「黒田ライン」は「1ドル125円」ですが、「黒田防衛ライン」というものもあり、これは「1ドル115円」です。
日銀としては好ましい為替レートを「1ドル115円~125円」と見ていることになります。
しかして既に「黒田防衛ライン」は突破され、「1ドル113円」をつけています。
あっさり突破されたわけです。
円安・株高効果を狙ったマイナス金利政策も大して効果を発揮しませんでした。
S&P(スタンダード・アンド・プアーズ)は、日銀のマイナス金利政策で銀行の収益が平均で「8%減少」すると見ています。
マイナス金利、日本の主要銀行の利益を8%押し下げへ=S&P ロイター
格付け会社のスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は15日、日銀のマイナス金利政策導入を受け、日本の主要銀行の初年度の業務純益が平均で8%減少するとの見方を示した。
S&Pの推計によると、地方銀行への影響はより大きく、業務純益は前年比15%減になる見通し。
地方銀行が打撃を受けると見ています。
マイナス金利による影響はこれですね。
ソース: 中国新聞
本日からマイナス金利が実行されるわけですが、1月は「23兆1940億円」マイナス金利が適用されます。
マイナス金利対象の日銀当預、1月は23兆円 ゆうちょ銀などで過半 ロイター
1月平均残高253兆4290億円のうち、マイナス金利(マイナス0.1%)が適用される残高は23兆1940億円となった。
1月分に当てはめた場合のプラス金利残高は206兆4230億円で、ゼロ金利は23兆8120億円だった。
日銀では、今後も準備預金の積み期間終了の翌日に、階層別の当座預金残高を公表する予定だ。
今後もマイナス金利適用分を公表していくようですが、公表先はここです。
ロイターの記事のソースはここですが、エクセルのZIPですから解凍しなければなりません。
解凍ソフトをもっていない方は、下記でどうぞ。
私はこのダブルクリックで解凍でき、「ここに解凍する」が入っているので、この「Bandizip」を使っていますが、スタンダードなソフトは、恐らく「Lhaplus」でしょう。
これを使っている人の方が多いと思う。
解凍した後は、2シート目です。
右下の黒枠に合計が記載されています。
「253兆4290億円」の当座預金残高に対してマイナス金利は「23兆1940億円」分、適用されます。
この0.1%は「231億9400万円」であり、銀行はこの金額を日銀に徴収されます。
ゆうちょ銀行や大手信用金庫などが対象となる「その他の準備預金制度適用先」が過半を占めている。
「12兆2560億円(その他の準備預金制度適用先)」が対象です。
確かに「23兆円」の過半数を超えています。
銀行が危機の中心にきそうですが、これは資本主義の終わりの前兆かもしれません。
資本主義を崩壊させるには、銀行を崩壊させればいいからです。
「金をなくす」と宣言していたわけですから、銀行が狙われるのは当然かもしれません。
超地殻変動で経済を破綻させ、富をなくす世界を理想にしているわけですから、立て替えが大前提でしょう。
しかしてその立て替えができないわけですから当面は、衰退させていく以外にはないのでしょう。
だから結局は、長期停滞から衰退の方向へと向かう可能性が最も高い。
実はこれは日本だけではなく、世界的規模で行われているようで、あの世とこの世の戦いの様相を呈しています。
だから今後は日本のみならず、欧米でも同様の傾向となる可能性が高いということです。
欧米でもやっているのです。
神への信仰をどうしてもしたくないようで、自分を拝ませたいおかしな霊が、おかしなことをしているのです。
今、世界を崩壊させると、この世で自分を偉いと言う者がいなくなるために一生懸命、世界腐敗を維持している霊がいるのです。
神を偉大にしないで自己を偉大にせんとする地獄の創造主がいる。
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