呑気で平和なアヒルの行進です。
MAKE WAY FOR DUCKS: Motorists in Maine patiently waited for dozens of ducks to make their way safely across the road?even down to the last two stragglers. (link: https://t.co/VyYJX8cgDw) https://t.co/uQoJiuTeJB pic.twitter.com/VJwb8upldR
— ABC News (@ABC) 2019年8月9日
ええ子して、自動車が止まっています。
さすがに轢けませんわね。
あどけないものです。
ドイツ南部では、落雷によりサッカー選手が「15名」負傷しており、オランダとルクセンブルクでは珍しい竜巻が発生し、「19名」が負傷しています。
A rare tornado injured 19 people, two of them severely, in Luxembourg, while 15 soccer players were injured by a lightning strike in southern Germany as unseasonal storms hit northern Europe. https://t.co/HbdYcKTuGu pic.twitter.com/zTNdPDh9rq
— ABC News (@ABC) 2019年8月11日
何かこの時期にこの報道が流れるのは、偶然でしょうか?
北アイルランドにあるハーランド・アンド・ウルフ社が経営破たんしています。
この社名を聞いただけではピンとこない人も多いでしょうが、誰でも知っているあの沈没した「タイタニック号」を建造した会社と言えば分かるかもしれない。
<タイタニックを建造した名門造船所が破綻> pic.twitter.com/9UqPB6KYtM
— ロイター.co.jp (@Reuters_co_jp) 2019年8月9日
ブレグジットが大詰めを迎えたこの時期に名門造船会社が破綻しています。
イギリスが、ブレグジットによって沈むということでしょうか。
タイタニック号やハーランド・アンド・ウルフ社のように。
決して沈没しないと言われていた「タイタニック号」は、19世紀の覇者であるパクス・ブリタニカ、イギリス主導の世界支配と印象が重なります。
ポンド/ドルは「1.20ドル台」まで売られています。
ロイターの数字と合わない数字があり、例えばこの記事ですと、EU離脱後の最安値は「1.1491ドル」であり、過去最安値は1985年3月の「1.0545ドル」とあります。
アングル:英ポンドの底値見えず、市場が合意なき離脱に急傾斜 ロイター
EU離脱派が勝利した2016年の国民投票後の安値1.1491ドルに達する可能性に言及。
もし実現すれば、次は「プラザ合意」の少し前に当たる1985年3月に付けた過去最安値の1.0545ドルが視野に入ってくる。
これはトムソン・ロイターの数字が根拠です。
7日のポンド/ドル最安値、取引キャンセルで1.1491ドルに修正 ロイター
2016年10月7日のポンド/ドルは「1.1491ドル」が最安値となっていますが、上記のサイトでは10月7日のポンド/ドルは「1.1452ドル」となっており、数字が一致しません。
また歴史上最安値は、ロイターでは「1.0545ドル」となっていますが、上記のサイトでは1985年2月26日の「1.0520ドル」が最安値となっている。
しかも3月5日だけではなく、2月25日にもロイターが言う「1.0545ドル」の最安をつけている。
どちらの数字を使うのが適切かは分かりかねますが、数字が一致しないと困りますね。
この方は1985年2月のポンド/ドルを「1.042ドル」としていますが、これは偽りの数字です。
「合意なき離脱」で英国を空中分解させるジョンソン首相 史上最短命首相の運命か NEWSWEEK
2月にこの数字はありません。
こういうように報道によってはいい加減な数字が記載されています。
イギリスの第二四半期(4月~6月)ですが、「マイナス0.2%」のマイナス成長になりましたが、ここでも報道が食い違っている。
NHKでは「6年半ぶり」のマイナス成長と言い、イギリスBBCでは「8年半ぶり」のマイナス成長と言い、ここでも報道が食い違っている。
英 3か月間のGDP伸び率 6年半ぶりマイナス成長に NHK
英GDP、8年半ぶりのマイナス成長 ブレグジット延期受け BBC
