アメリカで薬物中毒死が過去最高を記録しています。
米国で薬物中毒死が急増している。
米疾病対策センター(CDC)は14日、2020年の薬物過剰摂取による死者は推計で前年比29%増の9万3331人となり、過去最高を記録したと発表した。
新型コロナウイルスのパンデミック(世界的感染拡大)が長期化するなか、医療用麻薬「オピオイド」などを中心に薬物の乱用が増えた。
オピオイド系鎮痛剤の過剰摂取による死者は1999年から2018年までに「45万人」です。
幸福が善、快楽が悪ですが、快楽に頼ればジャンキーが増える。
しかしてグラフを見ますと、今後も増加していきそうです。
「印籠から富士山を出して見よ」という公案で有名な白隠禅師は、あの世で薬物は身体の自然免疫性を低下させると言っていました。
精神であろうが、肉体であろうが、物質に依存するのは良い傾向ではないようです。
カリフォルニア州に隣接する北部のオレゴン州では、山火事が拡大しており、既にニューヨーク市の面積を上回る「970平方キロ」まで拡大しています。
米西部の山火事拡大 オレゴン州でNY市超える面積焼失 加州では落雷予測 AFP
干ばつに見舞われている米西部は山火事の拡大に警戒を強めているが、オレゴン州南部で発生した大規模な山火事は消火が進んでおらず、カリフォルニア州では降雨を伴わない危険な落雷が予測されている。
オレゴン州では、カリフォルニア州との州境付近で発生した山火事が一晩でニューヨーク市の面積を上回る約970平方キロに拡大した。
米国で発生した山火事としては最大規模だが、現時点で消火されているのは全体の7%にとどまっている。
東京23区の面積が「628平方キロ」ですから、かなり拡大しています。
カリフォルニア州も山火事で現時点では「577平方キロ(14万2477エーカー)」焼失しています。
死者はまだ出ておりませんが、建物は「119棟」焼失しています。
カナダとアメリカは火ですが、インドは水です。
モンスーンによる豪雨で地滑りが発生し「23名」が死亡しています。
そしてヨーロッパも「100年に一度」の洪水で甚大な被害が出ています。
場所はここです。
日本の最新の報道では死者は「196名」となっていますが、現時点では欧州の死者は「205名」となっています。
一時行方不明者は1300名以上と報道されていましたが、行方不明者は「240名以上」とあります。
20万世帯が停電しています。
カナダとアメリカでは「1000年に一度」の熱波に「1200年に一度」の干ばつ、そしてヨーロッパでは「100年ぶりの洪水」です。
気候変動がその牙を徐々にむき出しにしてきておりますが、産業革命前から「2.0℃」気温が上昇すれば、地球の気候は制御不能になり、手遅れと予測されており、2.0℃は2042年までに超えると見られています。
恐ろしいことで。
こちらの方も恐ろしいですけどね。
去年の末あたりからビットコインが暴騰すれば、その後株価も暴騰していたのですが、関連性は別にないのでしょうが、またビットコインが下落しており、既に3万ドルを割っています。
日本円でも「325万円」を挟んで上下しており、かなり下落しています。
そしてニューヨークダウも、わずか2日で1000ドル以上下落しました。
株価が暴落すれば逆資産効果で、投資家と資産家の富が減少し、消費しなくなり、消費が減少すれば、企業収益も減少し、企業収益が減少すれば、倒産する企業も増加し、失業率も高まり、賃金も減少し、結局負のループで大恐慌が来ても驚きません。
それほど今の株価は異常な買われ方をしているのです。
今まで1970年代からずっと「50~150ポイント」のレンジを行き来してきたバフェット指数ですが、今や「200」を超えているのです。
上限を突き破っている。
6月のアメリカの消費者物価指数も前年比「5.4%」と上昇基調であり、FRBが重要視している5月のコアPCE価格指数も過去10年で平均1.5%で推移していたものが、今や「3.4%」となり、上昇基調です。
パウエル議長もこのインフレは「一時的」なものであるとアナウンスし、バイデン大統領も、あくまでインフレは「一時的」と同調していますが、その根拠がベース効果であり、昨年のコロナショックで落ち込んだ分、インフレ率は大きめの数字が出やすいとの立場です。
しかして全てがそう思っているわけではなく、新債券王のガンドラック氏は、最初FRBは「一時的」という時、2週間か3週間の意味で使っていた。
