先週の火曜日(9日)の記事ですが修正しました。
オースティン国防長官についてですが、ロシアの空爆で死亡したという報道のソースはこちらです。
ところがこのサイトは以前からイエレン財務長官は既に絞首刑になっているとかグアンタナモ基地について怪しい情報をよく流していたサイトのようであり、このサイトでオースティン国防長官の死亡説は否定されています。
もちろん今のところ真偽のほどは不明ですが、嘘っぽいので削除し、修正しておきました。
現時点の報道ではオースティン国防長官は既に退院し、自宅療養中だそうです。
申し訳ありませんでした。
元旦の初っ端から衝撃的な地震を起こしてくれた能登半島地震ですが、現時点で死者数が「222名」に増えており、安否不明者も「22名」となっています。
能登半島は夕方から大雪が予想されており、地震被害地域の上に冷たい大雪が降ることになります。
路面の凍結や積雪による交通や救援への影響、並びに被害を受けた建物が雪の重みで倒壊するかもしれない事態が懸念されています。
1月9日、インドネシアのタラウド諸島でもマグニチュード7.0の大地震が起こっています。
こちらは津波被害もなく、揺れも震度4ほどだったようです。
1月10日、インドネシア東部フロレス島のレウォトビ・ラキラキ火山が10日、噴火しました。
動画:レウォトビ・ラキラキ山噴火、警戒レベル最高に インドネシア AFP
噴煙は火口から2000メートル上空に達した。
当局は同山に対する警戒レベルを最高に引き上げた。
同山では、数週間前から火山活動が活発化していた。
現地自治体は近隣住民に避難命令を出した。
現在5000人ほどが避難しているようであり、アイスランドの火山噴火とほぼ同規模の住民が避難しています。
昨年の12月18日に噴火したアイスランドの火山ですが、1月14日に再び噴火しました。
今回は住宅にも被害が出ているようです。
アイスランドの首都レイキャビク南西に位置するレイキャネス半島南西端の漁師町グリンダビク近郊で14日、火山が噴火し、少なくとも住宅3戸が溶岩流にのみ込まれた。
住民は数時間前に退避し、人的被害はなかった。
1回目の噴火が始まったのは14日午前8時で、町から450メートルほど先に地割れができた。
さらに正午ごろ、町のはずれの地面にも亀裂が発生。
国営放送RUVが放送したライブ映像には、溶岩が町に流れ込み、少なくとも3戸がのみ込まれる様子が捉えられている。
4000人に対して避難解除が出されておりましたが、帰還したのはわずか数十名だったようです。
今回の噴火はアイスランドでは、3年弱で5回目の噴火でした。
日本でも1月14未明、諏訪之瀬島が噴火し、噴火警戒レベルが「2(火口周辺規制)」から「3(入山規制)」へと引き上げられています。
トカラ列島の火山であり、台湾に近いのが気になりましたが、居住地域への影響はない模様です。
何かの警告だったりしてね。
そして不気味な関東での火球です。
関東など広範囲で「火球」観測 SNSには“爆発音”投稿も相次ぐ NHK
流れ星の中でも特に明るく輝く「火球」と呼ばれる現象が、15日朝に関東などの広い範囲で観測されました。
火球は神奈川県の上空の方角から長野県の方角に進んだとみられるということです。
また、SNS上では同じ時間帯に関東地方を中心に、火の玉のようなものを見たという投稿や爆発音を聞いたという投稿が相次ぎました。
これですね、爆発音のようなものまで録音されています。
衝撃波の音も録れていました!2024年1月15日6時55分36秒に流れた大火球を、富士から別のカメラで捉えた様子です。火球出現から約4分後の6時59分39秒に轟音が鳴り響きました。 https://t.co/I9ne4yGD2V pic.twitter.com/7WNC7Bg3Ma
— 藤井大地 (@dfuji1) January 15, 2024
轟音のようなものまで聞こえますが、落下したならその場所はどうなっているのでしょう。
後から情報が出てくるかもしれません。
台湾総統選挙が終わりましたが、台湾独立派の与党民進党の頼清徳(ライチンドォー )副総統が初当選しています。
任期は4年であり、2期まで可能ですが、頼氏は中台関係の「現状維持派」であり、中台統一を掲げる中国は反発しています。
台湾海峡を挟み、緊張が高まる可能性が高いです。
台湾総統選前から中国は台湾にこう警告していたからです。
中国、頼氏当選に「深刻な危険性」 台湾総統選で有権者に警告 AFP
中国は11日、総統選を控えている台湾の有権者に対し、最有力候補で現副総統の頼清徳氏の当選は、台中関係にとって「深刻な危険性」をはらむ恐れがあると警告した。
「もし頼政権が発足すれば、頼氏は『台湾独立』に向けた分離運動をさらに押し進め、台湾海峡に波乱をもたらす」だろうと警告した。
早速、台湾は中国の圧力と報復にあっています。
ナウル共和国が台湾との断交を発表しています。
台湾は、2016年5月の民進党・蔡英文政権が発足した時点で、「22か国」と外交関係を持っておりましたが、それが今では「13か国」にまで減少していたのです。
今回、ナウルが台湾と断交することによってその数は1か国減り、台湾と外交関係を持つ国は「12か国」になってしまいました。
