イランが背後で支援しているイエメン・フーシ派の裁判所でトランプ大統領が死刑判決を受けています。
実効性はないのでしょうが、時期が時期だけにギョッとしました。
マティス前国防長官やジャーナリスト殺害の疑惑をもたれているムハンマド皇太子にも死刑判決が出ています。
死刑判決が出たのは、9月30日ですが、その翌日にトランプ大統領は新型コロナに感染しています。
中には9月26日に感染したという方もいますが、海外の報道では10月1日とあります。
翌日にトランプ大統領は、早速一時は深刻な病状に陥っていたようであり、これはアラーの思し召しでしょうか。
ならばトランプ大統領は、アラーに死刑にされるかもしれない。
SNSでは、シンプソンズの予測としてこんな動画が拡散されていました。
Bu Simpsonların kehanetleri doğruysa #Trump bir haftaya ölür aq. pic.twitter.com/9wRx56zLfV
— Ali Erol Kürdülü (@Erlkrdl) October 3, 2020
シンプソンズの予測と言いますか、予言ですが、よく当たることで有名です。
ツイッターには、シンプソンズの予測が正しければ、トランプは1週間で死ぬとあります。
トランプ大統領が棺の中で横たわっておりますが、実はこれはコラ画像であり、シンプソンズのシリーズにはトランプ大統領が死ぬ話はないそうです。
そもそも、トランプ氏が横たわって死んでいる様子が描かれているこの写真は、これまでに放送されたザ・シンプソンズのエピソードのどれからのものでもありません。
それがそうであると主張するすべての情報源は偽物であり、ハフィントンポストなどの評判の良いニュースソースで公開される写真を見せている人もいます。
しかし、これらはすべて偽物であり、作り上げられています。
このシンプソンズの予測は、偽物だそうですが、海外のSNSでは拡散されています。
これを鵜呑みにしている人は、今週の末にトランプ大統領が死ぬかもしれないと思っている。
ただ初期の説明とは異なり、やはりトランプ大統領は、一時深刻な病状だったようです。
トランプ大統領 “一時深刻な状況 その後 大きく改善” 米高官 NHK
ホワイトハウスの高官は、陽性の検査結果が発表された2日は発熱に加え、血液中の酸素濃度が急激に下がり、一時は深刻な状況にあったと明らかにしました。
その後は熱が下がるなど症状は大きく改善していて、今後、数日は大統領の容体を注視する必要があるとの見方を示しました。
一時はホワイトハウスで酸素吸入をするほど深刻だったようですが、その後劇的に病状は改善し、状態は落ち着いていると報じられています。
しかし今後48時間は予断を許さない。
この「今後48時間が鍵」という報道が目立つわけですが、この点についてもこういう曖昧な言葉で濁しています。
司会者から「48時間というのは入院した時点からなのか」と聞かれると、「主治医に代わって話すことはしない」と述べるにとどめました。
その主治医のシェーン・コンリー氏ですが、「トランプ氏はとても元気だ」、トランプ氏は疲れや鼻づまり、せきの症状があったが3日午前時点で改善している。
最近24時間で熱も下がっている、と言っています。
ジョンソン首相の時、容体が急激に悪化したように、新型コロナの特徴として2日~3日で急激に悪化するケースがあります。
特に70才以上の人は、重症化する恐れがあるため現状は経過観察する必要があるようです。
ただ言えることは完全な回復の道のりからは未だ遠く、ここ1週間で改善するのか、悪化するのか、大体明らかになりそうです。
このレムデシビルですが、これはアビガンとは異なり軽症者に投与する薬ではなく、重症患者に投与する薬です。
やはり一時は重症だったんだろうな、と。
ただこのレムデシビルという薬は、かなり危険そうな薬です。
もともとはエボラ出血熱の治療の目的で作られました。
とはいえ、どこの国でも承認はされていなかったので実際に医療機関での使用はされておらず、臨床研究としてコンゴ民主共和国のエボラ出血熱の患者に投与されたのみとなっています。
ウィルスの増殖を抑え、症状の改善効果が期待されている薬だそうですが、報告されている副作用もあるようです。
報告されている副作用では、肝機能障害、下痢、皮疹、腎機能障害などの頻度が高く、重篤な副作用として多臓器不全、敗血症性ショック、急性腎障害、低血圧が認められています。