それを今ではその「一時的」の意味を半年から9か月に変えている。
今後も膨大な刺激策が継続していくのに、このインフレが一時的と考える理由はないと言っています。
7月の消費者マインドも予想外に低下しており、5か月ぶりの低水準です。
紙おむつにもインフレの波が襲っています。
紙おむつにもインフレの波、コロナ禍で厳しい米家計をさらに圧迫 ブルームバーグ
新型コロナウイルス禍で苦難に見舞われていた米国の家庭に現在、インフレによる出費増というさらに重い負担がのしかかっている。
紙おむつの平均単価は今年1月に前年比14%上昇し、それ以降も高止まりが続く。
昨年は25ドル(2800円)程度だった1パックの値段が今では40ドルすることもある。
実際、あせもの薬やお尻拭きなどベビー用品の価格は2桁の上昇率となっており、各社は今後も値上げは続くと話している。
米国ではすでに全世帯の3分の1が十分な紙おむつを買えない経済状況に陥っており、この割合はコロナ禍で大幅に増えたとしている。
失業保険の上乗せ給付を9月の失効前に段階的に終える計画をこれまでに発表した26州では、この問題がさらに深刻化することが予想される。
投資ストラテジストも弱気シナリオの検討を始めており、狂乱物価の幕開けとなった1965年と同じような年と予想する者もいます。
米経済に今もつきまとう-狂乱物価の幕開けとなった1965年の亡霊 ブルームバーグ
インフレ率は過去何年にもわたり2%を下回ってきたが、景気拡大ペースは急加速し、同年(1965年)はその後の狂乱物価の幕開けを告げる年となった。
そして2021年、再び景気過熱をもたらすような多額の財政支出と超緩和的な金融政策運営の下で、56年前と同様の物価上昇トレンドが始まろうとしているのではないかと、専門家の一部は懸念している。
もしアメリカが高インフレ、あるいはハイパー・インフレに見舞われますと、温室効果ガスが減っていいじゃないか。
じゃなかった。
アメリカ経済が弱体化してしまいます。
バイデン大統領にはホワイトハウスに2匹の愛犬メジャーとチャンプのファースト・ドッグがいましたが、この「物差し」メジャーは、やたら人を噛んでおりましたが、チャンプの方は死んでいたのですね。
知りませんでした。
ジョー・バイデン米大統領とファーストレディーのジルさんは19日、「最愛の」ジャーマンシェパード犬、「チャンプ」が死んだことを発表した。
「最後の数カ月、チャンプは徐々に弱っていきましたが、それでも私たちが部屋に入るとただちに起き上がって、尻尾を振り、鼻で私たちに触れて、耳をかいて、おなかをなでてとねだってきました。
いつも私たちのそばにいたがって、チャンプが私たちの横にいると何もかもすぐに良くなりました」
メジャーは物差しですから、神の心が思い浮かびますが、チャンプとはチャンピオンのことですから、どうしても今のアメリカが想起されます。
そのチャンピオンが死んでしまったわけですが、アメリカが中国に抜かれてチャンピオンとしては死んでしまうという神の預言の象徴のように見えます。
確かにここ10年で富では、アメリカは中国に抜かれるでしょうからね。
それが既に意識の世界では分かっているのかもしれない。
日本でも今年の8月20日の富士山噴火説が流れています。
8月20日「富士山噴火説」。的中率9割の予言書が明示する恐怖に抗う術は SPA
噂の発端は、漫画『私が見た未来』(朝日ソノラマ’99年刊・絶版)。
著者のたつき諒氏自身が過去に見た予知夢を再現した作品だが、驚くべきはその的中率。
東日本大震災をピンポイントで予知し、9割の的中率を誇る。
そして、この本が次に予言するのがカバーにもくっきりと描かれている富士山の噴火。
しかも「噴火は’21年8月20日」と具体的に唱えているという。
どう見ても外れそうな予言ですが、的中率が90%だそうで、実際は2021年ではなく、1991年8月20日の予言だそうです。
では何故2021年と言っているのかと言えば、この漫画の予知夢は15年刻みで起きるルールがあるそうです。
従って15年おきに2006年、2021年、2036年の可能性があるために2021年となっている。
鬼が笑う話は、半分以下です。
霊天上界最高霊域の預言が全て外れたわけですから、それ以下の予言者の予言があたるわけないのです。
当たれば東日本大震災のようなうしとらがやった殺しのための殺しになるだけです。
真理が全世界に拡大していくまで、そのような致命的な破壊はどの神霊もできないのです。