台湾は中国と対立する政権が発足したことで台湾有事の時期が早まったのかもしれません。
台湾有事となれば、世界経済は「10兆ドル(1450兆円)」のコストを強いられることになります。
世界全体のGDPの「10%」です。
台湾有事なら推計コスト1440兆円、世界経済に重大リスク-13日総統選 ブルームバーグ
戦争なら台湾GDPに40%程度の打撃-中国GDPは16.7%相当影響
台湾有事コストは約10兆ドル(約1440兆円)に上り、世界の国内総生産(GDP)のほぼ10%に相当する。
ウクライナでの戦争や新型コロナウイルス感染症のパンデミック(世界的大流行)、世界金融危機による打撃など比べものにならない。
世界全体ではGDPが10.2%減少。
日本や韓国など東アジア経済が最も大きな影響を受ける
ブルームバーグ・エコノミクスはまた、中国が1年にわたり台湾を封鎖した場合の世界経済への影響をモデル化した。
貿易を通じて成長を遂げた台湾のGDPは1年目に12.2%減少。
中国と米国、世界全体にとっては、GDPが最初の年にそれぞれ8.9%、3.3%、5%減少することになる。
リーマン・ショックの時の損失でも「6000億ドル」ほどですので「10兆ドル」というのは、その「約17.7倍」の規模です。
台湾に反中政権が今年の5月に発足しますように、韓国も北朝鮮と激しく対立している政権ですので第二次朝鮮戦争も絵空事ではなくなってきています。
北朝鮮は韓国を「第1の敵対国」と見なすように憲法まで改正しているのです。
「大韓民国を第1の敵対国、不変の主な敵」と憲法に明記し、第二次朝鮮戦争のおりには南北の「統一」ではなく、韓国を完全に占領し、北朝鮮に「編入」すると言っています。
もはや韓国は統一の対象ではないようです。
特に北朝鮮は金正恩政権になって軍事技術が飛躍的に進化しており、コールド・ローンチで飛ばす弾道ミサイルに原子力潜水艦、アメリカ全土を射程に収めた弾道ミサイルを保有しています。
今年は偵察衛星を3基発射する計画であり、核兵器の増産体制にも入っています。
しかも音速の10倍の速度を誇る極超音速ミサイルの開発もしているのです。
日本が防衛費を増額しているのも頷けます。
極超音速ミサイルは、迎撃が難しいのではなく、不可能なのです。
低い高度で上下左右に変則的に動きますのでPAC-3でも迎撃は不可能と言われています。
しかも個体燃料です。
ここまで北朝鮮の軍事技術は進化しているのです。
しかも脅しも年中行事のブラフではなく、専門家に言わせれば金正恩氏は戦争を決意したと見ています。
米専門家「金正恩委員長、戦争決めたようだ…朝鮮戦争直前以来最も危険」The Hankyoreh
北朝鮮が南北関係に対して荒々しい言葉を次々と並べている中、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が戦争を決心したものとみられると、米国の専門家が主張した。
「朝鮮半島の状況は1950年6月初め以来、最も危険だ」とし、現在は朝鮮戦争直前の状況に近いと述べた。
カーリン研究員とヘッカー博士は「あまりにも衝撃的に聞こえるかもしれない」としつつも、「私たちは、彼の祖父が1950年にそうしたように、金正恩が戦争をするという戦略的決断を下したとみている」と明らかにした。
「38ノース」のアメリカの専門家は、「戦争の危険性は、米国と韓国などが日常的に行ってきた警告をはるかに越えるレベルだと診断した」とし、北朝鮮は戦争を虚勢でも脅しでもなく、決意したと見ています。
台湾有事と言い、第二次朝鮮戦争と言い、世界中がきな臭くなってきています。
ウクライナのゼレンスキー大統領は、西側の支援がなければ、国民の年金が支払えないとベソをかいています。
こうして頼るしかありません。
何か下の方に増税メガネの写真が。
ウクライナはロシアにボロ負けですからね。
ロシアは効果的な攻撃を発表、VSUは損失を被った、米紙は「最後の援助源」に言及 国際新聞
キエフの防空は、多方向から来るモスクワの高精度兵器に同時に対抗できないことが知られている。
ウクライナ国軍(VSU)はこの敗北を認め、異常なことであると認めた。
ZDF, ドイツの軍事専門家クリスチャン・モーリング氏は、VSU(ウクライナ国軍)にはもはや攻撃作戦のための予備力がなくなったため、防衛への切り替えを余儀なくされたと述べた。
専門家のモリング氏は、「当然のことながら、ウクライナには現在、攻撃を行うための兵力が残っていない。
これは地形の状況、弾薬の供給能力、軍事訓練のレベルによるものでもあります…彼らは防衛を続ける以外に選択肢がありません。」
同氏はまた、弾薬事情が非常に厳しいため、VSUがロシア軍の攻撃を撃退するのはほぼ不可能である一方、モスクワは武器生産活動を確立しているため同じ問題に直面していないことを強調した。
アメリカ軍とイギリス軍もフーシ派の拠点であるイエメンを攻撃しておりましたし、イスラエルもガザで苦戦しているようです。
スウェーデンも理由は分かりませんが、国民に戦争の準備を促しているようです。
▪️Sweden has WARNED all citizens to be prepared for war.
