9月25日、「営業毎旬報告」が出ました。
日銀の総資産は「368兆2514億9003万2千円」であり、国債は「311兆6981億3821万4千円」となっています。
大体、資産は「368兆3000億円」であり、国債は「311兆7000億円」ですね。
前回から国債は2兆円ほど増加しています。
順調に財政破綻の道を歩んでおられますね。
来年の12月末には日銀は国債を400兆円保有している計算になります。
長期金利が上昇して債券が暴落したらどうするのでしょう。
2015年4月の金融システムレポートを見ますと、1年前よりも悪化しています。
日銀は短期金利を低く抑えますので「パラレルシフト」の項目は見る必要はありません。
長短金利差が大きい「スティープ化」の項目が現実的な数字です。
2014年12月末現在、長期金利が「1%」上昇すれば、銀行や信用金庫を合わせた金融機関が保有する国債の含み損は「4.8兆円」とあります。
これから1年前の2013年の「金融システムレポート4月号」の含み損は下記です。
金利が1%上昇すると「1.7+1.9=3.6兆円」の含み損であり、2%上昇すると「2.1+2.8=4.9兆円」、3%上昇すると「3.6+4.2=7.8兆円」の含み損を、金融機関は抱えることになります。
この記事では確かに金利が上がれば債券が下落して含み損を抱えるが、日銀が短期金利を低く抑え、長期金利のみが上がる「スティープ化」の場合、むしろその含み損は帳消しになり、利益が逆に増加する体質になっている。
金利1%で「3.9+3.5=7.4兆円」、金利2%で「4.0+3.6=7.6兆円」、金利3%で「4.2+3.7=7.9兆円」の利益となり、含み損を帳消しにしています。
少なくとも民間の銀行は長期金利の上昇によって金融システムに支障が出ることはない。
ただ地方の金融機関はそうもいかないようです。
現時点ではどうなっているのかは知りませんが、2013年~2014年の1年間で1%金利が上がると「3.6兆円」から「4.8兆円」、2%金利が上がると「4.9兆円」から「9.1兆円」、3%上がると「7.8兆円」から「13.1兆円」の含み損に悪化しています。
2013年から状況も変わっておりますので、今も長期金利上昇による利益が出る体質になっているのかどうかはわかりません。
これは2013年5月の記事ですが、この時点では黒田総裁は強気です。
黒田総裁は、たとえ長期金利が「3%」になっても、
「金融システムが不安定化する懸念は大きくない」
と言っています。
「なお日銀は、利率が1%ポイント上昇すれば、大手銀行で10%、弱い地方銀行で20%の損失に相当すると推計している。」
当の日銀自身はどうなっているのか古い記事しかありませんでした。
金利1%上昇すると日銀保有国債の含み損2.3兆円発生=西村日銀副総裁 ロイター
日銀はこの時点で長期金利が1%上がると「2兆3000億円」の含み損が発生すると言っています。
この記事が書かれた2013年3月10日時点の日銀が保有していた国債は、「124兆6000億円」です。
今は「311兆円」ですから単純計算で割ってみます。
311兆6981億3821万4千円÷124兆5570億0500万3千円=2.5
今は当時の2.5倍ですから、2兆3000億円に2.5を掛けてみます。
2.3×2.5=5.75兆円
単純計算ですが、日銀は金利が1%上昇すると「5兆7500億円」の含み損を抱えることになる。
すると3兆1千億円の自己資本を吹き飛ばし、債務超過となるかもしれません。
日銀の狭義の自己資本は「3兆1386億円」であり、広義の自己資本は2014年12月末現在「7兆1680億円」です。
金利が1%上がると狭義の自己資本をすべて吹き飛ばし、2%上がれば、広義の自己資本も吹き飛ばして債務超過となるでしょう。
円は暴落し、ハイパーインフレとなり、財政破綻でしょう。
なんと脆弱な体質でしょう。
わずか金利が「1%」動くだけでこれです。
その「1%」を抑え込むためだけに、あらゆる活動をする。
日経のこの記事を見ますと、「2017年」に日銀は異次元の金融緩和を縮小すると見ています。
官製相場に「2017年問題」、待ち構える増税と緩和縮小 日経
4月に増税した上に、さらにテーパリングですか。
まるで広島で被曝した人が、長崎まで逃げて、また被曝するような事態ですね。
プロレスでは、これを「ツープラトン攻撃」と言います。
これを日本のことわざでは「踏んだり蹴ったり」と言いますね。
あるいは「泣きっ面に蜂」、または「弱り目に祟り目」とも言います。
「一難去って、また一難」です。
しかしわずか「1%」の動きで債務超過とは、とても健全な資産構成とは思えない。
金融市場全体が硬直し過ぎているのではないか。
