アメリカ大統領選挙の開票が始まっていますが、稀に見る大接戦となりそうです。
結果は後数日待たなければならないのでしょうが、トランプ大統領の大勝利かと思われましたが、徐々にバイデン有利に傾いてきています。
選挙というのは、最後まで分からないものです。
今のところ民主党の戦略通りの展開になっています。
キーワードは、期日前投票を含む郵便投票です。
トランプ大統領は、一方的に勝利宣言を出していましたが、郵便投票の開票が始まりますと、途端に開票をやめさせなければならない。
裁判に訴えると酷い暴言を言い始めました。
開票をやめさせるとは、何のことやらと思っておりましたが、時間が経つにつれて分かってきました。
例えばウィスコンシン州(WI/10名)では当初トランプ大統領が大きくリードしていたのですが、郵便投票の開票作業が始まりますと、バイデン候補がトランプ大統領を抜いてしまいました。
上記の画像では、バイデン候補は選挙人を「227名」獲得していますが、アリゾナ州(AZ/11名)とネバダ州(NV/6名)はバイデン候補が取るでしょうから、現時点では「244名」です。
後26名取れば、バイデン候補が勝利するわけですが、ウィスコンシン州(WI/10名)では郵便投票の開票が進んでおり、郵便投票の6割~7割はバイデン票と見られています。
従ってウィスコンシン州を取りますと、254名となります。
ウィスコンシン州は、まだ未開票の郵便投票が100万票以上あります。
後、16名取れば、バイデン候補の勝利なのです。
トランプ大統領が勝利したとしているミシガン州(MI/16名)でも、NBCは結果がでるまでに、まだ郵便投票を何百万票も数える必要があると述べており、まだ決まっているわけではないようです。
各激戦州では、郵便投票が100万票以上あるようであり、この郵便投票をトランプ大統領は非常に恐れています。
ノースカロライナ(NC/15名)も、トランプ勝利で決定かと思われましたが、郵便投票の開票が始まってから、ジリジリとバイデン候補に差を縮められてきています。
ジョージア州(GA/16名)も同じです。
バイデン候補の出身地であるペンシルベニア(PA/20名)でも支持者に郵便投票を呼び掛けていたようであり、65万票も差をつけられておりますが、知事は「まだ100万通は未開封」であり、本人の確認作業が大変だと言っていました。
65万票も差をつけられて、まさかとは思いますが、ここもバイデン候補がひっくり返すかもしれません。
天下の世界最強のアメリカ大統領が、郵便局を恐れる理由です。
うけました。
フィナンシャルタイムズでは、既にアリゾナ州(AZ/11名)はバイデン勝利と見ているようであり、上記の227名に11名が足された「238名」になっています・
あと「32名」取れば、バイデン勝利となります。
ただ実際はネバダ州(NV/6名)とウィスコンシン州(WI/10名)はバイデン候補が取るでしょうから16名を足しますと「254名」となり、あと「16名」取れば、バイデン勝利となります。
郵便投票で大接戦となりそうな雲行きなのです。
トランプ大統領が勝利宣言をしていたミシガン州(MI/16名)ですが、今、見ましたらトランプ大統領に「20万票」も差を付けられていたはずのミシガン州(MI/16名)も「2146票」まで差が縮まっており、差がなくなってきています。
これも郵便投票です。
ミシガン州は、選挙人が「16名」おりますから、ここをバイデン候補に取られますと、254名+16名=270名で過半数となり、トランプ再選は消えます。
結果が出るのに後、数日はかかるのでしょうが、どちらが勝利してもおかしくない大接戦の様相を呈してきています。
投票所での開票ではトランプ大勝とみせかけて、実際郵便投票の開票が始まれば、バイデン候補優勢に変わってくるというのは、よく聞く「赤い蜃気楼(Red Mirage / レッド・ミラージュ)」そのものです。
実際、赤い蜃気楼だったのか、リアルな現実だったのか、分かるのは数日後です。
ノースカロライナ州(NC/15名)など郵便投票は11月3日の消印有効ですからね。
ペンシルベニア州の郵便投票は、11月6日到着分まで有効ですから週末まで決まらない可能性もあります。
ただ当サイトは、別に積極的にバイデン候補を支持しているわけではないけれども、気候変動対策や新型コロナの問題対処に関して、トランプ大統領は支持できず、バイデン候補を支持するしかないという立場です。
他にいませんからね。
話がそれました。
霊格を超えるものです。
霊格を超えるものとは、これ真理であり、神の心である。
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