宇宙は神の表現である : 西田幾多郎
宇宙の存在を神と言いますので、過去・現在・未来の人類の心の物差しとは、永遠に大宇宙であるということです。
従って神の心とは、神の心と人間の心を同じくする真理を言います。
そして神の心とは、神の造られた大宇宙と多次元世界、この「世界」にしか表現されておりませんので、この両世界に象徴として表現されている神の思想を可能な限り、読み取っていかなければならないのです。
この大宇宙と多次元世界に表現されている神の心を読み取った思想を真理と言うのです。
大宇宙と多次元世界に表現されている神の心を読み取り、この大宇宙の心と人間の心を同じくすれば、宇宙即我となり、多次元世界の心と人間の心を同じくすれば、多次元世界即我となり、ゼウス神のように「全次元存在」となります。
宗教とは、この読み取った神の心と人間の心を同じくする道を説くものです。
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