「救世の原理」とは、2つの原理で構成されています。
一つは人類の価値観のコペルニクス的転回であり、神の体を指し示している人類の思いの針を、神の心に180度転換させるということです。
もう、これに尽きています。
西田博士もあの世で述べておられました。
西田 : また哲学も是、前後裁断、人類の歴史のなかで、幾人かの大哲学者が出て、歴史を前後際断しておるのです。
ソクラテス以前と以後とでは、人類の歴史は違うのです。
デカルト以前と以後では、人類の歴史は是、違うのです。
あなた方もまた、新たな宗教を起こすのであるならば、前後を際断するような宗教となっていただきたい。
あなた方の仕事は大変に多いように思われるでありましょうが、ひとつに、それは、各人の想いの方向を転換、百八十度の転換させることです。
これをさせるということです。
それにつきておるのです。
ソース : 道元禅師霊示集 第2章 無門禅師の霊訓
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