国際

トランプ大統領の憂鬱

韓国の元大統領・朴槿恵氏の刑が確定しています。

朴槿恵前大統領の懲役20年が確定 韓国最高裁、赦免が焦点 産経

韓国最大の財閥、サムスングループなどから巨額の賄賂を受け取ったとして、収賄などの罪に問われた前大統領、朴槿恵(パク・クネ)被告(68)の差し戻し上告審判決が14日、最高裁で開かれた。

最高裁は懲役20年、罰金180億ウォン(約17億円)などとした差し戻し控訴審判決を支持し、検察の上告を棄却、朴被告の刑が確定した。

朴被告は別の公職選挙法違反事件で既に懲役2年の実刑が確定しており、合わせて懲役22年となる。

収賄の罪状「20年」と公職選挙法違反の「2年」を合わせて計「22年」の懲役です。

出所してくる頃には、丁度「90才」ぐらいになっています。

獄中で死ぬ可能性が高い。

親友の崔順実(チェ・スンシル)氏も「18年」の刑が確定しています。

崔順実(チェ・スンシル)氏は、82才で出所です。

従軍慰安婦の方への対応で反感をかったのでしょう。

イギリスで猛威を振るっている新型コロナの変異種が、国内でも見つかっています。

英国変異種、国内で市中感染か 滞在歴なしの3人感染 日経

厚生労働省は18日、20~60代の男女4人について、英国で感染が拡大する新型コロナウイルスの変異種への感染を確認したと発表した。

感染した人は、イギリスでの滞在歴もなく、また滞在歴のある方との接触もなかったために市中感染が疑われています。

新型コロナも変異しまくっており、今度はアメリカで新たな変異種が2つ見つかっています。

米研究者が新たに2種のコロナ変異種を検出 スプートニク

米オハイオ大学が新たに2種の変異種を発見した。

そのうち1つは英国型の変異種に似ているが、もうひとつはさらに感染性が強いことが明らかになった。

イギリスで見つかった変異種も従来のと比較して感染力が70%ほど強かったと思いますが、今回見つかった変異種は、更にそれよりも感染力が強いと言っています。

何か徐々にね。

英国と南アに続いて、デンマーク、ブラジルでまた別の変異種が見つかった。

ブラジルは自国で検出された変異種の感染性はそれまで他国で見つかっているものをはるかに上回ることを明らかにしている。

12月25日、今度はアフリカ大陸のナイジェリアでも変異種が見つかった。

なお世界保健機関(WHO)は、英国型の変異種はすでに世界50か国と地域に、また南ア型のは20か国と地域に広がっていると発表している。

ブラジルで見つかった変異種が、ナンバー・ワンの感染力だそうです。

世界中がこのような状況ですから、さもありなんであり、欧米のメディアでは、東京オリンピック中止の報道が相次いでいます。

東京五輪中止の可能性報道、欧米メディア 日経

15日には米有力紙ニューヨーク・タイムズや米ブルームバーグ通信(ともに電子版)が第2次大戦後で初の中止に追い込まれる可能性があると悲観的な論調で伝えたほか、河野太郎規制改革相が日本の閣僚で初めて開催の不確実性を認めたとの報道も波紋を広げている。

国内や国際オリンピック委員会(IOC)関係者の間で安全な五輪開催は不可能との見方が出始めたと指摘。

IOCで最古参委員のディック・パウンド氏(カナダ)が開催に「確信が持てない」と述べたことなどを挙げた。

普通に考えれば「できるわけない」のですが、強引に強行すれば、下手するとスーパースプレッダーイベントになる。

それでなくても東京は、放射能汚染地帯であり、東京湾はセシウム・スープと言われている。

放射能のことを考えると、怖くて、怖くて、眠れねぇよ。

EUのコペルニクス気候変動サービスに次いで、アメリカのNOAA(アメリカ海洋大気局)も、2020年は2016年に次ぐ暖かい年だったと公表しています。

ソース

この動画の報道では分かりにくいですが、読売が正確な数値を報道しています。

世界の平均気温、昨年は史上2番目の高さ…陸上は過去最高 読売

米海洋大気局(NOAA)と米航空宇宙局(NASA)は14日、2020年の世界の平均気温が14・88度となり、16年に次いで観測史上2番目に高かったと発表した。

20年の平均気温は14・88度で、観測記録が残る1880年以降で最も高かった2016年の14・90度をわずかに下回ったが、20世紀平均(13・90度)を1度近く上回った。

