単体 T

総括 36 単T

人間は一体何のために生きているのか?

人間ならば誰もが一度は持つ疑問ですが、自分のために生きているとなれば、人間はみなエゴイストになるしかありません。

人間の自我や表面意識は、みなその知識・思考・概念・認識・情操、みな相対的な性質しか有しておらず、矛盾した存在です。

自分のために生きるとは、矛盾のために生きることになりますから、自分のために生きれば、生きるほど、自分のためにならない存在になっていきます。

自分のために生きるというのは、その思想信条にもよりますが、良くて自我に比喩した善であり、方便です。

自己の心の中心には神の心があり、この神の心は同時に他人の心の本質でもあるわけです。

悟りとは真正の自己を知ることですが、この真正の自己のことを神の心と言います。

関連記事

  1. 自を生かし、他を生かし、全てを生かせ 5 単T

  2. 神約民主論国家の実現 4 単T

  3. エリュシオン 5 単T

  4. 自を生かし、他を生かし、全てを生かせ 11 単T

  5. 自力と他力 2 単T

  6. キリスト教から見たGLA 単T

  7. 宗教改革 1 単T

  8. 永遠の人生観と有限の人生観 単T

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

カレンダー
2025年7月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  
アーカイブ
最近の記事 おすすめ記事
  1. 2025.07.9

    人生の意義 23