昨日、毎月勤労統計調査の7月分の速報がでました。
実質賃金は、「プラス0.3%」となり、今年始めてプラスとなりました。
株価は二段目の下げ傾向が見られ、今週は390円安の17792円16銭となり、18000円を割って終了しています。
週末に嫌な終わり方をしています。
先月25日の下げ局面でつけた終値、17806円7銭を下回っています。
しかも118円台の円高ですから、来週は更に売られそうな気配です。
ダウも272ドル安の16102ドル38セントで終わり、VIX恐怖指数も27.8となり、やや上昇傾向です。
バルチック海運指数も900ポイントを割り、875ポイントをつけています。
原油価格もやや低下傾向であり、今月以降シェール企業の大量倒産ラッシュが始まります。
倒産株価1ドルを下回る企業も増加しているようです。
8月21日付の日本経済新聞によれば、先行き懸念で株価が1ドルを下回るシェール企業が増加している。
低格付けのシェール企業は費用を抑え資産売却に踏み切るなどして現金確保を急いでいるが、買い手が思うように見つからない。
直近の株式市場の混乱で株価も下落し続けている。
OPEC加盟国が指折り数えて待っている「シェール企業の大量倒産」は、来月(9月)以降、現実のものになりそうな気配だ。
だが、米国の原油生産が減少する効果より、ジャンク債市場のデフォルト多発がもたらす世界の金融市場への悪影響の方が大きく、原油需要のさらなる減少につながるのではないだろうか。
ジャンク債のエネルギー関連の債券は15%ほどですが、金融機関は5000億ドル保有しています。
これをきっかけに9兆ドル、円にして1000兆円を超えるリスク資産が、次々と爆発するかもしれないと懸念されていますが、この記事でもそれを懸念しているようです。
原油価格は更に下落し、シェールバブルの崩壊に拍車をかける。
中国もアメリカ国債を売却し始めており、株価も下落基調です。
下手をすれば、来週辺りからまずい展開になっていくかもしれません。
昨日、注目されたアメリカの雇用統計が出ましたけれども、失業率は5.1%、非農業部門就業者数は20万人を下回る17.3万人でした。
次回は10月2日発表予定です。
雇用統計を受けて9月の利上げは否定できないと判断した市場が株を売り、272ドル安となりました。
ドルも売られ、円高ドル安傾向を強めています。
来週の初めには、日経平均は売られるのでしょうが、底値を見極めた後、どう動くのかは誰にも分かりません。
果たして徐々に上昇していくのか、あるいは下落基調を強めていくのかは誰にもわかりません。
ただ華々しく株価が暴騰していくというのは、当面なさそうです。
ジョン・ウィリアムズ氏によれば、アメリカ8月の本当の失業率は、「22.9%」であり、先月より0.1%下がっています。
またリンク集に置いておきましたが、8月のU6は季節調整済みで「10.3%」であり、丁度1年前から「1.7%」改善しています。
The ShadowStats Alternate Unemployment Rate for August 2015 is 22,9%
9月1日に出た8月の米ISM製造業景況指数(PMI)は「51.1」であり、50を上回っている限り、業況が小幅に拡大しています。
また9月3日に出た米ISM非製造業景況指数(NMI)は、「59.0」であり、こちらも50を超えています。
原油価格の動向はきな臭いですが、今月の9月16日~17日に開かれるFOMC(米公開市場委員会)で利上げが行われるかどうかは流動的かもしれません。
今のところ可能性としては30%ぐらいの確率で利上げが行われそうな気配です。
しかして上記の記事にもありますが、利上げをすれば、間違いなくジャンク債市場のデフォルト率が上がり、金融機関に打撃となります。
金融機関を救済するためにQE4(金融緩和)を、また始めるかもしれません。
本当に利上げできるのかなという気はしますが、利上げする気ならば、来週後半以降から株価の買い支えが入るはずであり、利上げする気がないか、決まっていない場合は買い支えは入らないかもしれません。
そう言えばジェラルド・セレンテ氏は、利上げはできないと断定していましたね。
ロブ・カービー氏は原油価格の暴落は、リーマン・ショック型の金融メルトダウンを引き起こす。
金融機関の保有するジャンク債の崩壊が始まると、金融機関を救うためにFEDはQE4を開始する。
これがシグナルだと言っていました。
原油という恐竜の死骸と亡霊が世界経済を崩壊させるかもしれません。
当然、日本への影響も甚大なものになるでしょう。
神理は善、利益は悪であり、経済が崩壊の瀬戸際にある時、人が考え、試そうとするのは「戦争」です。
