明日の4日、アメリカ2月分雇用統計の発表がありますが、先行指標である2月の「ADP民間雇用者数」が公表されました。
予想は「18万8000人増」でしたが、結果は「21万4000人増」と予想を上回る良好な結果となりました。
1月の「20万5000人増」は、「19万3000人増」に下方修正されています。
1月の労働市場情勢指数(LMCI)は「0.4」と12月から急低下しています。
ISM製造業景況指数は、2月「49.5」と改善と悪化の分かれ目である「50」を5か月連続で下回っています。
12月の「48.0」をボトムに上昇傾向にあり、底入れ感はあります。
週に1回公表されるアトランタ連銀の経済予測モデルである「GDP Now」では、リアルタイムで米GDPを予測しているわけですが、第1四半期(1-3月期)のGDP成長率を2月26日の「2.1%」から3月1日「1.9%」へと下方修正しています。
FEDは3月に再び利上げの予定ですが、それを信じている者は、あまりいないようです。
景気が良いというほどではありませんが、リセッションというほど悪くもない。
ただ期待されたほど良くはないようです。
明日の雇用統計次第と言えそうです。
日銀の営業毎旬報告もでましたが、いよいよ日銀保有の長期国債が次回辺りから「300兆円」の大台を超えそうです。
総資産は「403兆7909億円」であり、国債は「345兆3627億円」とあります。
総資産がGDPの80%を超えて増々増加していますが、正常な金融政策には、もう戻れそうにありません。
いくところまでいくのでしょう。
日銀保有分の国債の内訳は、下の方に記載されていますがこれです。
長期国債を日銀は「298兆7494億円」保有しており、次回辺りは「300兆円」を超えそうです。
長期金利もマイナスが定着してきているようです。
清原和博とかけて日本経済と解く。
その心は、どちらも「シャブ漬け」です。
有名人の薬物汚染と経済の薬物汚染がリンクしています。
どちらも神の心を追わず、「快楽」を追っている点、共通しています。
これを「バビロン・ザ・グレート」と呼び、「バビロンの大淫婦」と言ってきました。
神によって滅ぼされる世界、そう昔から予言されてきました。
「倒れた、倒れた、大いなるバビロンは倒れた」
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