少し前までは「絶対に日本の財政破綻はない」と言っていた方々が、財政破綻を恐れ、今後予想され、避けられない金融市場の激動に身構え、恐れをなしている論文が増えています。
アベノミクスで決定的になったのです。
あのジム・ロジャーズ氏にして「トラクタに乗れるのか?」と質問してくるぐらいですから、食料危機を予測しているのでしょう。
経済崩壊した時、最後に神の子が頼るものは、神の体である自然界です。
これさえあれば経済が崩壊しようが、社会が消滅しようが、政府がなくなろうが、神の体である農地に作物を植えて食べていくことができる。
神はいつでも我々を養ってくださる。
それを富でここまで汚したわけですから、それなりの反作用はあるのでしょう。
物質宇宙は神の表現体であり、神の聖地です。
神の心が「上」であり、神の体は「下」なのです。
利益と国益に向かうとは、「下」に向かっていることと同義です。
神の体を追っている内は、衰退しかないでしょうし、日本ではあの世の国是として「通貨の消滅」を宣言しておりますのでそういった方向で行くのでしょう。
今後、お金を取り扱う職業は、この日本では成り立たなくなる。
銀行・生損保・証券・消費者金融、中央銀行に至るまで富を扱う企業や官公庁は、この国では存続できなくなる。
「通貨の消滅」が正しいとは思っていませんが、この国はそうであり、そのための財政破綻ですから富と国益を拝んでいる方々は「気の毒」できる。
中央銀行は「通貨の番人」であり、その通貨の信用を維持することが目的ですから、紙っ切れを信用してもらわなければ経済が成り立たないわけです。
ゴッドの「神」ではなく、ペーパーの「紙」を信仰しているわけです。
この国ではゴッドの神と神々が、ペーパーの紙と争っている。
別にべーパーの「紙さま」と競争しているわけでもないのでしょうが、富が意味する快楽と利益が色々と問題を生んでいることも事実でしょう。
富はあの大如来と言われる方でも、それを追えばあの世の「天」とこの世の「地」が天地切られ、コンタクトできなくなる。
富は天地を切り、神の心は天地を結びつける。
神の体は天地を切り、神の心は天地を一体化させる。
GLAの高橋信次氏の著書に「天と地のかけはし」と言う本があると思いますが、何が天と地にかけはしを作るのか?
これを神理というのです。
神理そのものが「天と地のかけはし」なのです。
これ以外に天と地に橋はできず、コンタクトできないのです。
橋がないと向こう岸に行けないでしょう。
行けない方が地獄界に行ってしまうのです。
向こう岸にはすばらしい霊天上界が存在しているのです。
一人の悪党もおらず、一人残らずが幸福を享受している。
そのすばらしい世界に入るには、表面意識の奥にある潜在意識に「橋」をみずからかけなければその世界には行くことはできないのです。
仏教ではこの世を「此岸(しがん)」と言い、あの世を「彼岸(ひがん)」と言います。
この世の「此岸」からあの世の「彼岸」に、一人だけ渡ることのできる小さい乗り物を小乗仏教と言い、この世の「此岸」からあの世の「彼岸」に大衆を乗せて渡ることのできる大きな乗り物のことを大乗仏教と言ってきました。
彼岸は自我の奥、表面意識の奥、潜在意識に永遠にあります。
霊天上界は潜在意識にあるのです。
この世の「此岸」からあの世のすばらしい霊天上界の「彼岸」に渡るには、みずからが「善の橋」をかけなければそこに行けないのです。
橋をかけることを「悟り」と言います。
霊天上界は善の世界ですので、善を信ずることと言ってもいい。
この世の「此岸」とあの世の「彼岸」に橋をかけることを「信仰」と言う。
橋をかければ、また多くの人たちがその橋を渡って彼岸に行けるのです。
これが本来の宗教家の役割でしょう。
彼岸への案内人であり、彼岸へ導く者であり、それは畢竟神の心そのものに導くということであろう。
「彼岸へはどう行くのですか?」
と問われたら、「あぁ、それはここをまっすぐに行って右を曲がり、あの橋を渡ったところですよ」と答えられる者が神理の使徒と言われる存在でしょう。
神がおられるところを霊天上界と言い、おられぬところを地獄と言う。
日銀の資産内容は金利1%に左右され、債務超過になる。
紙っ切れの信用が崩壊した時、経済も崩壊していくのであろうが、この国はあの世で「通貨の消滅」を目的と意図に持っているという事実は、日本に住んでいるならば知っておいた方がいい。
紙っ切れの信用が崩壊すれば、円は暴落し、ハイパー・インフレとなり、経済は一旦崩壊していくでしょう。
こうして「通貨の番人」は、神の子守歌を聞きながら、深い眠りに落ちるのだ。
「おやすみ、日銀」
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