ロイター

ロシアによるウクライナ侵攻が激しさを増す中、半導体製造用ガス「ネオン」を生産するウクライナの主要メーカー2社が操業を停止した。

2社でネオンの世界の供給量の約半分を占める。

原油価格も急激に低下しており、1バレル100ドルを割り、今月は利上げもあります。

今は米国債の投げ売り状態であり、1年債と2年債を除いて全て金利が2%を超えてきています。

2年債 1.83%

10年債 2.13%

これで利上げが「0.25%」ならば、ジョークです。

QT(量的引き締め)が行われる6月か7月までに原油は150ドル~200ドルを目指すと見ておりますが、アメリカ政府は原油価格を下げるので必死です。

このインフレではね、焦る気持ちも分かります。

ソース

ソース

アメリカの生産者物価指数(PPI)も出ましたが、予想の通り「10.0%」と、ついに2桁の上昇になっています。

2けたです。

FRBは、ここ1週間で「67億ドル」もバランスシートを拡大しています。

これだけのインフレでまだバランスシートを拡大しているのです。

テーパリング(金融緩和の段階的縮小)は3月末まで続けるようですから、もう手遅れではないか。

何かウクライナの問題も世界的なインフレも、共にルビコン川を渡ってしまったようです。

フィッチがロシアを更に格下げしました。

フィッチ、ロシアを「C」に格下げ デフォルト近いと認識 ロイター

格付け会社フィッチは8日、「B」としていたロシアのソブリン格付けを投機的(ジャンク)等級内でさらに6段階引き下げ、「C」とした。

ロシアのデフォルトが近いという認識を示した。

3月16日には2本のロシア債について、総額1億0700万ドルの利払いが期限を迎えるが、利払いには30日間の支払い猶予期間も設けられている。

フィッチがロシアを「B」から「C」へと6段階格下げしています。

既に欧米は、ロシアの保有資産である「6400億ドル」のうち「3000億ドル(35兆4000億円)」、約半分を凍結しています。

更にEUはロシア産の天然ガス輸入を「80%」削減を目指すと言っています。

するとインドが、ロシア産原油を購入すると言ってきました。

インド、ロシアから原油などの売却提案受け入れる意向=政府高官 ロイター

インドは、原油やその他コモディティーを割安な価格で売却するというロシアの提案を受け入れる可能性がある。

インドは国内で必要な原油の8割を輸入しているが、通常のロシアからの輸入比率は約2─3%にすぎない。

政府高官の1人は「ロシアは非常に安い価格で原油や他のコモディティーを売ると持ち掛けてきている。

われわれは喜んで応じるだろう」と語った。

この高官によると、実行するには輸送手段確保や保険加入など準備が必要になるものの、それが整えばロシアの提案を受けることになるという。

何か武力による戦争と言うより、経済戦争のようになっています。

ロシアは、欧米がロシア産の原油の輸入を禁止すれば、原油価格は1バレル「300ドル」に高騰すると警告しています。

「原油300ドル超も」、欧米禁輸にロシア警告 停戦交渉合意できず ロイター

ロシアのノバク副首相は7日、ウクライナ侵攻を巡り欧米がロシア産原油の輸入を禁止すれば、原油価格が1バレル=300ドルを超える水準に上昇するほか、ドイツに天然ガスを供給するパイプラインを閉鎖する可能性があると警告した。

「ロシア産原油を拒否すれば、世界市場は壊滅的な打撃を受ける」

「予測もできないほどの原油高に見舞われる」とし、現水準から2倍以上の300ドルまで上昇するとの見方を示した。

「ロシアにはノルドストリーム1を通した天然ガス供給の停止を決定する権利がある」とも警告した。

欧州からすれば、ノルドストリーム2の凍結は、まだ稼働していないラインの凍結に過ぎないため実効性はありませんが、実際に供給を受けているノルドストリーム1を止められますと冬を越せなくなります。

ロシアから撤退した企業は「350社」ほどであり、ロシアから撤退した企業の資産を差し押さえ、外国からリースしている航空機も返還せず、ロシアに拠点をもつ欧米企業が政府を批判すれば、幹部を逮捕するという警告も出しています。

そしてあのザポロジエ原発もロシアは接収しています。

ロシア軍は12日までに、既に制圧したウクライナ南東部のザポロジエ原発について、所有権がウクライナ国営の原子力企業エネルゴアトムからロシア国営のロスアトムに移ったと主張した。