当サイトでは、今までこのグラフを使っていました。

ただ最新のデータが公開されておりますので、今後はこちらのグラフを使います。

多少、数値が修正されていますが、最新です。

ソース : ソースを元にCreator’s Roomが作成

ソースでの最新の数字がこれです。

暖かい年トップ10から、ついに20世紀が完全に消えてしまいました。

20世紀(1901年~2000年)の世界の平均気温は「13.90℃」であり、これとの差ですが、1位の2016年は1.00℃ですから、足して14.90℃、2020年は0.98℃を足して14.88℃となります。

トップ10のうち9つが、2010年代以降に記録されており、温暖化が加速していることが分かります。

国連のグテーレス事務総長も、「破滅的上昇」を警告しています。

2020年世界気温、16年と並び史上最高 国連「破滅的」上昇に警鐘 AFP

アントニオ・グテレス国連事務総長は、世界の気温が今世紀中に3~5度上昇する「破滅的」状況になる見通しだと警告するとともに、急速に進む気候変動が人々の生活を破壊していると指摘した。

WMOが世界の主要データ5つを統合して分析した結果によると、2020年の気温は「2016年と首位を争う」高さを記録。

2011~20年は観測史上最も暑い10年間となった。

2020年の世界平均気温は約14.9度で、産業革命前(1850~1900年)の水準から1.2度の上昇となる。

産業革命前からEUでは「1.25℃」、WMOの数字では「1.2℃」の上昇とありますが、どちらにしろのり代は「0.25℃」か「0.3℃」ぐらいしかありません。

1.5℃未満というのは厳しい数字です。

グテーレス氏は、今世紀中に気温が産業革命前から「3℃~5℃」上昇すると言っていますが、まさに破滅的な数字です。

気温が2℃上昇すれば、人類は必ず思い知ることになりますが、この更に2倍ときた。

当サイトは諸神霊を信頼しておりますので、ここまで行くとは思っていませんが、かなりの人類の整理整頓が必要になるでしょうね。

要はお金儲けをやめさせるか、抑制すれば、温室効果ガスは減るわけです。

自我を「天」に置いたエゴイズムが、地球温暖化の原因です。

自我を「天」に置くのは、神への信仰を失ったからです。

エゴイズムと無神論が、地球温暖化の原因なのですが、自分達のエゴイズムを棚に上げて、温室効果ガスのせいにし、金儲けをやりながら、都合よく温室効果ガスだけを減らそうとしている。

悪霊に憑依された者が、自己の心の在り方のせいにしないで、悪魔のせいにするのと変わらん。

悪魔をぶっ殺そうとするように、温室効果ガスをぶっ殺そうとしている無知と愚かさのあらわれに過ぎない。

無神論とエゴイズムの中で生きている不届き者が、温室効果ガスのせいにしておりますが、憑依を悪魔のせいにするのと変わりません。

憑依は結果であり、原因ではない。

温室効果ガスも結果であり、原因ではない。

だから新型コロナで金儲けを少しやめさせれば、ほら、温室効果ガスが減った。

ほら、こんなに減った。

この減少は、パリ協定に加盟している人間が減らしたのではない。

ソクラテスもあの世で言っておりましたが、本当ここ2500年間、人類の中身自身は何も進化していないようです。

このような未熟な人類では、地球ユートピアはできないのではないか?

地球が生きるか、死ぬかの瀬戸際でも、間違った判断を下すのですから、諸神霊がやるしかないでしょうね。

金で釣っているイエスの責任も重いでしょうけどね。

いよいよ、4年間にも渡った「ジャイアン・リサイタル」が、ようやく終わりを迎えます。

聴衆のみなさま方、ご苦労さまでした。

第46代大統領ジョー・バイデンと第49代副大統領カマラ・ハリスの時代となります。

ペンス副大統領の以下のような態度が、トランピストには裏切りとうつるようです。

良識的な判断だと思いますけどね。

ああああっ!

