Creator's Room

ベンガルトラの赤ちゃんです。

既に動物園の人気者、今月誕生したばかりのベンガルトラの赤ちゃん２頭。 pic.twitter.com/RPL5y0yZVm

— ロイター.co.jp (@Reuters_co_jp) 2019年7月30日

動物は見ていて飽きません。

これも笑えます。

「飛べない鳥」エミューです。

“What do I do?!?”

This emu just wanted to be pals with a Queensland cyclist, who has since learned the emu is known in the area for being super-friendly. https://t.co/HE0vry9VCG pic.twitter.com/YNG59Yp1Yj

— ABC News (@ABC) 2019年7月30日

友達が欲しいのでしょうか。

少なくとも警戒はしていないようです。

アメリカが10年半ぶりに利下げに踏み切りましたが、景気が良いのに利下げとは、これ如何に？

2019年9月末に停止するとしていたアメリカ国債等の保有資産の縮小（量的な引き締め）も、2か月前倒しして7月末に終了しています。

年「2.25～2.50%」から「2.00～2.25%」へ、「0.25％」の引き下げです。

ところが市場が催促している、より大幅な利下げではなかったことと長期に渡る利下げサイクルの始まりを明確に否定したことにより、市場の失望をかい、ダウは「333ドル」下げています。

「333」と、またぞろ目です。

「・・ジャックポットじゃないか。

また大当たりだ。」

利下げは現時点では、年内に後一回ほどあるのではないかと予想されています。

パウエルＦＲＢ議長は会見で「長期にわたる一連の利下げの始まりではない」と発言。大幅な金融緩和を期待していたウォール街の不意を突いて、株価は急落。 pic.twitter.com/AVGaEokUJn

— ロイター.co.jp (@Reuters_co_jp) 2019年8月1日

一度、景気後退に陥りますと、最低でも「4％～5％」の利下げののり代が必要ですが、どこの国も先のリーマン・ショック以降、そののり代をもっていません。

特に日本は他国の利下げにつきあうことができない。

もし仮にもう一度、リーマンクラス級の打撃が世界経済を襲いますと、どの国も対応できない。

利下げもできなければ、金融緩和も十分にできず、対応ができない。

唯一、アメリカが多少対応できそうですが、弾丸を打ち尽くした中央銀行は、次の世界経済への打撃に対応できず、世界経済の崩壊を迎えるかもしれない。

自然界と生態系にとっては優しいですけどね。

その世界経済への深刻な打撃の引き金になりそうな件が、イギリスのノーディール・ブレグジット（合意なき離脱）です。

ちなみにそのイギリスも7月25日、2003年に記録した歴代最高気温「38.5℃」を上回り、「38.7℃」を記録しています。

BREAKING NEWS U.K.!!! 🔥

Cambridge Botanic Gardens is officially the highest temperature on record in the U.K. at 38.7c recorded during recent heatwave! This has beaten the previous record 38.5c in Kent during 2003! #severeweather #heatwaveuk #ukweather pic.twitter.com/Vr2mocCMca

— WEATHER/ METEO WORLD (@StormchaserUKEU) 2019年7月29日

イギリスは暑く、ヒートアップしています。

ボリス・ジョンソン首相も「合意なき離脱」をやる気満々です。

ボリス・ジョンソン英首相はハードブレグジットにやる気満々だ NEWSWEEK

メイ元首相のEUとの離脱協定案を完全に拒否し、バックストップ条項も完全に削除すると明言しており、10月31日には、何が何でもEUから離脱すると言っています。

ジョンソンは合意なき離脱を望んでいるわけではないと言うが、本人の演説や離脱派で固めた新閣僚の顔触れから判断する限り、やる気満々だ。

ジョンソンに追われた元閣僚を含む多くの下院議員は、断固阻止する構えだ。

つまり離脱期限までの3カ月間に、ジョンソンはEUと議会の包囲網を強行突破しなければならない。

ほんと、この方、トランプ大統領と似ています。

アメリカからは早速、イギリスにお悔やみが届いています。

「・・イギリス人は、お気の毒に・・・。

このたびは、お寂しゅうございましょう。

どうか、お気を落とさずに・・」

「イギリスのトランプ」が首相に、アメリカからお悔やみが殺到　NEWSWEEK

「この悪夢をともに乗り切ろう」「一緒にカナダへ逃げよう」と、連帯を呼び掛け。

アメリカ人はツイッターを哀悼の言葉で埋めつくし、#Dear UK”はトレンド入りした。

作家のローラ・アン・ギルマンは、

「親愛なるイギリスの友人たちへ：私たちからお悔やみを申し上げます。

私たちも、あなたがたの深く尽きせぬ恐怖を共有しています」と書いた。

「親愛なるイギリスのみなさん、私たちにはわかっています。

あなたがたの国の一部の人が、『イギリスのトランプ』の異名をとるボリス・ジョンソンという愚か者を押し付けたんだ、って」

「私たちも、同じ失望を抱いています。私たちはきっと、この状況をともに乗り越えられるでしょう。

あの馬鹿どもが私たちの国を破壊してしまわなければの話ですが」

ジョンソン首相も、えらい言われようです。

Dear UK people, accept my condolences and welcome to the club of countries with racist and misogynist leaders! #BorisJohnson pic.twitter.com/LbAJ7aXmey

