ユネスコへの南京大虐殺登録に関して国内では、発狂しているのではないかと思えるほどの過剰な反応がありました。
「南京虐殺はなかった」「従軍慰安婦はなかった」と言う実際、存在した歴史的事実を修正しようとする発言を公言したり、公然と態度でもあらわしました。
その意に添わぬ行為に及んだ国連の機関であるユネスコを資金面から恫喝するに及んで「発狂」というにふさわしい反応だったと思います。
国民のほとんどが反対している安保法案を強行採決したり、選挙前は「TPP断固反対」を公約として掲げていたにも拘わらず当選後は、舌の根もかわかぬうちにTPPを積極的に推進したり、基本的人権が国民にあること自体がおかしいと言ったり、憲法の三大原則である、基本的人権の尊重、平和主義、主権在民が、国を根本から破壊している元凶と述べたり、政府は何か歪んだ思想の持主達にハイジャックされているようですね。
国内では発狂したように見えるわけですが、国外では公然と日本政府はユネスコに対して「凄んでいる」だの「脅している」だのと言った過激な表現で報道されています。
Japan threatens to cap UNESCO funding because of Nanjing massacre documents RT
Japan threatens to halt Unesco funding over Nanjing massacre listing ガーディアン
UNESCO’s Nanjing massacre documents anger Japan アルジャジーラ
唯一アルジャジーラが「怒っている」と表現していますが、大体中国が主張している南京大虐殺の犠牲者「300000人」の写真を掲載して、報道していますから日本政府の態度を暗に批判しているのでしょう。
しかして南京事件や従軍慰安婦を、公然と国を代表するものが否定し、意に添わぬ者を富で恫喝したり、圧力をかけようとしたりする行為には異常なものを感じます。
大体、今までの経験から予測はしていましたけどね。
神の権威に戦争を売り、放射能とも戦って勝利しようとする異常集団ですから、何が何でも自分達の我を通そうとします。
一人ではできないのですね。
必ずこの国ではそういった一定の集団がいるのです。
これが神道ですけれども、「赤信号、みんなで渡れば怖くない」の世界です。
個人であろうが、集団であろうが、「赤信号」と言うルールは守らなければならないわけですが、集団であれば、いかなるルールでも、法でも犯して良いとする危険な考えをもっている集団主義の国です。
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