古代インドの世界観の中でその中心に聳え立っていると言われるスメル山が、1月に噴火しましたが、続いて1月27日にインドネシアのムラピ山も噴火しています。
2月に入っても世界で噴火が続いており、3日にイタリアのエトナ火山が、再び噴火しています。
動画:イタリアの活火山エトナ山が噴火、夜空に赤い溶岩が舞い上がる pic.twitter.com/sWh2wesUTQ
— ロイター (@ReutersJapan) February 8, 2021
インドやインドネシアの水害も酷いですが、中米グアテマラのパカヤ火山の火山活動も活発化しています。
またリング・オブ・ファイアが、うずき始めているのでしょうか。
韓国が、日本を格下げです。
韓国の国防白書、日本を格下げ 「パートナー」から「隣国」に 産経
韓国国防省は2日、2年ごとに発行している国防白書の2020年版を発表した。
日本について18年版で、平和と繁栄に向けて共に「協力していくべきパートナー」としていた表記を、今回は「協力していくべき隣国」との表現にとどめた。
韓国メディアは日韓関係の悪化を反映した“格下げ”との見方を伝えている。
日本と韓国は、永遠に和解し得ない犬猿の仲ですから、文在寅大統領が在任中は、関係は冷え込むでしょうね。
ところで誰だ、このどこかで見たような、見なかったような、ハゲ。
目を擦って、よく見ますと、なんとあのイーロン・マスク氏でした。
だからどうだというわけでもないのですが、少しショッキングと言いますか、意外でした。
この方、禿げていたのですね。
知らなかった人も多いでしょうから、取り合えず、ご紹介を。
徐々に忘れられつつあるトランプ元大統領ですが、トランプ氏の元熱烈な支持者であり、今はトランプ氏を「グズ」、あるいは「並外れた弱虫」と非難している極右組織プラウド・ボーイズが、カナダからテロ組織に指定されています。
(テロ)指定により金融機関による資産凍結が可能になるほか、指定団体と知りながら資産を取り扱えば犯罪になる。
Qアノンの支持者も、今や様々に分裂しています。
バイデン新大統領の就任でQアノンは終了? mashup NY
Qアノン支持者は、誤りだったと気がついた人と、固執する人、「ゴールポストを動かす」人々に分かれたと報告している。
Qアノングループのチャット画面には、
「われわれはおしまいだ」
「トランプにだまされた」
「俺たちは売られた」
「ムカムカする」
「失望以外の何ものでもない」など、大量逮捕がないことを理解した支持者らの落胆や怒りの言葉が並んでいる。
ようやく気づいたの?
Qアノンに良いように利用されただけです。
「救世主」という言葉を使った時点で、もっともらしい言葉で大衆を利用しようとしているな、と感じていました。
アメリカは、8年ごとに救世主みたいなのが出てくんのな。
リボーンのブッシュ、チェンジのオバマ、Qアノンのトランプ。
「イエス、ウィ、キャン」、「チェンジ」なんて、何か世界の根本の根本から変革されるかのように大衆を煽っておきながら、一体何が変わったのか、とええ子して見ておりますと・・・・「オバマ・ケア」。
確かに変わった。
それも直ぐトランプに捨てられましたけど。
忘れられたトランプ氏のように、忘れられているように存在感のないバイデン大統領ですが、早速トランプ氏が脱退した国連人権理事会に復帰しています。
WHOに復帰し、パリ協定に復帰し、イラン核合意にも意欲的であり、真っ当なアメリカに戻ったなという感じです。
ただ去年の12月の9000億ドルのコロナ経済対策と今回の1.9兆ドルの追加コロナ経済対策を合わせますと「2.8兆ドル(294兆円)」と巨額な財政出動となっており、かつてない規模のインフレ圧力と長期金利の上昇圧力が加わることになります。
アメリカの期待インフレ率(BEI)は、既に「2.22%」を超えてきています。
10-Year Breakeven Inflation Rate
テーパリング(金融緩和の縮小)は、来年の第1四半期か第2四半期からが有力視されていますが、BEIの上昇が早いです。
1.9兆ドルの追加対策は、この額がそのまま通ると思っている人は少ないようですが、民主党は既に共和党の支持がなくてもこの法案を通す決議案を可決しています。
米下院が予算決議案可決、共和党の支持なしにコロナ対策承認可能に ロイター
米議会下院は3日、共和党の支持なしに1兆9000億ドル規模の新型コロナウイルス対策案の承認が可能になる予算決議案を可決した。
今後予算決議案は、上院(100議席)で60票の賛成ではなく過半数の支持で承認が可能になる。
50人の共和党議員が全て反対にまわったとしても可決される見通し。
しかしこれほどの巨額な財政出動は、さすがに共和党のみならず、サマーズ氏ら著名なエコノミストも難色を示しています。
米追加経済対策に景気過熱リスク、サマーズ氏らエコノミスト懸念 ブルームバーグ
サマーズ氏は、野心的な経済対策に伴うリスクをバイデン政権の経済チームは認識する必要があると主張。
WP紙への寄稿で「通常のリセッション(景気後退)のレベルを超え、第2次世界大戦時のレベルに近い規模のマクロ経済対策は、過去一世代に経験することがなかったようなインフレ圧力を引き起こす可能性がある」とした上で、「リセッションを招かずに急激なインフレを抑制することはこれまでよりさらに困難ではないかと心配している」と指摘した。
一世代に経験したことがないほどのインフレ圧力がかかる可能性がある。
