単体 C

縦の中道と横の中道 単C

Report No.146

たとえば詩人テニスンの如きも次の如き経験をもっておっ た。

氏が静に自分の名を唱えていると、自己の個人的意識の深き底から、自己の個人が溶解して無限の実在となる、而も意識は決して朦朧たるのではなく最も明晰確実である。

この時死とは笑うべき不可能事で、個人の死という事が真の生であると感ぜられるといっている。: 西田幾多郎

死とは笑うべき不可能事であり、肉体上の死によって、むしろ真の自己をみな取り戻すことになる。

真の自己とは、霊天上界にいた時の自己であり、それは必ずしも肉体を有していた時の自己ではない。

霊天上界にいた時の真の自己を取り戻すことを悟りと言う。

関連記事

  1. 神の神殿建設 単C

  2. 救世の4原理 158 単C

  3. 大救世運動の敗因 6 単C

  4. 信仰の本義 2 単C

  5. 地上天国への道 1 単C

  6. 愚かな生き神信仰 単C

  7. 歴史の意味 単C

  8. 絶対無の経済学 単C

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

カレンダー
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
アーカイブ
最近の記事 おすすめ記事