NYダウは「249ドル」下落し、「1万5766ドル」をつけ、「1万6000ドル」を割っています。
WTI原油も昨日、3月物はまた最安値を更新し、「27.57ドル」をつけ、27ドル台に入っています。
ブレント原油も昨日、最安値を更新し、「27.10ドル」をつけています。
ドバイ原油も下落です。
「23.10ドル」をつけています。
12年8ヵ月ぶりの安値圏です。
23ドル割れも時間の問題のようです。
ここ広島県でもレギュラーガソリンはリッター「113円」であり、ハイオクは「124円」で売られています。
これもまだまだ下がりそうです。
バルチック海運指数も恐ろしく、まだ下がり続けています。
「358ポイント」をつけ、これも最安値を更新しています。
CRB指数も下落を続けています。
「153.32ポイント」をつけています。
何も事件らしい事件は起こっていないにも拘わらず、9.11同時多発テロ後につけた「183ポイント」を「30ポイント」も下回っています。
世界的な信用収縮を起こしている。
富に対する信頼が縮小している、いや諸神霊がさせていると見るべきか。
需要喚起の金融緩和や財政出動をしても、恐らく効力はない。
要は神への信用か、富への信用かの信用争いをしているわけであり、ならば富への信用は収縮していき、神への信用が拡大していくまでこの世界経済の危機は続くことになる。
実際は何十年も無神論のまま富を追ってきた者が、いきなり神への信用に覚醒するとは思えませんので、これは恐らく既に手遅れであり、最終的には世界経済の縮小と崩壊、そして創造と再生までいくでしょう。
日経平均が去年4月からの年初来安値を更新して引けています。
「398円ほど下落し、1万6017円26銭」をつけています。
前場から公的年金と思われる買いが入り、するすると上昇しておりましたが、後場急落し、お約束通り下落して引けています。
大量の買いが入れば、売りがぶつけれられ、前日比を割りそうになりますと、また大量の買いが入り、上がったところでまた大量の売りがぶつけれられて最終的には最安値で引けています。
原油安による減収を受けて損失を埋めるために、産油国が日本株を売っていると見られ、大体オイルマネーは後場に売ってきます。
公的年金でも買い支えは難しく、後場に力なく下落しています。
原油安は、株価にも影響を与えています。
次ぎの下値のメドは「1万5600円」となるのでしょうが、実際底が見えなくなっています。
GPIFの損失も相当なものになりそうです。
株安に円高となりますと日銀は、追加の緩和に動くと見られていますが、せいぜいETFの増額しか手はなく、次第に行き詰まってきています。
結局はゼロヘッジが言っていたように日銀はマイナス金利政策に踏み込まざるを得なくなってくるのではないか。
アベノミクス劇場 切り札なし露呈で「とんでもない負の荷物」週刊朝日
「日銀内部は今、だいぶ混乱しています。
上層部は『国債を買い増せ』と発破をかけ、現場は『もうありません』と応じているようです。
上司もそう言わざるを得ないのでしょう。
売るにも買うにも国債はもう日銀の蔵の中にあり、市中に残っているモノが少ない」(元スイス銀行員の豊島逸夫氏)
「追加緩和というシステムはある。
でも大砲にこめる弾が尽きている。
追い詰められた日銀は、年末に追加緩和ではない『補完措置』を発表した。
あれで切り札がないことが露呈し、市場が失望した。
余計なことを言わなければよかったのに」と豊島氏。
経済評論家の斎藤満氏も「年80兆円買い入れも無理。
日銀は『まだ手はある』と見せたいが、もうない。
「緩和マネーをどうするのか。
その“出口”を今の日銀スタッフは『できない』と諦めている。
とんでもない負の荷物が残る。
次期総裁は大変です。
(18年で任期終了の)黒田東彦総裁の次のなり手は出てこない」
次第に買う国債もなくなり、退こうにも出口もない。
これもゼロヘッジは予測していました。
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