イエレン財務長官は、そのリスクが顕在化しても、それに対処する手段があると言っていますが、インフレを制御するとは大した自信です。
国債の利回りが上昇すれば、株は下がりますが、BEIと10年国債の利回りを引いた数字が、1%を割れば、金利が暴騰するリスクがあります。
ただ議会は楽観的であり、ワクチンの普及などで今年の半ばまでに経済は、回復し、コロナ禍前の水準に戻ると予測しています。
米議会 経済予測発表 ことし半ばにはコロナ感染拡大前の水準に NHK
アメリカ議会予算局が1日発表した、新たな経済予測によりますと、経済規模を示すGDP=国内総生産の伸び率は、ことし4.6%まで回復するとしています。
これは、74年ぶりの低い水準だった去年のマイナス3.5%を帳消しにするもので、ワクチンの普及や大規模な経済対策によって、ほぼV字回復して、感染拡大前の水準に戻る形です。
V字回復を予測しています。
1月のアメリカの雇用統計が出ましたが、鈍い数字です。
1月の失業率は「6.3%」であり、先月よりも0.4%低下しています。
広義の失業率であるU-6は「11.1%」でした。
半年以上の長期失業率は、失業者全体の「39.5%」であり、上昇しています。
人数は「402万3000人」であり、労働参加率も0.1%下がって「61.4%」となっています。
非農業部門雇用者数は「4万9000人増」となり、予想の10万人を下回っています。
先月の「マイナス14万人」が、「マイナス22万7000人」に下方修正されています。
去年や一昨年の数字が、かなり修正されています。
先月の数字はこうでした。
去年の3月などは、30万人以上も下方修正されている。
全体的に鈍い数字です。
アメリカはV字回復を予測していますが、イギリスは今年の第1四半期のGDPを前期比「マイナス4%」と試算し、1年を通した前年比は「5%増」と下方修正しています。
このイギリスの変異ウィルスが、また変異しておりますので、経済の先行きなど見通せないはずなのです。
英国の変異ウイルスがまた変異、ワクチン効果を弱める恐れ ブルームバーグ
英国で発見された新型コロナウイルスの変異株は世界中で懸念を引き起こしたが、この変異株がワクチンへの耐性を強める新たな変異を遂げた様子だ。
ウィルスも生存をかけて必死のようであり、ワクチンへの耐性を強める変異をしています。
南アフリカ、ブラジルで感染を拡大させた変異株でも変異は見られ、ワクチンや抗体療法の効果を弱め、一度感染して回復した人を再び感染させやすくする作用があると考えられている。
ジュリアン・タン氏は変異株の変異について、「憂慮すべき展開」だと指摘。
「最近の研究で、メッセンジャーRNA(mRNA)技術を用いたワクチンは英国の変異ウイルスに対しても高い効果を発揮することが示されたが、もはやそうならない可能性もある」と述べた。
しかもワクチンは、毎年接種しなければならない可能性が高いようです。
このイギリスの変異種ですが、アメリカでも急速に拡大しています。
変異株は米国内でも他国と同様、10日ごとに倍増するペースで感染が広がっている。
海外渡航歴のない感染者が多く、全米各地ですでに市中感染が起きていると考えられる。
変異株の感染力は従来型より35~45%強いと推定された。
研究者らは、ただちに断固とした対策を講じなければ「今後数カ月のうちに、米国内での新型ウイルス感染症の致死率、り患率に破滅的な影響を及ぼす恐れがある」と警告している。
断固とした対策を取らなければ、今後数か月のうちに致死率と罹患率に破滅的な影響を及ぼすとありますが、2、3か月としても春頃です。
CDCも、アメリカでも3月までにこのイギリスの変異種が、主流になると言っています。
まだまだ予断を許さない感じですが、アメリカではついにコビッド-19での死者が、第二次世界大戦の死者を超えてしまいました。
この記事ではペロシ下院議長が、第二次世界大戦の死者数を「29万人」としていますが、報道機関によって数字が異なっています。
こちらでは「41万8500人」です。
また時事やAFPでは、第二次世界大戦での死者数は、退役軍人省の数字を使っており、「40万5339人」としてます。
報道機関によって数字が異なっています。
いずれにしろ既に死者は「46万5000人」を超えているわけであり、次は最大の死者を出した南北戦争(死者62万人)に向かっています。
世界の感染者も死者数もピークを過ぎたように見えるのですが、専門家の見解は必ずしもそうではないようです。
バイデン大統領の医療分野の顧問であるマイケル・オスターホルム氏は、新型コロナの変異種は、ハリケーン並みの損害をもたらす可能性に触れています。
米疫学者が、国内での「コロナの嵐」発生を警告 Pars Today
オスターホルム氏は、「新型コロナウイルスの変異種はアメリカ国内で感染拡大するウイルスの主流となり、同国にハリケーン並みの損害をもたらす可能性がある」と予測しました。
「新型コロナウイルスの変異種による集団感染の増加は、今後6~14週間のうちに起きるだろう」
集団感染の増加は、1か月半~3か月半後、つまり3月半ばから5月の半ばあたりの間にかけて起こる。
「もし米当局者が国内全域で変異種を制御できなければ、このウイルスの感染拡大の制御は不可能となり、これまでに国内で起きたことのないような状況を目にすることになるだろう」
まだ感染が増加する可能性があるようです。
恐ろしいことを言っています。
取り合えず、ご紹介を。
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