— Willie Allen (@WonderWilliee) 2019年7月23日

「親愛なるイギリスのみなさん、

お悔やみ申し上げます。

レイシスト（人種差別主義者）とミソジニスト（女嫌い）の指導者を頂く国の集まりにようこそ！」

ジョンソン首相は、7月29日スコットランドの首都・エディンバラを訪問していますが、ここでも大ブーイングです。

英 #ジョンソン首相、ブーイングには全く動じず。 pic.twitter.com/48bkomxIid

— ロイター.co.jp (@Reuters_co_jp) 2019年7月30日

強気に軽口を叩いていますが、さほど気にしていないようです。

合意なき離脱へ、まっしぐらです。

主の前に道をまっすぐにせよ。

合意なき離脱への道をまっすぐにしています。

個人的には、メイ首相よりかは、好感もてますけどね。

うしとらのようにダラダラと先送りし、イエスのようにその尻馬にのって、これまたダラダラとした先送りを、さんざん見てきたのでね。

竹を割ったように、スパーンと、さっさと出ていく、と。

さよならだけが人生さ。

離脱するならする、しないならしない。

はっきりしていて良い。

今年度の財源である42億ポンドに追加で「21億ポンド（26億ドル）」の計「63億ポンド」を合意なき離脱に割り当てています。

英国、合意なきＥＵ離脱への備え強化　追加で26億ドル割り当て　ロイター

これにも批判があるようですが、物ともせず、合意なき離脱へまっしぐらです。

#ＥＵ離脱 が招く「#アイルランド の分断」、和平合意に危機も pic.twitter.com/GcrLlNOq5k

— ロイター.co.jp (@Reuters_co_jp) 2019年8月1日

当然、ポンドが下落しておりますが、既にポンド/ドルは「1.20ドル」を短期的かもしれませんが、つけています。

ポンド/ドル

2016年の国民投票後の安値「1.1452ドル」をつけるかどうかでしょう。

ただ1.20ドル以下の水準を行使価格とする大規模なオプションの建玉はありませんので、現時点では1.20ドル以下に下げる可能性は低いようです。

しかしてポンドが合意なき離脱に向かうにつれて、下落傾向を強めているのは事実であり、今後はどうなるか分かりません。

もし仮に「1.1452ドル」以下までポンドが売られますと、次は過去最安値である「1.0520ドル」が視野に入ってきます。

アングル：英ポンドの底値見えず、市場が合意なき離脱に急傾斜　ロイター

既にリセッションを疑われているイギリスですが、ノーディールによって世界経済崩壊の引き金を引くかもしれません。

イギリスのブラウン元首相は、ボリス・ジョンソン首相は、連合王国最後の首相になるかもしれないと警告しています。

トランプ大統領も、確かそういわれていました。

トランプ大統領は、アメリカ最後の大統領になる、と。

イギリスもお仲間で。

英国のラーブ外相は２９日、合意のないまま欧州連合（ＥＵ）を離脱する準備を加速していると述べた。多くの投資家は、「合意なき離脱」となれば、世界経済に混乱が生じ、英国が景気後退に陥ると懸念している。 pic.twitter.com/djeMrcPRKr

— ロイター.co.jp (@Reuters_co_jp) 2019年7月30日

スコットランド独立の住民投票も準備中です。

元々、北アイルランドもスコットランドも、そこの住民はEU残留を望んでいたわけであり、そのEU残留を望んでいる住民からEU市民権を奪おうとしているのがジョンソン首相ですから、反発は当然でてくるでしょうね。

スコットランドが、イギリスから独立しますとこうなります。

Goodnight. pic.twitter.com/QjU5IVJwWh

— Alex Parker (@Alex_Parker) 2016年6月24日

悪いウサギです。

万が一、スコットランドが独立しますと、北アイルランドにも多大な影響を及ぼすでしょうね。

というか連合王国の解体です。

未来を考えますと、解体したイギリスは、貧しい島国の小国となる。

まるで日本みたいですな。

それ以上に暗澹として、将来が不確実な世界経済への影響は甚大なものになるでしょう。

自然界と生態系にとってはいいことですけどね。