なんという副作用。
だからどこの国でも承認されておらず、どこの医療機関でも使用されていない。
これを世界のリーダーであるトランプ大統領に5日間も投与するようです。
更にレムデシビル以外の未承認薬もトランプ大統領に投与しています。
賭けに出たとしか見えず、丁半博打になっています。
専門家は「大統領をモルモット扱いしてはいけない」と警告しています。
トランプ氏をモルモット扱いの声も 未承認の抗体カクテル療法とは? AFP
カーラ・ペリッシノット教授はAFPの取材に応え、未承認薬の(人道的)使用が例外的に認められるのは、通常、他の代替療法では効果が得られなかった場合のみだと説明。
「副作用のリスクが非常に高くなるので、私なら、治験段階にある未検証の薬剤の使用には非常に慎重になる」と話した。
公衆衛生を専門とするジェレミー・ファウスト氏は、今回の未承認薬の使用について疑問を呈し、こう述べた。
「大統領をモルモット扱いしてはいけない」
ハムスターのように悪いお医者さんのモルモットになってしまったトランプ大統領です。
しかしトランプ大統領は、早くもビデオメッセージを発し、やつれた元気そうな顔を見せています。
字幕付きです。
頬がげっそりとこけています。
目の下にも隈ができており、黒いです。
パンダか。
サトウキビをあげれば治るかも。
失礼。
改善傾向と言ったり、懸念したりと、結局は病状不明ということです。
イギリスも徐々に新型コロナの脅威が増しており、新規感染者数が初めて1万人を超えています。
10月3日の時点で1万人超えならば、やはり予測されていたように今月の中旬には1日当たり5万人まで増加するかもしれない。
今月から徐々にヨーロッパも深刻さを増していきそうです。
その欧米経済の低迷を見越したように今後、原油需要は減少するかもしれないとして原油が売られています。
1バレル37ドルを割っています。
10月に入り、東京証券取引所の全システムがダウンしたり、トランプ大統領がダウンしたり、欧州もロックダウンに入りそうです。
10月1日には象徴的な事件が3つ立て続けに起こっています。
一番目は東証システムのダウンであり、終日売買が停止されました。
二番目はトランプ大統領の新型コロナの感染です。
世界のリーダーが感染し、それを支えるホワイトハウスでもクラスターが発生し、主要な政府のメンバーが感染の疑いをもたれ、その結果今後政権運営の会議が容易に開けない事態となり、大統領選挙にも影響が出てくることは必至です。
ちなみにニュージャージー州前知事・クリス・クリスティ氏も新型コロナに感染し、入院しています。
三番目は、10月1日にアメリカの政府債務が、節目である「27兆ドル(2835兆円)」を超えています。
単位は「100万ドル」です。
ついに政府債務が「27兆ドル」を超えてしまいました。
10月1日に一斉に起こるというのは偶然でしょうか。
ちなみに今年の最初である1月2日の政府債務は、23兆ドルほどでした。
わずか9ヵ月で3兆8550億ドルも債務が増えている。
まだ今年は3ヵ月残しています。
追加の経済支援策は、大統領選後になってしまいましたが、民主党の2兆4000億ドル規模の支援策が通りますと債務は6兆ドルを超え、日本のGDPを遥かに超えた財政出動となります。
ドルが徐々に売られてくるでしょうね。
民主党の案には航空関連業界への支援策も入っています。
ただ明け方に嫌な夢を見ましてね。
単なる妄想と捉えて頂いて構いませんが、風船のように膨張した地球が神の左手に乗っています。
右手のゴッドハンドには地球の直径よりも長い針と言いますか、キリと言いますか、何か尖った棒のようなものをもっており、それで風船のように膨れ上がった地球を、今まさに刺そうとしていました。
単純に捉えれば、バブルが今後地球的規模ではじけるとも取れます。
なんでいつも地球的規模なんですかね。
あるいは既存の地球が崩壊していくとも取れる。
確かにこのまま現状維持をしていけば、気候が変動した厳しい未来が避けられないでしょうからね。
どこかで前後裁断する必要がある。
日本では西田哲学が前後裁断したようにね。
西田哲学以前と以後とでは時代が断ち切られている。
真理とは時代を前後裁断する価値であり、神の権威確立以前と以後とでは世界と文明は見事に断ち切られる。
元々それが目的でしたからね。
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