トランプ離れは続いており、あのニューヨーク市も、トランプ一族企業との契約を解消しています。

ああああっ!

そしてトランプ大統領の支持率が、過去最低の「29%」を記録しています。

ああああっ!

ここで喉が渇いたので、ちょっとお茶でも。

国際的な人権団体「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」も、トランプ大統領を強く非難しています。

上に戻って。

ああああっ!

トランプ大統領は、まだ正式に敗北を認めておらず、バイデン次期大統領へ祝意を伝えることも拒否しています。

顧問の多くは退任演説を行うよう促しているが、トランプ氏は興味がない様子で、あいまいな態度に終始しているようだ。

よほどショックだったのか、茫然自失に陥っており、自己憐憫に耽っています。

関係者によると、トランプ氏は強い自己憐憫(れんびん)の言葉を口にしており、自分を擁護する共和党員が増えないことに不機嫌になっているという。

この大統領、自分のことしか頭にないようです。

薬局ライト・エイドに入店しようとして、マスク着用を拒否したために退店を求められたハリウッドの俳優ブルース・ウィリス氏ですが、ハリウッドスターは、トランプ嫌いが多いようです。

ああああっ!

大統領史上初めて「2回」も弾劾されたトランプ大統領ですが、孤立を深めており、四面楚歌に陥っています。

トランプ米大統領が20日の退任を控えていらだちを深めている。

連邦議会占拠事件をめぐる上院の弾劾裁判で、「有罪」回避へ共和党の協力が得られるか不透明なうえ、退任後に連邦検察に起訴される事態への心配を強めているためだ。

占拠事件後の支持率低下も重なり、異形の大統領は四面楚歌(そか)に陥っている。

連邦議会議事堂占拠事件に関して、これを扇動した疑いで連邦検察がトランプ大統領を起訴に持ち込もうとしています。

ああああっ!

自分で自分を恩赦するしかないと言われておりますが、恩赦リストにはトランプ大統領やその家族、側近の名前はありません。

ホワイトハウス当局者、トランプ大統領自身の恩赦を見込まず ブルームバーグ

自分に対する恩赦は、自己の犯罪行為を認めることに等しく、次回の大統領選への再出馬を妨げる可能性がありますからできないでしょう。

ホワイトハウスの法律顧問パット・シポローネ氏はトランプ氏と家族に恩赦を準備することに抵抗し、退任に当たって発表する恩赦の範囲縮小を目指してきた。

トランプ氏が自身と家族、側近を恩赦するために準備された書類はないという。

ああああっ!

ここでちょっとお茶を。

バイデン次期政権の中東政策は、がらりと変わり、トランプ政権がとったイスラム諸国からの入国制限も破棄します。

つまりイスラム圏からアメリカに入国することができるようになるわけですが、トランプ大統領は、かつてイエメンの裁判所から死刑判決を受けています

イランでは、当局がテロと殺人でトランプ大統領を中心に36名に逮捕状を出しています。

イスラム圏からの入国を許しますと、退任後はトランプ大統領は警護はつくのでしょうが、かなり危険な状況になる。

それでなくてもイスラエルの首都をエルサレムと宣言した大統領です。

イスラム圏では、あまり好感は持たれていないでしょう。

自国の検察からは狙われるわ、イスラム圏からは狙われるわ、退任後もドタバタ劇が続きそうです。

Gゼロで有名なユーラシア・グループのイアン・ブレマー氏が、2021年の「10大リスク」を公表しており、その輝く第1位が「第46代アメリカ大統領」です。

ソース

今年は、アメリカの分断が拡大していくかもしれないと言っており、警告しています。

原油安が地味に8位に入っていますが、世界は脱化石燃料を目指しているわけですから、長期的には原油を使うことはなくなり、需要は減少していきます。

バイデン次期大統領では、決定的になるでしょう。

シェール企業も危なくなる。

良い傾向だとは思いますけどね。

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