利潤追求の先には「戦争」があり、国益追求の行き着く先にも「戦争」が待ち受けています。
神理は生、利益は死ですから、その通りの結果を人類は得ることになる。
人類の集団自殺であり、世界は人民寺院となって集団自殺の道を歩んでいる。
それもまたみずからの選択です。
これは既存の政治体制と経済原理の致命的欠陥が表面化する時、あるいは人類の霊的未熟が表面化した時、現象化してきます。
資本主義も社会主義も民主主義も片端者(かたわもの)であり、欠陥品です。
だから「神約民主論」を提出している。
単に霊的未熟が戦争を生むだけではなく、制度的欠陥も原因にあります。
人間の側も霊的に未熟ならば、政治・経済の体制も未熟です。
成熟が善、未熟が悪ですから、その通りの結論に導かれるのでしょう。
崩壊後は、ゼウス神の庇護のもとプラトンとアリストテレスが導いてくれた「神約民主論」国家が全世界を制するでしょう。
これ以外の政治体制や人間の霊性を高みに上昇させなければならないはずの宗教は、みな「片端者」の欠陥品です。
目の前に大宇宙として神が厳然と存在しているにも拘わらず、大宇宙が神だと悟れず、悟れないために片端者となり、右往左往してみずからの選択で崩壊し、自殺していく。
近視眼的な盲目性です。
神があまりにも巨大で偉大すぎるために、大宇宙が神だと悟れないわけです。
逆から言えば、人間の方が小さすぎるとも言えます。
人間があまりにも小さすぎるゆえに、その小さい人間の前に大宇宙というあまりにも巨大すぎる存在を目の前に晒されても、人間は、ただ呆けて呆然とし、それが神だと認識できないのです。
神は大宇宙として目の前に永遠に存在しているのですが、具体的に自分の目で見ていても、なおそれが神だと認識し理解することができないのです。
大宇宙があまりにも巨大すぎるがゆえに、それを目の前に「どーん」と見せられても、人間はメデューサに睨まれた兵士のように固まり、動けなくなって、石のようになり、それを神の存在だと理解できない。
大宇宙の広さは神の心の広さであり、自然界は神の心の表現体です。
表現されているでしょ。
目の前に大宇宙が見えるでしょう。
これが神の体です。
肉眼でも見える形で目の前に神が永遠に存在していても、また見ていても、なお人間はそれが神だと認識できないのです。
だから神は存在するだの、いや神は存在しないだの愚かな議論を繰り返してきたのです。
神を信ずるだの信じないだのと言った議論は、すべて大宇宙が神そのものである事実を知らない方々の議論です。
悟れないわけですね。
釈迦のところでハイ・スピリットも言っていたでしょう。
最高霊域の神霊の悟りの特徴は「宇宙即我」であり、大宇宙が神だと悟っている方々がいる世界です。
従って神理とは、大宇宙の構造と仕組み、並びに多次元世界の構造と仕組みの中にしか表現されていないのです。
如来とは、宇宙即我であるがゆえにその構造と仕組みを読み取れるのです。
読み取れるということは、神の心を読み取れるということであり、神理を説ける段階であり、霊域なのです。
だから如来界を「法の世界」というのです。
菩薩界以下では残念ながら、まだ読み取れないのです。
それは彼らの法にも限界として出ています。
法が説けないから菩薩は愛の実践行為とその世界となっています。
ただ菩薩は、自我の相対性を主体にすれば、人類救済はなく、幸福もなく、混乱しかもたらさないことを知っている。
神の心の通りしないと人類救済も幸福もない事実を、みずからの固有の人生を通して悟っているのです。
だから神の心を心とせんとするわけですが、その神との一体感が不十分なために神の法が、まだ説けない。
説けば、悪気はないのですが、どうしても方便になってしまうのです。
だから釈迦か私がやらなければならないのですが、本当は両方やるのがいいのですけれども、色々とごちゃごちゃ問題が生じているようです。
ただ霊天上界におられる仏陀やゼウス神や諸神霊のご協力とご指導のもと、不完全ながら「救世の法の完成と成就」までは行くでしょう。
100%、その意味が分かるとまではいきませんが、60%~70%ぐらいは間違いなく、その意味が分かります。
「救世の法の完成と成就」とは何か?
これを私も説いていかなければならない。
日本でも優れた方々が色々と法を説かれたと思いますが、この「救世の法の完成と成就」の意味と理念までは、まだ分かってないだろうと思います。
これが恐らく今回、完成を見るということです。
ある程度分かりますから、これは預言しておいていいと思う。
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