真っ当な神霊はまずしません。
真っ当ではないのに限って、やたら破壊をやりたがる。
ゼウス神の動きを見ることですね。
この神霊が動いた時、世界とは言いませんが、少なくとも欧州全土では今までの文明は全て終わり、根源から新たな世界が始まります。
その欧州ですが、コロナ感染者が累計5000万人を突破し、地域別で世界最多となりました。
欧州、コロナ感染者が累計5000万人突破 地域別で世界最多 ロイター
ロイターの集計によると、欧州で19日、新型コロナウイルスの感染者が累計5000万人を突破し、地域別で世界最多となった。
感染力の強いインド型変異株「デルタ」を中心に新規感染者が急増している。
世界の感染者の27%、死者の31%が欧州で報告されている。
同地域で感染者が2500万人に達するまでにかかった期間は350日だったが、2500万人から5000万人には194日で達した。
アメリカのCDCもイギリスへの渡航警戒レベルを最高レベルの4に引き上げています。
7月19日からイングランド全土で行動規制が撤廃されるわけですが、皮肉にもその前日である18日にジョンソン首相含む主要閣僚が一斉に10日間の自主隔離に入っています。
コントか。
ジョンソン英首相ら濃厚接触者に、保健相感染で…主要閣僚が一斉に自主隔離 読売
英首相府は18日、ジョンソン首相が新型コロナウイルス感染者の濃厚接触者に認定されたと発表した。
10日間の自主隔離に入り、遠隔で職務に当たる。
英国では、新型コロナ対策の主要閣僚の間で感染や濃厚接触が相次ぐ事態となっている。
東京オリンピックにもまたケチがついており、身体障害者の方へのイジメ問題で小山田圭吾氏が辞任しています。
海外メディアも「東京五輪・パラリンピック組織委員会会長を女性蔑視発言で引責辞任した森喜朗元首相をはじめ、また主要な人間が辞めた」(AFP通信)とあきれ気味に報じた。
バイデン大統領とトルドー首相に次いで、イギリスのアン王女も五輪への出席を見送っています。
そして韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領も五輪に合わせた来日を見送るようです。
また韓国のオリンピック委員会に当たる大韓体育会は、選手に福島県産の食材を食べないように指導しています。
【独自】韓国選手団に「福島産食べるな」と指導、弁当配送へ…自民「いちゃもんだ」 読売
大韓体育会が、東京五輪の選手村の食事で使われる福島県産などの食材を食べないよう、自国選手団を指導していることがわかった。
放射性物質による汚染の危険があると主張している。
当の日本人でも東日本産の食材は極力避けているわけですから当然の反応でしょうね。
大体、東京でオリンピックをする方がおかしい。
どれほど死の灰が降ったと思っている。
何か巧妙に国民をごまかしてないか。
おかしな宗教に洗脳されたような国家になっている。
このような状態で東京五輪を強行しようとしているわけです。
東京都で続く新型コロナウイルスの感染急拡大が、第3波が本格化した時期と同じ上昇ペースとなってきた。
いまの上昇ペースが続くと、都内の感染者数は五輪までにどこまで上がるのか。
ワシントン・ポストも東京オリンピックは「完全な失敗に向かっているように見える」というコラムを掲載しています。
22日に日本と対戦する予定の南アフリカのサッカー男子の代表チームも濃厚接触者が18人になっています。
濃厚接触者のほとんどは選手です。
出場できるのでしょうか。
サッカーだけではなく、野球でも1次リーグで日本と同じA組に入っているメキシコの選手2名が新型コロナに感染している事実が判明していますが、日本側は当初この事実を隠蔽していました。
メキシコ・リーグの公式サイトで公表されたから分かったのです。
東京オリンピックが開催される前からこれです。
例えばイギリスでは、確かにワクチンで重症化や死者数を抑えているわけですが、感染者数は増加傾向です。
今、危惧されているのは、感染者が急増していくことによって様々な変異株がミックスされ、新たな変異株が次々とでてくるのではないかと危惧されているのです。
東京オリンピックが、単なるスーパースプレッダー・イベントではなく、超スーパースプレッダー・イベントになるかもしれないと懸念されているのです。
よくやるなとおもいますけどね。
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