イギリスの前回のマイナス成長は、2012年の第四クウォーター(第四四半期・10月~12月)ですから、NHKの6年半ぶりのマイナス成長が正しい報道です。
BBCの報道は誤り。
しかもBBCは、第二四半期を4月から6月ではなく、4月から9月としています。
そんな第二四半期はありません。
報道の数字をそのままうのみにできないのですね。
どちらにしろ、第三四半期(7月~9月)もマイナス成長になれば、2四半期連続でマイナス成長ですから、イギリスは明確にテクニカル・リセッション(景気後退)となります。
ブレグジット直前の10月寸前にリセッションとなる可能性がある。
ドル/円も「105円台」と円高ですが、リスク・オフ(リスク回避・安全資産への逃避)が加速しています。
金(ゴールド)も1オンス「1500ドル」を突破しています。
この前1400ドルを突破したばかりですが、もう1508ドルになっています。
金が上がれば、ドルは下がります。
そしてトランプ大統領は、更に「1%」の利下げをFRBに要求しています。
トランプ氏、1%利下げ要求 FRBは米経済に「手錠」 ロイター
現在、債券市場ではFRBが年内にあと3回、計0.75%ポイントの利下げを実施するという見方が織り込まれており、1%ポイントの利下げはこうした市場予想を上回る。
この前まで今年はあと1回と予想されていたアメリカの利下げですが、「0.25%」が3回に変更されている。
明らかにドル安にもっていこうとしており、日本にとっては円高圧力です。
2.0%~2.25%の政策金利を更に下げて、1%~1.25%に利下げせよと圧力をかけています。
ドル指数も低下傾向であり、もしそうなりますと、明らかに円高が進み、金が更に高騰します。
何もアメリカだけではなく、今は世界中で利下げ競争となっています。
何かね、嫌な雰囲気です。
1945年7月26日、日本に降伏を要求した最終宣言である「ポツダム宣言」があります。
アメリカ・イギリス・中国(中華民国)の3か国が、皇軍(旧日本軍)に「無条件降伏」を求めた13か条からなる宣言です。
そんなに長いものではなく、短い宣言ですから、すぐに読めます。
ちなみに外務省の日本語訳がこれです。
これでスムーズに読めるでしょうか?
意図的に読みにくくするように訳しています。
よほど内容を知られたくないようで、国民にわざと読みにくくしている感じがします。
正確には天之御中主と谷口雅春、国之常立にスサノオらに「無条件降伏」を求めた宣言です。
これを読んだか、読んでいないのかが国会で以前物議をかもしたことがあります。
安倍首相と志位和夫氏の党首討論です。
本音では認めていない点がよく分かる答弁です。
正義で負けたのではない、力がなかったから負けたのだ。
力がなかったから負けたのであって、正義であるとかないとかで負けたわけではない。
だから間違った戦争とは決して認めない。
力という悪を目的とするのみ。
なるほど確かに日本はそういう国です。
力で正義を支配せんとする。
ところでしつこいようですが、日本でスピノザが未だ出てきませんが?
ポツダム宣言の現代語訳はこれです。
安倍首相が「読んでいない」ポツダム宣言 現代語訳だとこうなる ハフィントン・ポスト
安倍首相は読んだことがないのではなく、読んで知っているのですが、これを認めたくない本音が透けて見えます。
ポツダム宣言の当時、日本帝国政府の反応と通じるものがあります。
このポツダム宣言に対して当時の日本の反応はこれです。
笑止、対日降伏条件 トルーマン、チャーチル、蒋(介石)連名 (ドイツの)ポツダムより放送す
戦争完遂に邁進 帝国政府問題とせず
であり、鈴木首相は「ただ黙殺するだけである」と言いました。
ポツダム宣言の第8条は、これからの日中関係において注視されてくるものです。
8条 カイロ宣言の条項は履行されるべきものとし、また、日本の主権は本州、北海道、九州、四国及びわれわれの決定する周辺小諸島に限定するものとする。
鳩山元総理は、よくご存じです。
鳩山元総理は、ネトウヨや極右勢力に、いつも総攻撃を受けているようですが、真っ当な言論が総攻撃を受けるというのは、カルト国家ならではです。
しかしてポツダム宣言第8条を中国にもってこられますと、尖閣諸島も竹島もすべからく当事者に返還しなければならなくなる。
事実、尖閣諸島問題で中国がこれを持ち出してきたからです。
国際司法裁判所に提訴すれば、勝てるというプロパガンダが日本では流布していたわけですが、中国がこれを持ち出してきたためにその土台が崩れつつあります。
カイロ宣言とは、1914年の第一次世界大戦以後、日本が奪った土地は、全て中国側に返還することを宣言したものであり、ポツダム宣言より、更に短い文章です。