▪️ Billionaires are building underground bunkers.
▪️The WEF is having a meeting to “Prepare for Disease X”.
WHAT’S GOING ON? 🤔
— PeterSweden (@PeterSweden7) January 13, 2024
スウェーデンは、全ての市民に戦争の準備を警告し、ビリオネアは地下シェルターを建設し、世界経済フォーラムは疾病Xについて備える会議を開いている。
一体、どうなっているのだ?
ツイートしている本人が困惑しています。
スウェーデンと言えば、地理的にはロシアとの関係が思い浮かびますが、NATOがロシアと戦争でもするのでしょうか。
戦火の匂いが徐々に西から東に移り、世界中に漂い始めています。
経済的にはFRBが「1143億ドル」と過去最大の赤字を計上しておりましたし、日本もワクチンという生物兵器をみずから打ちながら、昨年の倒産件数が1991年のバブル崩壊以来の高い増加率を記録していました。
地震、洪水、干ばつ、疫病、火山噴火、戦争、異常気象と徐々に酷い事態になりつつあります。
欧米は北極爆発で厳しい寒波と洪水に苦しみ、気候変動の厳しさを身を持って体験しています。
この異常気象は今後も酷くなっていくことは既に分かっているわけです。
さもありなんです。
世界の様々な機関が2023年の世界平均気温は、観測史上最高であったと発表しています。
2023年の世界平均気温、観測史上最高 24年はさらに暑い可能性 朝日
世界気象機関(WMO)は12日、2023年の世界の平均気温が観測史上最も高かったと発表した。
1850~1900年に比べ、23年の世界平均気温は1・45度前後(1・33~1・57度)上昇した。
世界の平均気温は1850~1900年と比べると、16年は1・29度前後、20年は1・27度前後高かった。
23年は大幅に記録を更新した。
WMO(世界気象機関)は、2023年の世界の平均気温を「1・45度前後(1・33~1・57度)」としておりますが、NOAA(アメリカ海洋大気庁)は「1.4℃」と発表しています。
NOAAの場合、正確には産業革命前の世界の平均気温より、「1.38℃」上昇していると公表しているわけですが、ついに今までの歴代1位であった2016年を超えてしまいました。
ソース : NOAA(グラフ本サイト作成)
これでここ最近2014年からの10年全てがトップ10入りしたことになります。
地球温暖化が加速しているのです。
産業革命以前の基準とされる1850年から1900年までの世界の平均気温は「13.7℃」ですが、1901年から2000年までの20世紀の世界の平均気温はグラフにもある通り「13.9℃」です。
13.9℃よりも、2023年は「1.18℃」上昇しておりますので、「15.08℃」になります。
産業革命前よりも、既に「1.38℃」上昇しているわけです。
大体、1.4℃です。
パリ協定では、これを「1.5℃未満」に抑えることが目標とされているわけですが、中々厳しそうです。
2016年が今まで1位をキープしていたのはエルニーニョ現象のためです。
現在もエルニーニョ現象は起こっておりますけれども、通常エルニーニョの2年目は1年目よりも気温が高くなる傾向があるため、今年(2024年)は、2023年よりも気温が高くなると予想されているのです。
1位と2位は、2024年と2023年になる可能性が高いのです。
ここでも温暖化の加速が顕著になってきたことが伺えます。
WMOは「1.45℃」と報道し、NOAAでは「1.4℃」と公表されておりますけれども欧州(EU)の気象機関であるC3S(コペルニクス気候変動サービス)では、2023年の世界の平均気温を「1.48℃」上昇していると発表しています。
もう、パリ協定の「1.5℃」と目と鼻の先です。
Global Climate Highlights 2023 C3S/ECMWF
C3S(コペルニクス気候変動サービス)は、今年2024年は「1.5℃」を超える可能性があると言っています。
2023年の11月には、産業革命前よりも気温が「2.0℃」を超えた日が「2日」あり、去年初めて「2℃」の水準を超えたのです。
著しい懸念事項です。
しかも2023年は1年を通して50%近くの日が「1.5℃」を超えていたのです。
これが今後も加速していくとなりますと人類には非常に恐ろしい未来が待っていることになります。
これはもう、人類はダメかもわからんね。
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