Creator's Room

山形県と宮城県の県境にある「蔵王山」の噴火警戒レベルが引き上げられました。

気象庁

蔵王山には、5段階で示す噴火警戒レベルが導入されておりませんが、気象庁の定義によれば、火口周辺警報（火口周辺危険）は警戒レベル2（火口周辺規制）に相当します。

＜蔵王山＞小規模噴火の恐れ　警戒レベル上げ

御嶽山の噴火よりも少し大きい水蒸気噴火が想定されているようです。

上記の気象庁のページを見れば西之島と福徳岡ノ場（ふくとくおかのば）を除いて12の火山に警報が出されています。

ひつじの三月三日の予言は外れましたので、もう立て替えはできないはずですが、旧暦三月三日の今月4月21日を一応注視しておきたいと思います。

やれば本当に日本は終了してしまいますのでできないはずですが、世界同時になるかもしれません。

火山噴火で一般的に気をつけなければならないのは火山灰です。

火山灰は眼球を傷つけ、喘息を引き起こし、肺に吸い込みますと肺の水分と結合してコンクリートのような成分となります。

空気が毒化し、眼球を傷つけ、肺をコールタールのようにして健康障害をもたらします。

しかも火山灰は鉄道を全面的にストップさせ、自動車にも乗れず、飛行機も飛ばせず、雨が降れば電力をショートさせて停電を引き起こします。

人間は火山灰が降り積もる中、徒歩で都市を脱出していかなければならなくなるかもしれません。

ゴーグルとマスクは必須ですね。

ゴーグル

密閉型であり、なおかつ曇り止めの仕様でお手頃価格です。

マスクはここら辺か、放射能対策も含めればこれになるのでしょうか。

最低でもN95以上のマスクを常備したいものです。

日本は世界第三位の火山大国です。

グラフでは活火山の数は108となっておりますが、2011年に2火山が選定されて、現在は110の活火山となっています。

ちなみに1位はアメリカで、2位はインドネシアです。

世界の活火山の7.1%が日本一国に集中しています。

まさに地震・火山大国ですね。

小噴火や中噴火ぐらいならばいいのですが、神道の考えている最終の噴火は「破局噴火」であり、この火山灰は水源を汚染し、農地を全滅させるため食料危機と飢饉をもたらす撃鉄となります。

「喰うものがないと申して臣民不足申してゐるが、まだまだ少なくなりて、一時は喰う物も飲む物もなくなるのぞ」富士の巻　五帖

確かに破局噴火が起こればそうなるでしょう。

しかして火山噴火にはめぐみもあり、火山は降った雨をすぐに吸収し、地下水となって麓におりてきて豊富な湧き水となり、涸れることがありません。

名水と呼ばれるものは大抵が火山の溶岩の切れ目から湧き出ている水です。

また火山灰でできた土は水はけがよく、農作物を作るのに好都合な土地となります。

大地を全体的に浄化するには必要な噴火なのかもしれません。

ただ短期的には農地は大きな被害を被るでしょう。

土木技術にもよりますが、これがなくなっている状況では、大量の火山灰のために雨が降るたびに洪水と土石流が発生して農業の復活は遅れ、食料危機に直面することになるでしょう。

過去の富士山の噴火の時がそうでした。

農業の復活がかなり遅れました。

始めは小噴火、次に中噴火、そして大噴火と来て、最後に破局噴火の順序と予定でしょうから徐々に立て替えを激しくしていこうとしているのでしょう。

神戸大の巽教授によれば、破局噴火が起これば1億2700万人のうち1億2000万人が生存できず、700万人ほどしか生き残れないと試算しています。

巨大噴火の発生確率１００年で１％　神戸大が試算、壊滅的な被害予測

まさに「ハルマゲドン」となりますが、こういったことを考えているために自然災害関連は注意深く追っていきたいと思っています。