まさに経済戦争の様相を呈しています。

あの残酷さで知られるチェチェン共和国の独裁者もウクライナ入りしています。

チェチェン独裁者、ウクライナ入り ロシア軍に同行、降伏促す 時事

ロシア南部チェチェン共和国の独裁者カディロフ首長は14日、通信アプリ「テレグラム」を通じ、自身がロシア軍と共にウクライナ入りしたと明らかにした。

「キエフのナチスどもよ。

われわれは先日、おまえたちまで約20キロの地点にいたが、今はさらに近づいている」と書き込むとともに、降伏しなければ「おまえたちは終わりだ」と警告した。

カディロフ氏の部隊は、チェチェンで数多くの人権侵害に携わったとして、国際的に非難されている。

このチェチェンの人「キエフのナチス」と呼んでおりますが、英雄視されているゼレンスキー政権とは、こういった政権です。

言論の自由を圧殺し、ロシア系住民を虐殺し、拷問し、女性をレイプしてきた者達を恩赦し、政権の中枢に入れるような政権です。

それをメディアコントロールによって洗脳している、つまり大衆を騙している政権です。

3分30秒ほどです。

プーチン大統領は、8年間「ミンスク合意」を守れと我慢したようですが、誰かさんに引っ張り出されたということでしょうね。

プーチン大統領の開戦前の演説はこれです。

そこで起こっていることを同情なしに見ることはできない。

それを容認することは不可能になったのです。

私たちは、そこに住み、ロシアに、私たちすべてに希望を託している何百万人もの人々の残虐行為を、大量虐殺を止めなければならなかった。

ドンバス人民共和国の独立を認めるという我々の決断の主な原動力となったのは、彼らの願望、感情、痛みである。

私はさらに次のことを強調したい。

NATOの主要国は、自らの目標に焦点を当て、ウクライナの極右民族主義者やネオナチを支援している。

彼らは、ロシアとの統一を自由に選択したクリミアやセヴァストポリの人々を決して許さないだろう。

国境を挟んでいるとは言え、目の前でロシア系住民が拷問、虐殺、レイプをされていれば、いつか辛抱できず、見て見ぬふりもできなくなるでしょう。

ゼレンスキー氏は、そういった方々と仲がおよろしいようですから、NATOもあわてて「黒い太陽」を削除しています。

また世界経済フォーラムで互いにお知り合いのジョンソン首相とダリア・カレニュークさんのこういった茶番もばれています。

ワニの涙」だそうです。

この泣いている女性は、ウクライナ人ではなく、バイデン大統領の選挙キャンペーンでサポーターをしていた人です。

54秒ぐらいからです。

何故こういった茶番で人を騙そうとするのかね。

削除したつもりが、検索ではまだヒットします。

ソース

ただこの茶番ではNATOに飛行禁止区域を設定するように迫っておりますから、NATOとロシアをぶつけたい意図での茶番でしょうね。

グテーレス国連事務総長が「核戦争」を警告です。

「核戦争起き得る」 ウクライナ情勢、世界に警告―国連総長 時事

グテレス国連事務総長は14日、ニューヨークの国連本部で記者会見し、ロシアによる侵攻が続くウクライナ情勢に絡み「かつて考えられなかった核戦争が、今では起こり得る」と危機的な状況を世界に警告した。

プーチン大統領だけではなく、国連事務総長も「核」という言葉を使い始めました。

アナンド予言では明日の16日に株が大暴落し、2029年から2032年の間に第三次世界大戦が起きると予言しています。

30秒ほどです。

ソース

3月16日とは明日です。

奇しくもこのウクライナの紛争によって、あの「ホピの予言」であるホピ族の9番目の最後の兆しが成就する可能性が出てきました。

そして、最後の九番目の兆しはこうである。

「あなたは天の住居のことを耳にするだろう。

それは大音響とともに落ちてくる。

それは青い星のようにみえるだろう。

これが落ちてまもなく、わが民の儀式は終わるのじゃ」。

以前、天の住居かもしれない中国の「天宮1号」が墜落しましたが、今度はロシアへの経済制裁によって国際宇宙ステーション(ISS)が墜落する恐れが出てきています。

制裁でISS落下の恐れ ロシア国営宇宙開発企業 AFP

ロシア国営宇宙開発企業ロスコスモスのドミトリー・ロゴジン社長は12日、国際宇宙ステーション(ISS)に向かう同国の補給船の運用が西側諸国の制裁で阻害されれば、ISSが落下する恐れがあると警告し、制裁の解除を求めた。

制裁の一部はロシアのウクライナ侵攻以前からのものだが、ロゴジン氏は、そうした制裁措置によって、ロシアのISS補給船の運用に支障が出る恐れがあり、その結果、ISSの軌道修正を担うロシア区画が影響を受け、500トン近いISSが海か地上に落下しかねないと述べている。

確かにロシアへの制裁は常軌を逸しており、トルコのエルドアン大統領は、「西側のヒステリー」と呼んでいました。

まだ可能性だけのようですが、これが最後の兆しであり、実際墜落などをしますと、その後は「浄めの日」であり、世界の浄化ということになります。

今更派手な世界の崩壊はやめて欲しいのですけどね。

関連記事

  1. 沈む世界経済

  2. バイデンフレーション

  3. 日中韓首脳会談の開催

  4. 新燃岳(しんもえだけ) マグマ噴火に移行

  5. イギリス総選挙か!?

  6. プエルトリコのデフォルト

  7. マグロの全滅

  8. 保護主義の暗雲

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

カレンダー

2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930 

アーカイブ

最近の記事 おすすめ記事
  1. 2024.11.20

    総括 53
  2. 2024.11.20

    総括 53 単T
  3. 2024.11.16

    総括 52
  4. 2024.11.16

    総括 52 単T
  5. 2024.11.13

    総括 51