さらっと読めます。
三大同盟国は、日本国の侵略を制止しかつこれを罰するため、今次の戦争を行っている。
右の同盟国は、自国のために何らの利得をも欲求するものではない。
また、領土拡張の何らの念をも有するものではない。
右の同盟国の目的は、日本国より、1914年の第一次世界大戦の開始以後において日本国が奪取し、又は占領した太平洋における一切の島嶼を剥奪すること、並びに満州、台湾及び澎湖島のような日本国が清国人より盗取した一切の地域を中華民国に返還することにある。
日本国は、また、暴力及び貧欲により日本国が略取した他の一切の地域から駆逐される。
前記の三大国は、朝鮮の人民の奴隷状態に留意し、やがて朝鮮を自由かつ独立のものとする決意を有する。
朝鮮の人達を奴隷状態にしていたわけですが、これを米英中の3国が開放した。
竹島(韓国名・独島)も、この3国がどの国の領土かを決定することができる。
日本がいくら竹島を固有の領土と主張しても、カイロ宣言に記載されている通り、この3国が認めなければ固有の領土とすることはできない。
ポツダム宣言の8条にこのカイロ宣言の履行が入り、かつこれを日本側は受け入れておりますので、俗に言う「日本固有の領土」とは、ここに書かれてある通りとなります。
日本の主権は本州、北海道、九州、四国及びわれわれの決定する周辺小諸島に限定するものとする
尖閣諸島は固有の領土ではなく、「係争地」となったのです。
その「係争地」である尖閣諸島を国有化してしまったのですね。
初めは「笑止!」と言っていた帝国政府ですが、結局はポツダム宣言を受諾します。
ポツダム宣言を早く受け入れていれば、広島と長崎の原爆はなかったという説を、たまに聞きますが、実際はそうではなく、ポツダム宣言を出す前にトルーマン元大統領は既に原爆投下の命令を下しています。
受け入れようが、受け入れまいが、原爆は落とされていた。
またこの宣言で特筆すべきは、第11条であり、戦後の日本経済は、ひとえにこの時の戦争に対する損害賠償のためにのみ経済活動が許されると述べている点です。
11 日本は産業の維持を許される。
そして経済を持続し、正当な戦争賠償の取り立てに充当する。
しかし、戦争を目的とする軍備拡張のためのものではない。
この目的のため、原材料の入手はこれを許される。
ただし、入手と支配とは区別する。
世界貿易取引関係への日本の事実上の参加を許すものとする。
かなりの怒りが窺えるわけですが、最後の13条は激烈です。
13 我々は日本政府に対し日本軍の無条件降伏の宣言を要求する。
かつ、誠意を持って実行されるよう、適切かつ十二分な保証を求める。
もし拒否すれば、日本は即座にかつ徹底して撃滅される。
そしてこうなったわけですね。
そして殊勝な顔をしながら、署名しつつ、心の中では「力がなかったから負けたのだ」と思っている。
力があれば、勝てたのだ、力がすべてだ。
力で良い世界を作る、これがタントラヴァジラヤーナの世界だ、とオウム真理教が言ってましたが、神道も同じです。
だから力に絶対服従する。
アメリカに腹が空いているわけでもないのに、ペコペコするのは、これが理由です。
だから盟主になってはいけないのです。
力という悪に絶対服従している民族だからです。
これは自我が絶対化されているということです。
そしてこの時とまったく同じ勢力が、当ブログの真理に競い立ってバカな犯罪を20年以上も繰り返してきました。
そして福島で、徹底して撃滅されたわけですね。
ポツダム宣言の第3条にもあります。
決意をもって、我々の軍事力全てを投入すれば、日本軍は壊滅し、また、日本の国土は焦土と化すだろう。
別に全軍事力を使ったわけでもないでしょうが、高天原は全軍事力を投入して犯罪を犯していた。
そして日本の国土は焦土と化してしまったというより、福島はそれよりも酷いかもしれない。
神道は、また国民を巻き込んでしまった。
「大宇宙の絶対的権威」のみが、千年の世界盟主を造ることを知っておりますので、競い立ってきたわけです。
これ以外に世界の盟主になる方法はなかったからです。
また今後もありません。
愚かな霊系統です。
ポツダム宣言第6条にはこうあります。
6条. 日本の人々をだまし、間違った方向に導き、世界征服に誘った影響勢力や権威・権力は、排除されなければならない。
無責任な軍国主義が世界からなくなるまでは、平和、安全、正義の新秩序は実現不可能である。
まさに現代は地でいっています。
ほんと、性格というのは変わらないものです。
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